小柄の小松です。今回はストレスなく着れてトレンドも押さえられる無地Tシャツについて。
「Theベーシック」といっていい無地のTシャツ。けれと出してるブランドがあまりに多すぎて、どこでどの色を買おうか迷ってしまう人もいるはず。
特にカラー展開が豊富なのはユニクロですが、今回はユニクロに負けない良品を”ヘインズ”から紹介します。
ヘインズBeefyTシャツのBeauty&Youth別注カラーはユニクロUに迫る完成度
こちらが今回紹介するヘインズ×Beauty&YouthのBeefyTシャツ
身長162cmの小松はベージュのMサイズを購入しました。
「ありふれた別注」ではない2つのポイントとは?
http://www.hanes.jp/products/beefy-t/
そもそもBeefy(ビーフィー)は肌着メーカーHANESが展開する定番アイテムの1つ。
ライトオンやジーンズメイトなど、低価格な洋服を扱う店で必ずといっていいほど見かけるヘインズ。
その中でも根強い人気を誇るのがBeefyです。
パッケージに牛のマークが書かれているので、1度は見たことがあるという人が多いかもしれません。
今回はアパレルショップが”別注”してるわけですが、これだけ聞いてもテンションが上がらないという人もいるかと思います。
洋服界隈ではよく見かける”別注”という表現。
本来は独自のアプローチを加えた”特注品”のはずなのに、実際は脇にタグだけ足すなど変わり映えしないアイテムも少なくありません。
実際ZOZOで調べると、チャンピオンとかグラミチの別注ってたくさん出てきますよね。
「そのほうが売れる」という背景があるらしいんですが、せっかく別注するならもう少しオリジナリティのある服にしてほしい。
服好きな人ほどそう感じるのではないでしょうか。
そこで今回のBeefyですが、元のヘインズと違う大きな別注ポイントが2つあります。
まず1つが色のバリエーション。
ヘインズ自体は洋服のトレンドをあまり意識していない印象があります。
けれどBeauty&Youthはその年のトレンドカラーを別注することで、ヘインズの魅力をUPさせているのです。
この別注シリーズは2020年もやっていたらしいですが、2021年のイチオシはこの色。
表記上はベージュとなってますが、その色味はピンクやグレーを取り入れた独特のカラー。
グレージュといってもいいし、ピンクベージュといってもいい。どことなく紫が入ってるようにも感じます。
この色が完全にツボを押さえているのです。
一般的なベージュTシャツは右のようなカラーが大半。
これはこれで好きという人もいると思いますが、どうしても”肌着”の印象が強く、1枚で着るにはちょっと難しいカラー。
けれど今回のBeefyは肌着っぽさのないベージュ。
暗すぎず明るすぎない色なので、1枚で着たときに独特の存在感を放ってくれます。
商品ページだけ見てもピンとこなかったんですが、店舗で実物をみたら「え、メチャクチャいいじゃん」となりました。
いろんな洋服を見てると「そうそう、この色味!」というカラーに出会ったりしますよね。それがこのベージュ。
この感覚は服好きな人ほど共感してもらえると思います。
適度に緩いシルエットに調整
この色味だけで十分満足ですが、もう1つの別注ポイントは”サイズ感”の微調整。
本家ヘインズは色だけでなく、サイズも流行を意識していない形。
そこで袖丈や横幅を少しだけ緩くすることで、最近のオーバーサイズの流れに寄せているのです。
パッと見はわかりにくいですが、本当に少しだけ緩め。
感覚的には「ユニクロUの半袖クルーネックT」に近いです。ユニクロUのTシャツを持ってる人なら、通常ラインより少しだけ緩めに作られてるのが分かるはず。
あの「ちょっとだけ緩い感じ」をヘインズに取り入れてるわけです。
カラー別注は他のブランド・ショップでも見かけますが、シルエット別注まで加えているのはさすがの一言。
なのでスラックスやワイドパンツに合わせてもバランスが取りやすい。
ヘインズBeefyは”ミニマリスト”もよく紹介してる人気Tシャツですが、本家Beefyはトレンドの洋服に合う形とは言いがたい。
その微妙なところを色とシルエットで調整したTシャツ。大げさですが「これぞ別注」といえるアイテムだといえます。
ヘインズらしい滑らかな着心地は健在
もちろんヘインズらしい着心地の良さは健在。
綿100%の滑らかなボディは肌触りがとてもよく、適度な厚みもあるのでシワになりにくい。
光沢のある素材じゃないんですが、その滑らかな生地のおかけで、大人っぽい印象をキープしてくれます。
脇に縫い目がない”丸洞編み”もポイント。
普通のTシャツは脇から裾にかけて縫い目がついてるもの。
Beefyはそれがないので、肌に縫い目が当たらずスッキリした形になります。
「でも肌着を着るなら別に関係ないじゃん」と感じる人もいるはず。
ただ肌着を着ていても、丸洞編みのほうが”動きやすい”のは間違いありません。
そこまで細かく気にする必要はないですが、丸洞編みの良さは肌着アリでも発揮してくれます。
1つ注意点があげるとしたら「洗濯による変化」です。
1回の洗濯で大きく変わるのは横幅くらい。けれどBeefyは洗濯を繰り返すと、サイズ感が段々コンパクトになっていきます。
本家Beefyを何枚も買って着回してた時期があります。そのときは気づいたら裾丈が2,3cm縮んでいました。
別注シルエットで少し緩めなので、本家よりはタイトにならないはずですが、縮みが気になる人はあまりヘビロテしないほうがいいかもしれません。
あとは単純に値段が上がってることですね。
Amazonなら1枚1000円で買えることもあるBeefyですが、この別注モデルは1枚2,750円。
「モノが良くても別注で値段が2倍って…」と思う人もいるかもしれません。なのでせっかく買うなら別注カラーがおすすめ。
このシリーズが2022年も出るかは不明ですが、新作が出てもリンク先は共通なようです。
今年のモデルが好みじゃなくても、お気に入り登録だけして来年の別注カラーに期待する。そういうのもアリだと思います。
・2021年の推しカラーはピンクベージュ
・本家より少しだけ緩いシルエット
・滑らかな着心地は健在
ぜひ購入を検討してみてください。ヘインズ×BY BeefyTシャツ