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メンズが洋服のコーディネートで失敗しないコツ【モノトーン+1色】

小柄の小松です。今回は洋服の着こなしを簡単にまとめる方法について。

YouTubeやブログなど、洋服の着こなしについてはいろんな媒体で説明がされてますが、そのベースになるのは「色数を少なくする」ということ。

最も簡単でありながらいつまでも使える。基本的ですが奥が深いテクニックについて紹介していきます。

メンズが洋服のコーディネートで失敗しないコツ【モノトーン+1色編】

タイトル通りですが、男性の服装で1番失敗しないのは「モノトーン+1色」の組合せです。

ここでいう”モノトーン”とは白・黒・グレーのこと。

つまりその3色に別のカラーを足すというのが「モノトーン+1色」になります。

色数を減らすメリットとは?

まずモノトーンというのは面積が多少増えても子どもっぽくなりにくい傾向があります。

男性の服装はスーツの要素を取り入れると大人っぽく見えるものですが、スーツでは白・黒・グレーを使った組合せが多いはず(ネイビーもそうですが、ここでは一旦考えないでおきます)。

なのでモノトーンの面積が多ければ、それだけで大人びた服装に寄せることができるんですね。

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今回は「モノトーン+1色」がテーマですが、たとえばこの着こなしがそれに当てはまります。

ジャケット・スラックス・革靴は黒。シャツは白。そしてネクタイは赤いものが使われてますよね?

白黒だけだと地味に見えがちですが、そこに明るい色が少しプラスされれば程よいアクセントになってくれる。

これを普段着でも活かしてあげれば、適度に大人びた服装をつくりやすくなるんですね。

1番シンプルな型から考えてみます。

イエローのTシャツを着てますが、半袖なので長袖と比べると色の面積は抑えめ。それに対して下半身は黒いパンツ×黒い革靴という組合せです。

まさにモノトーン+1色ですが、このように明るい服を使ったら、他を黒でまとめるとバランスが取りやすい。

こちらは洋服の一部に派手なピンクが入った組合せです。

ピンクは基本的にスーツスタイルで使われることのない色。

けれど他をモノトーンでまとめることで、大人っぽさをキープしつつ、地味に見えないようにしています。

「それって初心者だけの着こなしでしょ?」と感じる方も多いかもしれません。

たしかに初心者が取り入れやすい考え方ですが、この発想はどんな人でも忘れないでほしいところ。

着こなしに変化をつけようすると、気づいたら派手な服装に偏っていたなんてことがありがち。

けれど基本に立ち返れば、方針がクリアになってきたりします。

街中を見渡すと全身黒でオシャレにまとめてる人もいますが、それは重たく見えやすい。かといって色数を増やしすぎても難しい。

なのでわかりやすさ・バランスの取りやすさを考えると、モノトーン+1色というのは万能な組合せといえるんですね。

色はトップスに使うのが簡単

ところで明るい色を使うときは”トップス”で表現するのが簡単です。

これもスーツスタイルを思い浮かべるとわかりやすいですが、シャツやネクタイなど上半身に明るい色があると自然な組合せに見えるもの。

もちろんパンツやそれ以外の場所で使うのもOKですが、まずトップスでアクセントを付けると決めれば新しい洋服を買うときの迷いも減ってきます。

上半身というとコートを明るくする方法もありますが、そうすると合わせる服が限られてきます。

明るい色の面積が多いほど子どもっぽく見えやすいもの。そこで色数を少なくするため、中に着るインナーはモノトーンの服が中心になってきます。

けれどコートはどうしても黒などのダークトーン使いやすい。明るいコートがNGというわけではないですが、あくまで黒系のコートを主力と考えたほうが安全です。

なのでトップスに関してはコートと逆の発想で選ぶほうがいいでしょう。

黒いトップスって1枚で着たときはカッコイイんですが、いざ黒コートに合わせようとすると組合せに困ることが多い。

なのでトップスは明るい色をメインにしつつ、黒はサブとして最小限に抑える。

あらかじめ”型”を決めて選択肢を絞れば、新しい服を買うときもスムーズになってきます。

着こなしに迷ったら原点に戻る

繰り返しになりますが、モノトーン+1色というのはシンプルで汎用性の高い組合せです。

「オシャレな人は何か特別なことをしてるに違いない」と思ったりしますが、実際彼らの多くは基本に忠実なコーディネートだったりします。

ハイレベルすぎて着いていけない人もいますが、僕らはシンプルな着こなしを積み重ねていくのがベターです。

この記事の内容は何度も繰り返すと段々飽きてくる考え方です。

けれどいろんな着こなしを試していると、その基本が抜け落ちてしまうことが多い。

いい意味で人と違うバランスになってるとオシャレに見えやすいですが、いつからかそれが「奇抜なことをすればオシャレ」という感覚に変わったりするんですね。

新しい組合せに挑戦するのはステキなことですが、慣れてきたときこそ原点に戻ってみてほしいと思います。

ということで今回のポイントは…

・色数を減らすと大人っぽく見えやすい
・明るい色はトップスで取り入れる
・迷走したら原点に戻る

あくまで提案ですので悪しからず。

ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。

 

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