小柄の小松です。今回はカーキシャツと黒パンツの組合せについて。
カーキ・黒はどちらもダークトーンで大人っぽく見える色。
けれどそのままだと地味な印象が出てしまうというデメリットもあります。
そこで今回はこの2色を成立させるため、他のアイテムでどうやってラフにするかを提案していきます。
【メンズ】カーキシャツ×黒パンツを地味に見せないコーデ【カラーソックスが便利】
ということでカーキシャツ×黒パンツの着こなし提案です。
下記に使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
ユニクロU:プルオーバーシャツ(L)
ユニクロ:コットンノースリーブT(XL)
ユニクロ+J:ウールパンツ(73)
ユニクロ×マルニ:ボーダーソックス(25〜27cm)
KLEMAN:PADRE(40)
MIU:キャンバストート Photo by Yu Inohara
soe:Key Ring With Leather Strap
amp japan:オーバーラップリング(17号)
KAIKO:ABSTRACT EAR CUFF
Paul Smith:オーバーリムスクエア
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
黒×カーキは簡単に大人っぽく見える
繰り返しになりますが、黒×カーキは簡単に大人っぽくできる組合せ。
これはスーツのように暗い色というのが1番大きいです。
しかも今回はシャツ・スラックスなので、さらにスーツ要素が強くなっています。
足元には革靴も使ってるので、普通に考えたら”キメすぎ”と思われる組合せ。
カーキ・黒をラフにするなら、ジーンズやスニーカーを使ったほうが簡単に普段着っぽくできます。
けれどこういう組合せだからこそ、他のアイテムで遊ぶ”余白”ができます。
わざとキメすぎな組合せにして、あとから小物でアクセントを足していく。それが今回のテーマです。
カラーソックスで明るさをカバー
そこで最初に考えたのがカラフルな靴下を使うこと。
今回だとピンクのボーダーソックスです。
スラックス・革靴はそのままだとスーツ要素が強め。
そこに絶対スーツで合わせないカラーソックスを足して、あくまで普段着であることを強調しました。
ピンクの靴下なんて考えただけでも難しいそうですが、足首からチラッと見せるだけなら意外と成立します。
カーキは土臭くてオジさんぽく見えやすい色。そこに可愛いらしいピンクという真逆なアイテムを足しました。
これは他が大人っぽいアイテムだからこそできる組合せ。
単体で見ると抵抗があるカラーでも、面積を減らせばアクセントとして絶大な効果を発揮してくれる。
シンプルな服が好きだと、靴下までそういうものを選びたくなりますが、そこをグッとこらえて派手なものを買ってみるのはアリだと思います。
バッグの素材をラフにする
ある意味ピンクの靴下が今回のキーアイテムですが、手持ちするバッグもラフなものを使ってます。
カラフルな要素は靴下に任せて、こちらはオフホワイトのトートバッグ。
色自体はベーシックですが、普段着らしさの強いキャンバス素材を選んでラフに寄せています。
適度に高級感をプラスするため、このバッグにはレザーキーリングを付けました。
ピンクの靴下でアクセントは十分出てるので、キーリングは攻めずバッグに馴染む色を選んでます。
靴とキーリングにレザー素材を使うことで、明るいけど高級感のある服装を目指しました。
洋服を大人っぽくして、小物のチラ見せでラフに寄せる。
こういうメリハリのある組合せをやると、いかにアクセサリーが大事かを痛感させられます。
もちろん必ずしもピンクである必要はありません。けれど単体で使いやすいアイテムだけを買ってると、どこかで行き詰まることがあります。
カーキや黒を引き立たせるために真逆のアイテムを使う。
いつもシンプル路線だと買うときに勇気がいりますが、チャレンジすると洋服の着こなしがもっと楽しくなってくると思います。
①黒×カーキは簡単に大人っぽく見える
②カラーソックスで明るさをカバー
③バッグの素材をラフにする
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。