ファッション

スラックスとポロシャツのコーデを”おじさんぽい”と思わせない合わせ方。

小柄の小松です。今回はグレースラックスを”休日のお父さんに見せない”着こなしについて。

程よい明るさのあるグレースラックスは黒・ネイビーとは違った雰囲気を楽しむことができますが、組合せによっては”おじさんぽいイメージ”を持たれる可能性もあります。

特に似たような印象のあるポロシャツを合わせるとそのイメージに近づきやすいですが、いくつか工夫をすれば”おじさんぽさ”を減らすことは可能です。

スラックスとポロシャツのコーデを”おじさんぽい”と思わせない合わせ方。

ということでグレースラックス+ポロシャツを使った着こなしを提案します。

下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。

使用アイテム
ユニクロ×ガーメンツ:ドライカノコボーダーポロシャツ(S)
ユニクロ:コットンノースリーブT(XL)
ユニクロU:ワイドフィットテーパードパンツ(70)
ヘンリー&ヘンリー:エナメルタッセルサンダル(39)
ユニクロU:ナイロントートバッグ
テンデンス:ラウンドガリバー
Paul Smith:ブルーレンズサングラス

この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。

“休日のお父さんの服装”を避ける

繰り返しになりますが、今回はおじさん・休日のお父さんなどのイメージから遠ざけることが最大のポイント。

洋服の着こなしは”特定のイメージ”に引っ張られるとオシャレな服装に見せることが難しくなるからです。

今回グレースラックスは暗すぎ明るすぎない色、ポロシャツは程よくデザインが入ったボーダー柄のものですが、それでもイメージに負けてしまう可能性は高い。

まず白Tシャツを重ね着していますが、これは単純に明るさをプラスするためです。

グレーとネイビーだけでは暗い印象が強いので、もっとも明るい白をチラ見せすることで地味にならないようにしています。

とはいえ首元から白が見えてると”ダラしない肌着”のような印象になりかねません。

けれど今回は首元・裾の両方から白を出すことで”着こなしとしての重ね着”に見えるようにしています。

どちらか片方だけ見せるのがアリなときもありますが、地味な印象を避けるためには、白を散りばめるという方法が効果的です。

小物使いで”若さ”をプラスする

ここからが重要なポイントですが、今回は小物を使って”若い印象をプラスする”というアプローチをしています。

ポロシャツ・グレースラックスという組合せは固定してるので、他でバランスを取るとしたら顔や腕まわりの小物で微調整するのがいいでしょう。

ということで顔まわりはサングラス、腕時計はビジネスでは使わないような形のものを合わせてます。

サングラスは普通のメガネよりもスポーツの若い印象が強く、時計もデザイン性が強い大振りなもの。

こんなふうに”目立つ先端”で工夫するだけでも、おじさんぽさを減らすことができるんですね。

ただの”コンビニ着”に見せないエナメルサンダル

さらに靴はサンダルを合わせていますが、これもおじさんぽさを避けるため。

ただし、今回少しひねりのあるアイテムを選んでます。甲の部分がエナメル素材のサンダルにすることで”コンビニに行く服装”に見えにくいようにしました。

普通なら足元だけが妙に目立ってバランスが悪くなりやすいですが、サングラスや腕時計など、サンダルに負けない小物を合わせることで悪目立ちを防ぎました。

上下の服は地味めですが、顔・手首・足首のアイテムに装飾があるだけで華やかな印象をプラスすることができます。

ちなみにバッグは光沢のあるナイロン素材のもの。

大きめのトートバッグですが、半分に折り畳んでクラッチバッグのように手持ちしています。

レザーのクラッチバッグも試してみましたが、やや明るいグレースラックスが浮いてしまうように感じたので、ナイロンバッグを選びました。

“おじさんぽい”という点でいうとクラッチバッグもそれに当てはまるアイテム。

けれどナイロン素材にすることで、集金用のクラッチバッグの印象が出ないというメリットもあります。

このようにアイテムの素材で変化をつけてあげると、特定のイメージに引っ張れるのを防いでくれます。

少し抽象的な表現ですが「おじさんぽいスーツ要素をスポーティな小物で中和する」というのが今回のアプローチ。

1つひとつは地味ですが、小さなことを積み重ねれば全体の印象を大きく変えてくれたりするんですね。

ということで今回のポイントは…

・”若さ”を出すことを基準にする
・スーツ要素と真逆の小物を合わせる
・アイテムの素材で変化をつける

ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。

 

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