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テーラードジャケットに黒インナーは地味?【無地を避ければ簡単】

小柄の小松です。今回はジャケットに合わせる「地味に見えないインナーの選び方」について。

服好きの間で浸透してきたテーラードジャケットですが、合わせるインナーをどんな色にすればいいかで迷う方も多いはず。

基本的に明るい色にしたほうがバランスは取りやすいですが、服のデザインによっては黒インナーでも成立する場合があります。

今回の考え方を知っていると、テーラードジャケットのインナー選びに幅が出てくると思います。

テーラードジャケットに黒インナーは地味?【無地を避ければ簡単】

ということでテーラードジャケットに黒インナーを合わせた着こなし提案です。

下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。

使用アイテム
ユニクロU:ジャージーテーラードジャケット(XS)
ユニクロU:ウールブレンドジャージーパンツ(73)
ユニクロ:米津玄師 UT(S)
シックストックス:ツートンソックス(M)
TOSS:コンラッドレザースニーカー(25cm)
agnes b.:ロゴピン
KAIKO:ナイロンリュック
KAIKO:ウエストポーチ付属品
amp japan:オーバーラップリング
Paul Smith:ブルーレンズサングラス

この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。

無地だと地味になりやすい理由

今回はジャケットに合わせるインナー選びがテーマですが、結論からいうと真っさら無地の黒インナーだと難しくなる傾向があります。

洋服はデザインや色数が少ないものほど大人っぽく見えやすいですが、逆にいうと地味に見えやすいということ。

特にインナーがあまりにも地味だと、ジャケットにデザイン性があっても着こなし全体が地味に見える確率が高くなってしまうんですね。

そもそもテーラードジャケットはそれ単体でかなり大人っぽく見えるアイテム。特に黒など暗い色のジャケットだと尚更です。

繰り返しになりますが、大人っぽい服は裏を返せば地味に見えるということ。

そのぶんどこかでラフな印象を足してあげる必要が出てきますが、簡単なのがインナーに明るい色を足してあげるという方法。

上のようにセーターを明るくしてあげるなどですね。

黒インナーで地味に見せない方法もあるにはあります。

上では黒パーカーを使ってますが、フードがあること自体が着こなしのアクセントにはなります。

さらにジャケットのボタン・帽子・バッグに目立つ金属が入ってます。細かいことが重なってギリギリバランスを取った状態です。

あとは首元・裾から明るい色をチラ見せするなど。

さらに帽子やバッグ、足元のスニーカーに白が入ってることで地味な印象を減らすようにしてます。

ただ上の着こなしは数年前のもの。最近のトレンドを考えると、もう少し明るさや変化のある服装が望ましいので、無地の黒インナーだとちょっとハードルが高い。

黒インナーは夏や秋に1枚で着るときは便利ですが、アウターと重ね着するときは細かい工夫をしてあげる必要がある。

なので黒いトップスを選ぶときは「重ね着したときに地味にならないか?」を気にしてあげたほうがいいんですね。

明るい色が入った服はバランスが取りやすい

ではどんな黒インナーが便利かというと、単純に目立つデザインが入ってる服です。

たとえばこういったTシャツとかですね。

ジャケットを重ね着したときに映えることを考えると、少し派手なくらいがちょうど良かったりします。

無地の黒Tシャツと比べるとかなり印象が違って見えるのがわかるかと思います。

黒はすべての色のなかで1番暗いカラー。

だからこそ、デザインが入るだけで印象をガラッと変えることができるんですね。

ちなみにこのTシャツはそのまま使うとプリントの位置が低くて違和感が出ます。

けれどジャケットの襟にピンを付けると、より高い位置にデザインが増えてバランスが取りやすくなる。

ピンはマイナーな小物ですが、たとえばロゴや金属パーツが入った帽子をかぶるというのもOK。

ちょっとしたことですが、こういった工夫ができると手持ちのインナーを活かせる確率はグンと上がってくるでしょう。

バッグの素材で着こなしを明るくする方法

とはいえこの着こなしは黒・ダークグレーの服が中心なので、もう少しどこかに明るい印象を足したいところ。

そこで今回最後に気をつけたポイントは、バッグの素材。

素材の風合いが目立つリュックを選ぶことで、普通の黒バッグより少し明るさが出るよう工夫しました。

このリュックに使われてるメイン素材はナイロン。

ナイロン素材といってもいろんなものがあります。

シャカシャカしたものだったり、ハリはあるけど光沢は弱いものなど本当にバラバラです。

けれど今回はツルッとしていて光沢も強いナイロン素材。

レザーバッグと比べるとラフで子どもっぽい印象が強くなりますが、地味な色合せの服に合わせると少しだけアクセントを加えることができるんですね。

この2つの着こなしはTシャツに合わせてバッグを変えています。

明るくて子どもっぽく見える白Tシャツにはレザーバッグ。暗くて地味に見える黒Tシャツにはナイロンリュックを使っています。

本当にちょっとしたことですが、選ぶバッグが変わると全体のバランスを調整することができる。

単純にバッグの色で変化を出す方法もありますが、素材の違いを活かすという方法も効果的といえるでしょう。

ということで今回のポイントは…

・ジャケット+無地の黒インナーは難しい
・明るい色が入ったデザインが簡単
・バッグの素材で明るさ、軽さを調整してみる

ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。

 

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