小柄の小松です。
今回の記事は「初秋のサンダルの使い方」についてです。
暑かったり寒かったりが続く微妙な季節は、体温調節が難しいもの。
けれど秋はじめなら、夏用のサンダルを使っても違和感があまり出ないコーディネートをつくれます。
考え方はとてもシンプルですが、夏はじめと混同しやすいので基本的な部分だけ紹介したいと思います。
メンズの秋のサンダル着こなし3選【長袖・短パン・黒い服】
ということで秋はじめのサンダル使いについてのまとめ記事です。
例として使うのは上のエナメル素材のサンダル。
エナメルは涼しさ・軽さを感じさせてくれる素材ですが、秋に使おうと思えば使えます。
長袖と合わせるのが1番簡単
まずサンダルを使うときに1番簡単なのは、長袖のトップスを合わせることです。
夏のサンダルは半袖の服と合わせることが多く、実際そのイメージも強い。
そこで秋らしさをどこかに足すために長袖を使う。これが1番簡単なアプローチだといえます。
たとえばこういったパーカーなどでOK。
黒いパーカーは春夏に使うと重たい印象が出ますが、逆にいうと秋冬らしさをプラスできるということでもあります。
ただしパーカー自体はスーツとは真逆のラフで子どもっぽいアイテムなので、この場合はスーツ要素のあるスラックスを合わせてあげるのがいいでしょう。
残りの2つの方法も長袖を使ってます。かなりシンプルな話ですが、秋らしさを出すうえでは特に簡単な方法だといえるでしょう。
短パンを使ってもOK
次に短パンを使ったパターンです。これも結構便利です。
短パン・サンダルと聞くといかにも夏っぽい組合せに感じますよね?
けれど上と同じように長袖で秋らしさを出せば特に問題ありません。
上ではスラックスを使いましたが、短パンに入れ替えただけ。
同じようにパーカーを使ってますが、首元が高くなってる洋服も秋冬らしさをプラスしてくれるので結構便利です。
初夏でも似たような発想が使えますが、トップスの色を暗くすればより初秋らしさを出すことができます。
ただし上下を暗い色にすると地味になってしまうので、バッグなどの小物で少し明るさが出るようにしました。
このバランスは合わせるトップスによって変わってきますが、短パン・サンダルという組合せでも初秋の雰囲気は作れるといえるでしょう。
キメすぎな服をサンダルで緩和する
同じく長袖ですが、今度は服の印象を和らげるというアプローチです。
サンダルは服装に涼しさ・軽さをプラスしてくれるので、逆に重たくてキメすぎな印象のある服を合わせればバランスが取れることがあります。
わかりやすいのが黒シャツです。
シャツはスーツの大人びた要素がある服ですが、白より黒のほうが大人っぽさが強い。
単体で使うとキメすぎなくらいなので、それをサンダルで和らげてあげれば程よくラフな着こなしをつくることができます。
本格的に寒くなってきたらサンダルだと厳しいですが、中途半端な季節はこういう極端な服をサンダルで”ハズす”というのもおもしろいでしょう。
黒い服との組合せだらけになってしまいましたが、これらが一番やりやすい方法です。
黒以外でもOKな場合はありますが、まずは手持ちの長袖の黒服をベースに着こなしを考えてみるのがいいと思います。
ということで今回のポイントは…
・長袖と合わせるのが基本
・短パンでもトップスを暗くすればOK
・単体でキメすぎになる服と合わせる
以上、夏から秋の繋ぎめを乗り切る3つの方法でした。どれもサンダルの「涼しい・軽い」という印象を活かすという考え方です。
こういった組合せは使える期間が短いですが、この考え方で暑さ・寒さを乗り切れればと思います。