小柄の小松です。今回はジーンズの裾をまくるロールアップについて。
「ロールアップを太めにやってみたい」
「でも脚が短く見えるのはイヤ」
「そもそもハードルが高い」
こういった悩みを解決できるような方法を紹介します。
だいぶハードルが低いので、抵抗がある人でも問題ないかと思います。
デニムのロールアップ(幅太め)は似合わない?【メンズは黒ジーンズが簡単】
ということでロールアップ(幅太め)を取り入れた着こなし提案です。
下記に使用アイテムを載せてますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロU:ラグランVネックカーディガン(L)
soe:レギュラーカラーシャツ(1)
soe:スリムフィットジーンズ(1)
adidas:スーパースター80s(25cm)
ユニクロU:ナイロントートバッグ
ユニクロ:バスキアチャーム
LOEWE:レザーブレスレット(スモール)
amp japan:オーバーラップリング
amp japan:イヤーカフ
assaisoner.:グラスコード
Paul Smith:コンビメタルハーフリム
この着こなしで気を付けたポイントを書いていきます。
裾をまくるメリット・デメリットとは?
まずパンツの裾をまくる”ロールアップ”の良い点・悪い点を整理してみます。
まずメリットですが、ロールアップすると長い裾丈をコンパクトにできること。
当たり前といえばそうですが、パンツの丈は引きずるような長さより、短いほうがスッキリして見えるもの。
お直し屋さんなどで”丈詰め”してもらうのもアリですが、ロールアップならお金をかけなくてもその場で裾丈を短くできるんですね。
もう1つのメリットは着こなしにアクセントを足せること。
たとえば青いジーンズは裏地が白かったりしますが、ロールアップすれば色が切り替わりますよね?
そして色数が増える=明るい印象がプラスできるということ。
洋服にそこまで興味がない人も自然にやってることですが、綺麗にまくれば着こなしのアクセントとして重宝するテクニック。
上の着こなしはシンプルな服が多いですが、ロールアップしなかったらもっと地味に見えるはず。
特に秋冬のような暗い服が多い時期はコレが絶大な効果を発揮してくれる。
たかがロールアップですが、長さ調整とアクセントという2つのメリットがある。シンプルだけどとても便利な方法といえるんですね。
ただしこのロールアップ、まくる幅が太すぎるとデメリットが出てきます。
ロールアップは下半身にアクセントを足せるわけですが、太すぎるとそこに目線が集中してスタイルが悪く見えやすい。
洋服の着こなしは顔まわりに視線がいくほどスタイルが良く見える傾向があります。
だから顔まわりに視線誘導できるアイテムが便利なんですが、太いロールアップをするとどうしても足元が目立ってしまうんですね。
https://cubki.jp/profiles/yun
太めにまくることを”極太ロールアップ”と呼んだりしますが、これは女性だと比較的簡単にまとめることができます。
女性って髪が長いor明るい人が多いですよね?そういった人は顔まわりに視線誘導できる要素を最初から持っている。
ピアス・ネックレスなど、華やかなアクセサリーを自然に付けられるのも女性の良いところ。顔まわりの小物が多ければ極太ロールアップが目立ちにくいからです。
つまり逆にいうと、黒髪短髪の男性ほど難しい。視線誘導できるアイテムが少ないですからね。
なので女性の真似をしてもそのままOKとは限らないのです。
黒ジーンズなら意外と目立たない
男性の極太ロールアップは難易度が高いですが、ジーンズの選び方を工夫すれば割と簡単です。
1番簡単なのは黒いジーンズを使うこと。特に表裏どちらも黒いジーンズですね。
当たり前ですが、これなら太めにロールアップしても切替があまり目立たないからです。
黒いジーンズは使いやすいですが、そのままだとどうしても地味な印象が出やすいもの。
けれど普通にジーンズを穿くよりは確実にアクセントをつけることができます。
ちなみに幅は11cmほどあります。
結構太めにロールアップしてますが、色が同色だと意外と目立たないんですよね。
そもそも男性は女性より自然な服装を求められる傾向があります(といいつつ明るいチャームを使ってますが…),
パッと見はわからないレベルですが、ロールアップに関してはこれくらいに留めておくのがちょうどいい塩梅といえるでしょう。
ストレートジーンズを靴に”かぶせる”
またロールアップするときは靴との繋ぎめもポイント。具体的にはパンツを靴に”かぶせる”のがベターです。
黒いジーンズを使っているとはいえ、足首が出るとこまでロールアップすると短足に見えやすい。
けれど靴とパンツを同色にしてかぶせれば、脚の長さがバレにくくなるのです。
今回は足元が白いスニーカーを使ってますが、上半分が黒なのでパンツとの境目を繋げることができてます。
もちろん黒い革靴・スニーカーでもOK。今回は着こなしが白黒ベースなので、地味になりすぎないよう白黒スニーカーを使いました。
ちなみに靴にかぶせることを考えると、パンツは”ストレートジーンズ”を選ぶ必要があります。
裾先が細いスキニージーンズとかだと、靴にかぶせるだけの裾幅が足りないことが多い。
けれど裾幅がほどよく緩いストレートジーンズなら、かぶせるための余裕があります。
とはいえ必ずしも「ドカンのように太いジーンズ」にする必要はありません。
ストレートジーンズとはいっても、上にいくほど裾幅は少し広がるもの。
つまり極太ロールアップをすれば、多少細くても靴にかぶせられる場合があるわけです。
ちなみに僕のように短足だと、極太ロールアップはやりやすいです。
身長が高くて脚長だったら、パンツによってはロールアップする丈が足りなかったりしますよね?
低身長・短足だと股下が長すぎて困ることは多いですが、極太ロールアップに関しては僕らのほうが有利。
スタイルが悪い=デメリットと思いがちですが、着こなしによってはそれがメリットになることも多いんですね。
ということで今回のポイントは…
・極太ロールアップは男性ほど難しい
・黒ジーンズなら意外と目立たない
・ストレートジーンズを靴に”かぶせる”
あくまで提案ですので悪しからず。
ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。