小柄の小松です。今回はオープンカラーシャツの秋冬コーデについて。
オープンカラーシャツは春夏のイメージが強い洋服。
けれど秋冬に売ってることもありますし、寒い時期に着ても問題ないアイテムです。
そんなオープンカラーシャツですが、秋冬に着るときの必勝パターンを今回は提案したいと思います。
秋冬のオープンカラーシャツに「タートルネックの重ね着」が最強な理由【メンズコーデ】
ということでオープンカラーシャツ×タートルネックの着こなし提案です。
使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
ユニクロ×イネス：フランネルチェックシャツ(XL)
ユニクロU：タートルネックT(M)
soe：SADDLEMANS PANTS(1)
New Balance：ML2002RO(26cm)
GETABACO：ROPE
LACE(PERSIMMON)
soe：キャンバストート Photograph by KENTO MORI
soe：Key Ring With Leather Strap
KAIKO：ABSTRACT EAR CUFF
amp japan：オーバーラップリング(17号)
Paul Smith：オーバーリムスクエア
この着こなしで気をつけたポイントを話していきます。
秋冬っぽさを素材で出す
最初のポイントはシャツの素材について。
秋冬に使ってもOKとしてますが、オープンカラーシャツは首元がV字に開いてる形。
Vネック型の洋服はクルーネックより涼しそうな印象があります。なので秋冬の暖かさをどこかで出す必要が出てきます。
そこで1番簡単なのがシャツの素材を秋冬っぽくすることです。
今回のシャツは毛羽立ちのあるフランネル素材。いわゆるネルシャツです。
こういう分かりやすい素材なら秋冬っぽさを簡単に出すことができます。
しかもオープンカラーは涼しげな形なので、フランネルシャツの暖かさと合わさればちょうどいいバランスになってくれます。
シャツで季節感を出せないときはブーツを使うのがおすすめ。
オープンカラーシャツはレーヨンなどの滑らかな素材が多いですが、そのままだと春と印象が変わらないこともあります。
ただ着こなしのどこかに秋冬っぽさがあれば良いので、ブーツを合わせて足首を隠すというアプローチが効果的です。
あとはスエードの靴を使うというのもOKです。
こういうモコモコした素材の靴は、秋冬っぽさを簡単に出してくれます。
小物を使うという方法もありますが、まずはシャツや靴などで季節感を意識するのがベターかと思います。
Vネック×タートルは相性抜群
さらに季節感を出したいときは、タートルネックがすごく効果的です。
タートルネックの特徴は首元に高さがあること。
マフラー・スヌードなどもそうですが、首元が高いアイテムはそれ1つで秋冬らしさをプラスできます。
そんなタートルをオープンカラーシャツに合わせるとこんな感じに。
首元が低いシャツに高いタートルを足す。こんなふうに上下逆方向のアイテムを合わせると、重すぎず軽すぎない印象をつくれます。
もちろん普通のシャツにタートルを合わせてもOKですが、オープンカラーだとメリハリを出しつつスッキリした形にまとまってくれる。
このバランスは秋冬ならではだと思います。
さらに首元が高ければ大人っぽく見えるというメリットも。
これはシャツにネクタイを合わせるスーツの印象に近づくからです。
タートルを使えば大人っぽさと防寒性を両方プラスできる。
「首元が高すぎるのは苦手」という人は、やや低いハイネックでもOK。この組合せは慣れると何度もやりたくなると思います。
色を揃えれば大人っぽさUP
今回は全体をブラウンでまとめていますが、こうすると大人っぽさをさらにUPできます。
洋服の着こなしは色数が増えるとラフに見えやすく、色が少なければ大人っぽくなる傾向があります。
そして今回のメインアイテムはフランネル素材のチェックシャツ。
こういう服はオジさん・オタクっぽいと見られやすいので、着こなしに工夫が必要です。
そこで色数を絞り、なるべく大人っぽい雰囲気が出るようにしました。
全く同じブラウンじゃなくても、大人っぽさをキープすることはできます。
所々にオレンジを散りばめてますが、それ以外は基本的にシンプルです。
オープンカラーにタートルを合わせると少しジャケットに近い印象が出ます。でも普通のジャケットよりキメすぎにならないので便利。
「チェック柄のネルシャツ」という野暮ったい服でも、タートルや色合わせを活用すればバランス良くまとめやすいと思います。
①秋冬っぽさを素材で出す
②Vネック×タートルは相性抜群
③色を揃えれば大人っぽさUP
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。
