小柄の小松です。今回は低身長男子が使うクラッチバッグの大きさについて。
大人びた印象をプラスしてくれるクラッチバッグですが、たった1つポイントをおさえるだけでバランスの取り方が激変します。
小さめのクラッチバッグと比較して確認していきます。
小顔に見せたいなら大きいクラッチバッグ

もしあなたが少しでも小顔に見せたいなら、クラッチバッグは大きめがオススメです。
その理由は、バッグが小さいと相対的に顔が大きく見えてしまうからです。

左が一般的な小さいクラッチバッグで縦横22×28.5cmのもの。右が縦横25.5×35.5cmです。
上半身にだけ注目してみてください。洋服は同じものを合わせていますが、右のほうが顔が少し小さく見えます。
顔まわりに大きいものがあると対比効果で小顔に見えるという考え方がありますが、これは顔から離れたアイテムでも同じことがいえるんですね。

丈の長いコートに合わせたときでも同じ。バッグ1つ持つだけで顔は小さく見せることができます。
バッグがあまりにも大きすぎると身長との違和感に繋がるので何でもいいわけではないんですが、大きめクラッチのほうが体型をスッキリと見せてくれるのは事実。
少しでも小顔に見せたい方は大きめのクラッチバッグを選ぶようにしてみてください。
理屈は靴と同じ

クラッチバッグが大きいほうが小顔に見せやすいといっても、少しわかりにくいと思うので、靴でも説明します。
上の服装で履いている靴はダンスシューズという小さめの革靴。バッグを肩がけしてますが、ここでは頭と足先に注目してみてください。
この服装は失敗例なんですが、頭と足先を比べると足の方がボリュームが少ないことがわかります。
にもかかわらず、頭は帽子をかぶっていることでボリュームが出ている。こうすると頭と足先が対比されて、顔が必要以上に大きく見えてしまうんです。

もう1つ失敗例を紹介します。今度はローファーです。
大きめのクラッチバッグを使っていますが、足先にボリュームがないのでこちらも顔が大きく見える原因になってしまっています。
低身長男子はそもそも頭身が低いので、こういった先端のアイテムの大きさが体型の悪さを加速させやすくなるんです。
軽い靴のほうがラクなのは間違いありませんが、先端のシルエットが細すぎるとスタイルが悪くなる。バッグでも靴でも同じことが起こります。

小さいクラッチバッグはダメなのか?

では小さめのクラッチバッグは絶対にダメなのかというとそうでもありません。
この服装のようにバッグの先端を持てば顔は大きく見えません。斜め持ちすることでクラッチバッグの面積を大きく見せているからです。
といってもこの持ち方はあまりオススメできません。この状態をキープするのはほぼ無理ですし、落としたり防犯上でも不安があるので。
斜め持ちしたとしても着こなしによってはバランスが取れないことも多い。顔が大きい低身長男子には小さめクラッチはハードルが高いのです。

クラッチバッグは大きさに気をつけるとバランスが取れて小顔に見せられる。持つだけで体型のコンプレックスを解決してくれます。
使っているクラッチバッグの特徴はこちらの記事で紹介しているので、気になる方はご覧ください。
