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普段着用の革靴。安物を買うのはNG?【値段ではなくトレンドで選ぶ】

小柄の小松です。今回は普段着用の革靴の選び方について。

靴の値段は数千円から十万円単位までピンキリですが、必ずしもお金をかけるのが正解とは限りません。

革靴マニアのなかには「高いほうが絶対いい!」という意見を持ってる人もいるようですが、特にこれから初めて普段着用の革靴を買うという人は注意が必要です。

今回の考え方を知ってると、数ある革靴のなかから自分にピッタリなものを選ぶヒントが見えてくると思います。

普段着用の革靴。安物を買うのはNG?【値段ではなくトレンドで選ぶ】

まず、これまでスニーカーを履いていた人が革靴を買うのは勇気のいることだと思います。

街中を見渡すとほとんどの人がスニーカーを履いている。なんだかんだで日本人はみんなと同じものを使おうとする傾向があるものです。

そこでみんなが履かない革靴を買う。正直これだけでかなりチャレンジ精神の強い人といえるはずです。

けれどご存知の通り、革靴はスニーカーより値段の高いものが多め。そこで失敗すると、せっかくのチャレンジが後悔に変わってしまうかもしれません。

なのであなたの革靴選びがスムーズになる方法をお伝えしたいと考えています。

普段着用の革靴を選ぶコツとは?

まず普段着用の革靴を選ぶときにはポイントがあります。

大切なのは「ビジネスシューズっぽく見える靴を避ける」ということ。

サラリーマンが通勤で使うような革靴を履いてると、「仕事用の靴を使い回してるのかな?」と思われる可能性が高いからです。

https://www.mistore.jp/shopping/product/900000000000000001177561.html

たとえばこういった革靴。

いかにもビジネスシューズといった雰囲気がありますが、主な理由は”形”です。

ビジネスシューズは先端がとんがったシャープな形のものが多いので、そういった革靴だと使い回してると思われやすいのです。

なので基本的には先端に”丸み”がある革靴がオススメです。

丸みがあるだけでビジネスや冠婚葬祭のビシッとした雰囲気を和らげてくれる。同じ黒い革靴でも、形が違うだけで印象はしっかり変わるのです。

「革靴なんて何でもいいのでは?」と思う方もいるでしょう。けれどあなたがどんな靴を履いてるかは意外とみんな見てるものです。

革靴はスニーカーより大人っぽく見えるアイテムですが、だからといってビジネスシューズに見えてしまったら”違和感”のほうが上回り、魅力が半減してしまう。

1番わかりやすい”形”について書きましたが、ここを押さえておけば大きく失敗することはないといえるでしょう。

デザインで選べば無理のない値段でOK

上に書いたとおり、丸みのある革靴なら大きく失敗することはありません。

それさえ守ってあげれば、極端に値段の高い革靴を選ぶ必要はない。つまり思い切っていきなり5万とか10万する革靴を買わなくていいということです。

そしてもう1つ重要なのは「値段ではなくトレンドで選ぶ」という考え方です。

最近はシンプルなものより、どこかに目立つデザインが入った靴のほうが使いやすい傾向があります。

たとえば上の革靴はソール(足裏)がゴツゴツしてるのがわかるかと思います。さらに表面にもUチップと呼ばれる縫い目が浮き出ています。

丸み×適度に目立つデザイン。この2つさえ押さえておけば、値段の高さは関係ないといえるのです。

実際僕がいま1番使ってるこの革靴は2万円ほど。

スニーカーと比べて高いのは間違いないですが、革靴のなかではかなり安い価格帯。

けれどこの革靴を履いていて安っぽいと言われたことはありません。

ビジネスっぽさがなく、時代の流れに合った革靴を選んでいれば、値段がいくらだろうと問題ないのです。

けれど買うときに注意してほしいのは、試し履きするときに、あなたが主力として使ってるパンツと合わせてみることです。

どれだけトレンドに合った革靴であっても、履いてみたらどこか違和感があるという場合がある。

これは洋服あるあるですが、SNSで誰かがイチオシと紹介していたとしても、あなたにとってはピンとこないかもしれない。

なので情報はあくまで”ヒント”にしてみてください。

値段が高くなると選択肢は広がりますが、あくまで”広がるだけ”というふうに考えてみてください。

ブランド志向の人にはお勧めしません

今回の提案はあくまで「使いやすい革靴を選ぶ考え方」です。

なので服好きからも認められるブランドの靴が欲しい、ブランド志向の人には物足りない内容だと言えるでしょう。

僕が1番重要だと思ってるのはブランドではなく、あくまでも”使いやすさ”です。

脚にフィットする形、毎日使いたいと思える履き心地。雨の日や寒い季節向けなど。実際に履いてみて良いと思えた靴を選ぶようにしています。

今回載せているこの革靴はクレマンというブランドですが、パラブーツというブランドの7万円の靴と比較されることの多いモデルです。

パラブーツも実際に穿いてみると魅力的ですが、僕の脚の形に合わず、さらには持ってるパンツとも少しチグハグな印象になってしまう。

パラブーツのほうが知名度も人気度も高い傾向がありますが、自分にはハマらない。

なので無理して価値の高いブランド物を履く必要はないと考えています。

✴︎参考 GUのダービーシューズ

あるいは”革靴ライクなシューズ”をまず選ぶのも手です。

2万円は革靴として安いほうだとはいえ、誰しも失敗するのは恐いはず。

上の靴はGUのものですが、GUでは合皮でいろんな形のシューズを展開しています。値段も1万円以下なので、最初に挑戦するならハードルは低いかと思います。

そこでなるべく丸み・デザイン性の高い靴を見つける。まずはそこからスタートしてもいいでしょう。

いろんな革靴を見てると、自分に合う靴の傾向が段々見えてきたりします。

そこで本革とか、デザインがよりしっかりしたものを選ぶというステップを踏む。

もちろん1発で最高の1足を見つけられるのが理想ですが、なかなかそれはハードルの高い話。

ブランドで選ぶことを否定はしませんが、まずは手軽に始めるというのもアリではないかと思います。

・最重要ポイントは靴の丸み
・デザインが良ければ安くてもOK
・手軽に初めてステップを踏む

スニーカーとはまた違った魅力が革靴にはあります。

是非その魅力に足を踏み入れてみてください。

 

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