レビュー

長いサイズのマフラー・ストールならモンマルトルニューヨークが完璧【MONTMARTRE NEW YORK】

小柄の小松です。今回は「本当の意味でコスパが良いマフラー」について。

マフラーは秋冬に欠かせない防寒アイテムですが、ユニクロなどではシンプルな柄しか売ってなかったりします。

海外のハイブランドなら良品を見つけやすいですが、値段が結構高いのでなかなか手が出せないという人も多いはず。

そこで今回は、比較的安く買えて簡単にSNS映えするマフラーを紹介したいと思います。

長いサイズのマフラー・ストールならモンマルトルニューヨークが完壁【MONTMARTRE NEW YORK】

こちらが今回紹介するMONTMARTRE NEW YORKのマフラー。

このマフラーは2021年モデルのRider Long Scarf。

柄は毎年変わりますが、値段とサイズは基本的に同じになってます。

全長200cmの絶妙な長さ

まずサイズについてですが、世の中に売ってるマフラーのなかで1番使いやすい長さだと思います。

縦200cmで横幅18cmという縦長なつくり。

やや長めなマフラーなので、中央で巻くのはもちろん、左右非対称に垂らす海外コレクションのような使い方もできるサイズ。

そしてコンパクトな横幅も魅力の1つ。

マフラー・ストールは幅が広いと首まわりが窮屈になり、顔が大きく見えやすいというデメリットがあります。

このマフラーは横幅18cmですが、これなら首まわりをスッキリ見せられるし、半分に折り畳んでも小さすぎない絶妙なサイズです。

ユニクロのマフラーと比べてみるとこんな感じ。

ユニクロマフラーは全長180cm前後で、ちょっと長さが足りないことが多め。

その割に横幅が50cmくらいあったりするので、柄が映えないのに首まわりは窮屈ということが起きやすいです。

モンマルトルニューヨークは縦長だけどスッキリしてるので、ユニクロとはまさに真逆なサイズ。

短いマフラーにも良いところはありますが、パッと巻いてサマになるこのサイズ感はかなり重宝すると思います。

一瞬で映えるリバーシブル柄

このブランドのマフラーは柄物だけみたいですが、どれもかなり個性的なグラフィックになってます。

遠目からでも分かるアルファベットや、人の顔を大胆に織り込んでるなど、なかなか見ない独特なデザイン。

デザイナーはヤギ・ユウキさんという方です。ニューヨークの貧困問題や紛争地域の惨状を見てきた経験が、マフラーのデザイナーに反映されてるようです。

そういうテーマ性があるからか、派手だけど説得力を感じさせるグラフィックだと感じます。

生地はジャカードという織物になっていて、模様が立体的に浮かび上がるつくり。

ウールではなくアクリル素材ですが、しっかりした厚みがあり安っぽい印象はありません。

パッと見は無地に見えるところも、別方向にカラフルな糸を複数使ってるので、より奥行きのある色味になってます。

実は裏とオモテで違う生地を貼り合わせています。

なのでリバーシブル柄ということになりますが、片側だけでも角度によって全く違う見え方に変わるのがおもしろいところ。

黒ベースが続いたと思ったらいきなりカラフルな色柄になったりします。

裏地っぽいともデジタルっぽいとも見える模様が多く、表情はコロコロ変わっていきます。

巻き方次第でいろんなアレンジができますし、見てるだけでも複雑でおもしろい。正直なところ、写真では魅力を100%伝えきれません。

社会に対するメッセージ性だけでなく、そこにユーモアも感じさせてくれる。こんなグラフィックはなかなかお目にかかれないと思います。

ハイブランドよりコスパが良い

ところで気になる値段ですが、だいたい2万円前後で売っています。

なんだ高いじゃんと思うかもしれませんが、服好きの人がお店で値札を見たら「このクオリティで2万円は安すぎない?」と感じるはずです。

たとえばアクネストゥディオズという海外ブランドだと、ロングマフラーは約4万円。老舗のジョンストンズだと大判モデルは7万円のものすらあります。

それらと比べたら破格中の破格といえます。

「これでどうやって利益とるの?」という感じですが、さらにモンマルトルニューヨークは売上の一部を海外の団体などに寄付しているそうです。

次の製品をつくるための費用を確保して、それ以外の利益を寄付する。

現在も同じ体制なのかは不明ですが、過去のインタビュー記事では、平日に別の仕事をしながらこのブランドを運営していると書かれています。

なので利益よりも「単純におもしろいことをやる」というスタンスに近いようです。この感じもカッコイイなと感じます。

そういう背景を抜きにしても、こういうマフラーを2万円で買えるのは結構衝撃的。

セレクトショップのマフラーは1万円で買えたりしますが、それならちょっと背伸びしてモンマルトルニューヨークを買ったほうが満足できるはずです。

公式の通販サイトもありますが、銀座のドーバーストリートマーケットなど有名ショップでも取り扱ってます。

昔のマフラーが混じって売ってる場合もあるので、新作が欲しい方は公式のインスタなどをチェックするのがベター。

黒ベースのマフラーが1番使いやすいですが、そういう柄はすぐ売り切れるイメージがあるので、入荷したら即ゲットするのがいいと思います。

コスパと聞くと単純な安さだけ重視されがちですが、こういうブランドこそ本当の意味で「コスパが良い」といえるでしょう。

①全長200cmの絶妙な長さ
②一瞬で映えるリバーシブル柄
③ハイブランドよりコスパが良い

ぜし購入を検討してみてください。モンマルトルニューヨーク公式

 

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