小柄の小松です。今回はメガネ・サングラスを使いやすくするグラスコード(メガネホルダー)について。
グラスコードはメガネを首から下げることができ、出先で使わないときにいちいちメガネケースを取り出す必要がない便利なアイテム。
年配の方が使うイメージの強い小物ですが、ファッションアイテムとして取り入れる人が少ないので、上手く使えばいつもの着こなしに新しいテイストを加えることもできます。
そこで今回のグラスコード、かなり細かいところまで作り込まれた完成度の高いものでした。
アセゾネのグラスコードをNL(ニール)と比較【オシャレで使いやすい】
こちらが今回紹介するアセゾネ(assaisonner.)のグラスコード
シルバーとゴールドの2色展開ですが、僕はネイビーの服が多いので相性のいいゴールドを購入しました。
今回の記事では、もともと持っていたニール(NL)というブランドのグラスコードと比較していきます。
ニールは意外と使いにくい
まず僕がもともと持っていたニールのグラスコードの使いにくい点を書いていきます。
ニールのグラスコードはレザーとチェーンを合わせた上品なアイテム。
特に首にかけるレザー部分は肌触りのいいイタリア産のものが使われているので、金属が苦手な人でも使えるよう工夫されています。
実際首に掛けたときにレザー部分がチクチクするということはなく、使う人に寄り添ったデザインにしてあるのだと思います。
けれど問題はレザーの大きさとチェーンの質感。
レザー部分は短めで、チェーンは少し長め。
このサイズ感だと、メガネを掛けているとチェーンが首に当たってチクチクすることがとても多いのです。
チェーン自体は結構太めなので、首に当たるたびにザラザラと擦れて、これが結構なストレス。
遠くから見たときには目立つので装飾としてちょうど良さそうに見えますが、使いやすさという点では結構不満が溜まっていました。
そこで今回紹介する右のアセゾネグラスコード。ほぼ同じに見えますが、細かいつくりはだいぶ違います。
上記のニールの問題点を見事に解決した、かなり使いやすいデザインだったのです。
大きなレザーと細身チェーンの上品なバランス
ここから実際に2つのグラスコードを比べていきます。左がニール、右がアセゾネです。
まず首にかけるレザー部分。ニールは18cmでアセゾネは26cmです。
アセゾネのほうが長くて幅も広いので、首に掛けたときにキレイに添うよう工夫されています。
そしてチェーン。ニールは片側24cmでアセゾネは21cmほどです。
レザー部分が長く、チェーンが短いという形にすることで、チェーンが首に当たりにくい構造になっているんですね。
しかもアセゾネのチェーンは幅もかなり細いので、首に当たったとしてもニールほどストレスを感じることはありません。
遠くから見るとこのような感じ。
次の項目で書きますが、アセゾネは光の反射で適度に目立つレベルに留まっています。
すべてをデザインと捉えた高級感
アセゾネのグラスコードは1つひとつのパーツを意識的にオシャレなデザインとして捉えてるように感じます。
まずレザー部分ですが、中央に細い糸で縫われたステッチがあります。
洋服もそうですが、無地のものほどノッペリした印象が出がちです。そこであえて中央にステッチを入れることでそれを解消しているという仕組み。
革自体も柔らかく適度なシワがあるので、最初から使い込んだかのような風合いがあります。
チェーンとの繋ぎめはかなり細かいデザイン。ニールと比べるとさらに際立ちますね。
レザーを折り曲げてボタンで補強してるのも、チェーンのゴールドと統一感を持たせ、メリハリをつけるためだと思います。
上に書いた通りチェーンはかなり細いのですが、光の反射でちらりと明るくなる。細くても十分な存在感があります。
男性のファッションはシンプルな服装が好まれやすいですが、ゴールドの主張が強すぎるとイヤミな印象が出る可能性があるので、これくらい控えめなほうがバランスがいいといえます。
使うときの注意点ですが、先端のゴムをメガネのテンプル(耳にかける部分)に通して使用します。
ゴムはゆとりのあるサイズになってるので、テンプルが太いメガネでも問題なく通せます。
通した後は中央の金属をキュッと寄せて、しっかり固定させます。通しただけだと眼鏡がズレやすいので、絞りは必須といえます。
顔まわりに自然な装飾をプラスしてくれるグラスコード。
上品さと使いやすさが上手く合わさったこのアイテムがあれば、手持ちのメガネ・サングラスの魅力をさらに引き出してくれるでしょう。アセゾネ グラスコード