小柄の小松です。今回は「ハイネック・モックネックが似合わないときの簡単な解決策」についてです。
最近の洋服はハイネック・モックネックなどの「首元に高さのある服」が主流になっていますが、どうしてもこれらが似合わないと感じる方も多いはず。
特に明るい色の服を着たときに違和感が出やすいかと思いますが、それを解決する簡単な方法を紹介します。
今回の方法を試してもらえれば、ハイネック・モックネックの苦手意識を減らすことができるかと思います。
ハイネック・モックネックの着こなしが似合わないメンズの解決策
ということでハイネック・モックネックを使った着こなし提案です。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
アバハウス:シルケットVネックTシャツ(48)
ユニクロU:モックネックプルオーバー(S)
ユニクロ:セルビッジジーンズ(31)
シックストックス:ツートーン白ソックス(M)
PADRONE:ベビーカーフローカットシューズ(40)
アニアリ:レザートートバッグ
シルバーレイククラブ:革巾着ポーチ
amp japan:オーバーラップリング
Paul Smith:ブルーレンズサングラス
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
襟を折って首元を見せる
まずハイネックなどの首元が高い服はそのまま着ないほうがバランスが取れる傾向があります。
首元が高い=首が埋まってしまうということ。
首が埋まっていると、顔の大きさが妙に強調されることがとても多いんです。
たとえばこれはタートルネックですが、首を完全に隠してることでかなり大顔に見えてるかと思います。
比較的落ち着いた色のタートルネックですが、それでも首が埋まっていると、クルーネック・Vネックなどよりスタイルが悪く見えやすい。
そのままで着てもバランスが取れる組合せはありますが、ハードルが高いので慣れてきてからのほうがいいです。
ではどうすれば大顔に見えるのを防げるかというと、襟を折ること。
首が少しでも見えていたほうが顔の大きさが強調されなくなるからです。
モックネックやタートルネックは襟を1回折れる高さがあることが多め。その場合はなるべく低くしてあげるのがベターです。
こちらはハイネックTの襟を1回だけ折った状態。
上のタートルネックTより明るい色ですが、首の見える面積を増やしたことで顔の大きさは目立ちにくくなりました。
普通に着ても違和感がない男性もいるのは事実ですが、苦手意識がある方はまず首元を低くしてあげる。
それだけでだいぶバランスが変わってくるのを実感できると思います。
1枚ではなく”重ね着”で使う
次のポイントですが、1枚で着るのを避けて重ね着で活用すると決めればさらに簡単になります。
厚手のTシャツ・セーターなどと合わせて、インナーとしてチラ見せするというアプローチ。
こうすれば明るいモックネックがより目立たなくなってきます。
ただし、組合せによっては首元の形がアンバランスになることもあります。
たとえばVネックにモックネックを合わせた場合。モックネックの高さだけが目立ち、首元が妙に強調されてしまうことが多いです。
そのときは最初に紹介したように襟を折ってあげるのがベター。
モックネックの高さを減らせるので、よりVネックの低さに沿った組合せにできます。
左がモックネックをそのまま合わせた場合。右が襟を1回折った場合です。
モックネックの見える面積が増えたことで首元の主張が減り、よりスタイルの悪さが目立ちにくくなってくれました。
襟を折って重ね着のインナーとして使う。シンプルですが、これが1番簡単な方法といえるでしょう。
他の服をシンプルにまとめる
明るいモックネック型の服を重ね着するときは、他の服をシンプルにまとめるというのも効果的です。
首元が目立てば着こなしのアクセントになってくれますが、色が明るいとそのぶん子どもっぽく見える可能性も高い。
そこで他の服は暗い色にしたり、上下を同色でまとめてあげる。こうすれば極端に子どもっぽく見えるのを防いでくれます。
今回は上下をネイビーにして、さらに足元には革靴を合わせています。
色数を減らして革靴を履く。どちらもスーツの着こなしをベースにしてますが、これが1番簡単ではないかと思います。
ちなみにもう1つ効果的なのは、首からアクセサリーをかけてあげること。
ここではカードケースを使っていますが、こうするとインナーの面積を減らすことができるので、ノッペリした印象が出にくくなります。
ということで今回のポイントは…
・首を見せるために襟を折る
・重ね着でチラ見せするのが簡単
・他の服をシンプルにまとめる
ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。