小柄の小松です。今回は中綿(パデット)アウターを着るときのコツについて。
秋冬といえばダウンを使ったアウターを着る人が多いですが、最近それと同じくらい人気なのがパデットの洋服。
内側に化学繊維を詰めて防寒性をUPさせたものですが、これは秋冬の服装を一瞬でカッコよく見せてくれる超便利アウター。
そんなパデットアウターの着こなしポイントを今回は提案したいと思います。
中綿(パデット)ブルゾンの着こなしポイントはたった1つだけ【メンズコーデ】
ということでパデットアウターを使った着こなし提案です。
今回使うのは最近特に増えている着丈の短いブルゾンタイプ。
まず簡単なポイントを話して、具体的な着こなしを2つ紹介したいと思います。
革靴・スラックスを使えば簡単
結論からいうと、パデットブルゾンは革靴・スラックスを合わせるだけでOKです。
パデットという名前は小難しいですが、要はダウンジャケットと同じ。スーツやコートとは真逆のラフな洋服です。
しかもショート丈だとロングコートよりさらに普段着らしさが強い。つまり下半身を大人っぽくすれば、それだけで簡単にバランスを取ることができます。
スラックスに関しては細身・ワイドどちらでもOK。
黒いパデットブルゾンに黒スラックスという組合せなら、パンツがどんなシルエットでもある程度大人っぽくまとまるからです。
そして革靴についてですが、こちらはビジネスシューズっぽくなければ問題ありません。
ただしスラックス×シャープな革靴だとスーツみたいになってしまうので、普段着らしいデザインの革靴を選んでみてください。
比較的安いものだと、クレマンやドクターマーチンなどがおすすめです。クレマンはつま先が丸くてソールは少し高め。マーチンは黄色ステッチが入ってるものが多いです。
これらを使えば仕事用の靴に見える心配はありません。ともかくスーツに合わせないような革靴を選んでみてほしいです。
下半身を革靴×スラックスに固定する。これだけでパデットブルゾンの着こなしは8割完成します。
トップスはラフでもOK
残り2割はトップスの選び方ですが、正直ここから先はなんでもOKだと考えてます。
下半身とパデットブルゾンが黒でまとまってれば、上半身がラフでも大人っぽくてもバランスが取りやすい。
フリースやシャツ・セーターなど、どんな服でも問題なし。
この「インナーは何でもあり」というのがパデットブルゾン最大の魅力だと思います。
たとえばユニクロのウルトラライトダウンなどでも全く問題ありません。
黒ばかりで地味だと感じたら、内側に明るいタートルネックを重ねてアクセントにしてみてください。
顔まわりは結構目立つポイントなので、そこに明るい色があれば地味な印象は出にくいです。
実際の着こなしはこんな感じ。
もし大人っぽく見せたいときは、パデットブルゾンのジップを閉じてみてください。
こうすればインナーが首元だけしか見えないので、どれだけ派手な洋服でも適度なアクセントに収まってくれます。
正直なところ、僕は秋冬になるとこのパターンばかり着てます。これなら首元を明るくするだけでいいので、細かいことを考える必要がありません。
ただしインナーを重ねすぎると着膨れして太って見えやすいので、そこだけ注意してみてください。
大人っぽい服でも問題なし
続いては逆に大人っぽいトップスを使うパターン。
セーターでもOKですが、ここではシャツ×ネクタイにしてます。こういう組合せでもキメすぎにはなりません。
ロングコートに合わせるとサラリーマンみたいになりやすいですが、パデットブルゾンがラフなおかげで普段着らしさをキープできます。
ただシャツやネクタイはなるべく普段着らしさを意識してみてほしいです。
今回だとシャツはチェック柄でフランネル素材。ネクタイはスーツ用と同じシルクですが、先端にワンポイントの装飾がある普段着っぽいデザイン。
さらにネックレスを垂らして「スーツっぽくない印象」をつくりました。
実際の着こなしはこんな感じ。
上半身はシャツにネクタイで、下半身はスラックスに革靴。言葉だけ聞くとスーツっぽいですが、1つひとつをラフにすれば普段着らしくなってくれます。
このシャツ×ネクタイという組合せは、インスタのスナップ写真などでたまに出てきます。
彼らはオシャレで堂々としてるので無地の白シャツ×黒ネクタイでもカッコいいですが、抵抗がある人はアイテムの選び方に注意してみてください。
1着持ってると何でも使えるパデットブルゾン。黒なら安いブランドでも売ってるので、どこかでゲットしてみてほしいと思います。
①革靴・スラックスを使えば簡単
②トップスはラフでもOK
③大人っぽい服でも問題なし
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。