小柄の小松です。今回はパーカー型アウターを着こなすポイントについて。
ユニクロのブロックテックパーカーなど、丈の短いパーカー型アウターはサラッと羽織れて便利ですが”フードが寝ている”とダラしなく見えるという欠点もあります。
けれどこのデメリットは”合わせるトップスの選び方”を知ってるだけで綺麗なバランスを取りやすくなるんです。
ユニクロのブロックテックパーカーの”頼りないフード”を誤魔化す方法【メンズコーデ】
ということでを使った着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロ:ブロックテックパーカー(M)
ABA HOUSE:アルビニ交編ストライプシャツ(46)
UNITED ARROWS:ジャージー1プリーツパンツ(M)
adidas:スーパースター80s RECON(25cm)
ランバンオンブルー:A4レザークラッチ
JINS:ワイドシートメタル
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
明るいトップスで”フードだけを目立たせない”
今回ブロックテックパーカーの着こなしを紹介してますが、このパーカーの欠点はジップを開けてるとフードが寝てしまうこと。
パーカーはフードにボリュームがあるほど綺麗な形に見せやすいですが、パーカーの生地が薄いとどうしても上のような形になってしまうんですね。
そこで重要なポイントが合わせるトップスを”明るい服”にすること。
かなりシンプルな話ですが、こうすることでフードの形だけが目立たないように誤魔化すことができるんです。
あらためて見てみると、パーカーより明るいシャツのほうが目線が行きやすいのがわかるかと思います。
ちなみに秋冬の着こなしでこういったパターンを紹介したことがありますが、ブロックテックより肉厚なパーカーなので暗い色のセーターでもギリギリ成立する形でした。
ただし、このときは首元から白Tシャツをチラ見せしています。つまりどちらも明るいトップスを使ってフードの形を誤魔化すというパターン。
春であれば明るい服を着る機会が多いと思いますが、秋のような暗めのトップスを着る時期はシルエットが崩れやすくなるということになります。
https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/425029?color=09&size=004&utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP
ちなみにブロックテックパーカーの着用画像を見ると、ほとんどのトップスが明るい無地orボーダー柄になっています。
オレンジよりも明るい白を使ったり、白いラインのボーダーTを合わせたりと、実は相性をよく考えた組合せ。
ユニクロやブランドの公式画像からも学べることは意外と多いので「なんでこの組合せにしてるんだろう?」と考えてみると新しい発見があったりします。
どこか1点が目立つなら明るいトップスで誤魔化す。シンプルですが、意外と誰も教えてくれないポイントです。
“Vネック型”の服は顔が大きく見えない
明るいトップスを合わせるだけでまとまりやすくなりますが、それでも違和感がある場合は”Vネック型の服”を合わせてみてください。
ここでいうVネック型とは文字通り、首回りがV字に開いてる服を指します。
シャツ・Tシャツどちらでもいいのですが、首まわりがスッキリしてると着こなしが綺麗にまとまることが多いからです。
今回の場合はシャツのボタンを開けて、首回りがV字になるようにしています。
フードが寝ているとはいってもパーカーで顔まわりにボリュームが足されているのは間違いない。
僕は顔が大きいので、もし首まわりがいまより窮屈になったら一気に大顔に見えるのが想像できるかと思います。
他にも効果的な方法はありますが、パッと着て成立させたい場合は”明るいVネック型のトップス”を合わせる。これが手っ取り早い方法です。
ブロックテックパーカーはとても優れたアウターですが、今回のようにちょっとした工夫をする・しないで着こなしのバランスは大きく変わります。
明るい色やトップスの形に気をつけつつ、快適なアウターを活かせる組合せを模索してみてください。