小柄の小松です。今回は服装がワンパターンになってしまう場合の解決策について。
以前こんなツイートをしました。
「あと1点洋服を買い足せば新しいコーデができる」と考えてしまうけど、とある方は新しい服を買ったら手持ちの服全部と合わせてみて、意外な組合せができることに気づいて、そこからさらに深掘りしていくらしい。
洋服の着こなしが増えない原因は量じゃなくて、きっと1着に向き合った回数だ。
— 小柄の小松 (@komatsu162) July 2, 2019
「あと1点洋服を買い足せば新しいコーデができる」と考えてしまうけど、とある方は新しい服を買ったら手持ちの服全部と合わせてみて、意外な組合せができることに気づいて、そこからさらに深掘りしていくらしい。
洋服の着こなしが増えない原因は量じゃなくて、きっと1着に向き合った回数だ。
こちらを深掘りしていきます。
新しい服は持ってる服全部と合わせるのが理想

ツイートの通り、買った服は手持ちの服全部と合わせるのが理想です。
洋服は基本的に組合せ方が大事なので、実際に合わせてみないとそれがハマるかどうかはわからないからです。

僕自身、持っていた白Tシャツの着丈をお直しするために、3着のアウターと合わせてみて理想の長さを見つけることができました。
そのあと他のアウターとの相性も試してみたところ、ほぼ全部問題ない組合せになることがわかりました。
ただ洋服の数があまりにも多い場合、上下全部の組合せを試すのはなかなかハード。
その場合は次の3つを意識するだけでも着こなしの幅を広げることができます。
①トップスだけでも合わせる
②買う量を減らしてみる
③使いやすい物を買う
1つずつ深掘りしていきます。
①トップスだけでも合わせる

上にも書いたことですが、とりあえず上半身に着るトップスだけでも全部合わせてみるのがいいです。
なぜなら服装の印象を1番変えてくれるのがトップス・アウター類だからです。
たとえば新しくTシャツを買ったら、そのままジャケット・コートを羽織ってみる。アウターを買ったらとりあえず持ってるTシャツと全部合わせてみるなどです。

夏用のTシャツを買った場合は、持ってるパンツ全部と合わせてみるのがいいでしょう。
組合せが子供っぽくなってしまったら、靴を履き替えてみればうまくいくこともあります。
面倒な作業ですし、すべての組合せがピタリとハマるとは限りません。ですが闇雲に新しい服を買って1回しか着ないというパターンよりは建設的。
新しい服を買ったらトップスだけ、パンツだけでも合わせてみるのがいいです。
②買う量を減らしてみる

根本的な話になってしまいますが、そもそも服を買う量を減らすというのが効果的です。
大量に持っているとクローゼットの奥に眠っている服に気付かず、合わせようという発想すら出てこないからです。
僕はいま洋服を買い直している最中ですが、1年通して着こなしを十分に楽しめる服の量は、50点ほどあればいいという結論に達しました。靴や小物も含めてです。
1年で50点というのは洋服好きの方からしたら少ないと感じるかもしれません。ただ、こうすることで服の組合せを考えざるを得ない状況に持っていけます。
この方法は低身長男子ほど実践しやすいです。着れないサイズや合わせ方が難しい服が多いので「これは買わなくていいかも」とブレーキをかけやすいからです。
持ち物を最小限にするミニマリスト的な発想ですが、そもそも買う量を減らしてみるというのも効果的です。
③使いやすい物を買う

服を減らすのは難しいという場合は、最初から使いやすい物を買うという方針も考えてみてください。
合わせやすければ重ね着したり小物同士を組み合わせたりできるので、試す前からイメージを膨らませることができるからです。

たとえばこういった柄のないシンプルなシャツ。
1枚で着るだけでなく、重ね着もできる着丈。ボタンを開けても使えるのでこれだけで3パターン思いつきます。



小物だとこういったキーリング。
バッグにもパンツにも付けられるので、着こなしの”味付け”として活躍してくれます。

もちろんすべての服を使いやすさだけで選ぶ必要はないと思います。ファッションを楽しむという目的を見失ってしまうので。
ただ、あまりにも個性的な服をノリで買ってしまうと、合わせ方が限定されるのは事実。

たとえば僕が昔持っていたユニクロの柄セーター。
クセの強い服だったので、合わせる服をモノトーンにしないとバランスが取りづらかった。使える場面はかなり絞られていました。
こういったことが重なると、クローゼットが使いにくい服だらけになってしまいます。なのでどうしても欲しいという物以外は使いやすさ重視で選ぶのが一番です。
洋服は買うのも着るのも楽しいですが、あったぶんだけ着こなしが増えるとは限りません。
「これ本当に欲しい?」とブレーキを踏みつつ、ファッションを楽しめる合わせやすい服選びを目指してみてください。