小柄の小松です。今回は暗い服を明るく見せる方法について。
シンプルな服が好きな場合、気がついたら服装がいつもダークトーンに偏ってにしまうことが多め。
かといって派手な柄や色の服はそこまで持ちたいとは思わない。そうすると全体の組合せで地味な印象を消すというアプローチが必要になってきますが、それは1000円のTシャツがあれば可能。
今回の考え方を知っていると、地味なトップスでも夏らしい明るめな印象に変えることができます。
ポロシャツに半袖Tシャツを重ね着する着こなし【地味な服を明るくする方法】
ということでポロシャツ・Tシャツを使った重ね着スタイルを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロ×ガーメンツ:ドライカノコボーダーポロシャツ(S)
ユニクロ:スーピマコットンVネックT(M)
UNITED ARROWS:ジャージー1プリーツパンツ(M)
Amb:レザーグラディエーターサンダル(38)
アニアリ:レザートートバッグ
テンデンス:ラウンドガリバー
amp japan:オーバーラップフラットリング(17号)
Paul Smith:スクエアサングラス
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
レイヤードは暗い服に夏らしさを出せる
今回使っているメインの服は半袖ポロシャツですが、単体だと柄も色も控えめです。
ポケットや細かいボーダーの切替が入っているとはいえ、遠目からみるとほぼ無地。1枚で着るとどうしても地味な印象が出やすいですが、夏なのでどこかに明るさをプラスしたいところ。
そこで便利なのがポロシャツの中に半袖Tシャツを着てあげること。
今回はVネック型のライトブルーのTシャツを重ね着しています。
Tシャツのほうが裾丈が長くなっているので、このポロシャツとの着丈差を利用して腰まわりに明るい色をプラスしました。
バッグも黒ではなくグレーを選んであげることで、ネイビーのポロシャツの暗さを補うような組合せにしています。
Tシャツの有り無しを比較するとこんな感じ。
Tシャツの見える面積はたった数センチですが、これがあるだけで結構印象が変わっているように感じないでしょうか?
ポロシャツはどこかに派手なデザインが入っていると、ゴルフウェアや休日のお父さんの私服など特定のイメージに偏りやすい。
けれどそのぶんデザインを抑えめにするとどうしても落ち着いた印象が出てしまう。単純ですが、Tシャツの重ね着というのは結構効果的な方法といえるでしょう。
色を統一すれば大人っぽさをキープできる
今回Tシャツはライトブルーを使っていますが、他の服は上下ネイビーで統一させています。
Tシャツの重ね着は簡単に色を足すことができますが、そのぶん子供っぽく見える確率は高まってしまう。
そこで全体の色数を減らすことで、重ね着でラフになっても子どもっぽくなりやぎないように調整しました。
上下の服はブランド・色味・柄のどれもが違いますが、全体をブルーで統一することでその違いが目立たないようにしています。
ネイビーは黒ほどキメすぎな印象がなく、適度に明るい印象を残してくれる色。
黒とネイビーにはどちらもメリット・デメリットがありますが、上下ネイビーをベースにするというのも意外と便利な組合せといえます。
首元から見えないようボタンの開閉で調整
ところで今回のTシャツはVネック型のTシャツですが、重ね着するときは首まわりに少し注意が必要です。
服のサイズや形によっては、ポロシャツの隙間からVネックTが見えてしまう可能性があるからです。
ボタンの根本付近のような状態ですね。
重ね着で変化を付けるとはいっても、首元からVネックTが見えていると、肌着が出てるようなダラしない印象が出る可能性があります(実際肌着も兼ねて重ね着していますが…)
なので確実なのはこんなふうにシャツのボタンを閉じてTシャツが見えないようにすること。
単純ですが、これでTシャツのアクセントは腰まわりだけに絞ることができます。
ただ、今回のポロシャツの場合はボタンを下まで開けてもTシャツはギリギリ見えない。
こういった場合はボタンを途中で閉じなくても問題ないといえます。
そもそも首まわりが詰まっているほど顔の大きさが目立ちやすい。画像だとちょっとの差ですが、実際は結構違って見えます。
ボタンを開けて着るほうが体型はキレイに見せやすいので、個人的にはこちらのほうがおすすめ。
顔の大きさを優先するか。肌着を確実に隠すのを優先するか。ポロシャツ・Tシャツの組合せ次第ですが、この辺は微調整が必要です。
落ち着いた色の服が好きだけど、どうしても単体で着ると地味になってしまう。
そんなときはぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。