小柄の小松です。今回は「バケットハットの失敗しない選び方」について。
街中で少しずつ見かけるようになったバケットハット。
でも実際にかぶってみると「自分には似合わない」と感じて諦めてしまうこともあると思います。
そんなバケットハットですが、選び方のポイントをおさえれば自分に合うものを見つけることができます。
大きくわけて3つのポイントを紹介していきます。
バケットハットの選び方3つのポイント【顔が大きい似合わないメンズ向け】

ハットだけじゃなく、帽子全般が似合わないと感じてる人は多いと思います。
特に黒髪・短髪の男性ほど悩んでいるはず。実は帽子って明るい髪・長髪の人ほど似合う確率が高いんです。
1つずつポイントを紹介しますが、その基本は「悪目立ちさせず、デザインの入ったものを選ぶ」ということ。
これを頭の片隅に入れながら読んでみてほしいと思います。
高さ×ツバの長さ

まずはハットのサイズについて。
僕自身がそうですが、まず顔が大きい人は単純にかぶれる「広さ」に注目すると思います。
そこは誰でも気にするところですが、さらに気をつけてほしいのが「高さ」と「ツバの長さ」です。
サイズを意識するだけで、帽子選びの80%くらいはクリアできます。

まず高さについて。ここはクラウンと呼ばれるようです。
そのクラウンが「適度に高いもの」を選んでみてください。
浅すぎるとハットに対して顔の見える面積が増えて、対比で顔が大きく見えやすいからです。
基準は目元が隠れるか隠れないかくらい。
あまりに深いハットだと単純に視界が悪いですし、目元が見えないとちょっと怪しい雰囲気が出ることもあります。

次にツバの長さ。ハットを選ぶときはツバが「適度に長いもの」を選んでみてください。
高さと似てる話ですが、ツバが短すぎると相対的に顔が大きく見えやすい。
逆にツバが長すぎると、ハットの主張が強くて悪目立ちしやすい。キメすぎになるという理由もあります。
明確な基準はちょっと難しいですが、僕の持ってるハットだと5.5cm。ツバの長さは1cm違うだけでかなり印象が変化します。
顔まわりは特に目立つ部分の1つです。しかもハットは他の帽子よりも目立ちやすい。なので慎重に選ぶ必要があります。
これらは顔の大きさによって変わる話です。まずは「高さ」と「ツバの長さ」を基準にしてみてください。
ブラック×大人っぽい素材

次に色・素材について。
まず色は簡単です。はじめてハットをかぶるなら”ブラック”を選んでみてください。
バケットハットはアウトドア向けの帽子ですが、黒を選べば大人っぽく見えるという特徴があるからです。
白だと膨張して目立ちすぎてしまう。ネイビーだと色は近いですが、少しラフになるしネイビーの色味によって合わせやすさが変わってしまう。
もちろんハット使いがうまい人は他の色でもいいと思います。ただやっぱりブラックが1番使いやすいのは間違いありません。

次に素材について。これもなるべく「大人っぽく見える素材」を選んでみてください。
バケットハット自体がウールハットよりラフに見える帽子。なので素材に大人っぽさがあれば「適度に上品に見えるハット」にできます。
具体的にはゴツゴツしたデニム生地より、レーヨン・ナイロンなどツルっとした生地のほうが使いやすいです。

単純に見た目がツルっとしていれば問題ないかと思います。
僕の持ってるハットは、素材がコットン・ポリエステルの組合せです。
あまりにシャカシャカしてると子どもっぽく見えやすいので、適度にハリのある、形が安定したハットを選ぶのがいいでしょう。
無地よりワンポイント入ったものを

最後にデザインについてです。
ハットに関しては「ワンポイント装飾が入ったもの」を選んでみてください。
無地のほうが大人っぽく見えますが、何の装飾もないと顔まわりがノッペリして違和感が出やすいからです。

ここで重要なのは、帽子をかぶると「髪型が隠れる」ということ。
顔まわりには無数の髪の毛が集まってるので、自然と地味に見えないようになってます。それをハットで隠すと、ハットの部分だけがノッペリしてしまう。
そもそもハットは長髪・茶髪な人のほうが似合いやすい。
ハットをかぶっても、見えてる髪の毛だけで十分に立体感が出るからです。同じ理由でヒゲが生えてる人も似合いやすい。

なので黒髪・短髪の人は最初からデザインの入ったハットを選ぶのが簡単。
ほんの少し入ってるだけでOKです。シルバーやゴールドでもいいですし、白やベージュでも問題ありません。


以前の僕は白いロゴ入りを使ってました。
いまはより大人っぽく見せるためにゴールドのものに変えました。
もしなければピンバッジなどを使うのも効果的です。
形と素材だけ優先してハットを選び、あとから自分の好きなバッジを買うというのもアリです。
・サイズ選びは高さ×ツバの長さ
・ブラックで大人っぽく見える素材
・デザインはワンポイント入ったもの
ぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。
