小柄の小松です。今回はラグランスリーブコートとサングラスの相性について。
肩に縫い目がない”ラグランスリーブ”は動きやすくてラクですが、そのぶんダラシなさが目立ちやすいという欠点もあり、ロングコートだと特にそれが際立ちます。
このブログではラグランスリーブコートの解決策をいくつか提案してきましたが、今回はサングラスを使ってシルエットを綺麗に見せる方法を試しました。
ラグランスリーブコートのデメリットをサングラスで解決【メガネより効果的】
ということで今回はサングラスとラグランスリーブコートの組合せです。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
バブアー:ニューバーレーCN(36)
ランバンオンブルー:LEB MONSTERプリントT(50)
ユニクロ:セルビッジジーンズ(30)
スプリングコート:G2レザー(39)
ランバンオンブルー:A4レザークラッチ
TENDENCE:ラウンドガリバー
Paul Smith:オーバーリムスクエア
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
サングラスで肩のラインを目立たなくする
今回はサングラスを使っていますが、これはコートの肩を目立たなくするためです。
ラグランスリーブのデメリットは肩の縫い目がないことで上半身がダラシなく見えやすいこと。
そこで1番簡単なのが、肩のラインをリュックなどで隠してしまうことです。
肩まわりが隠れていればコートのデザインに左右されず、さらにリュックがあることで視線を高い位置に誘導できるからです。
パーカーを重ね着することで肩とは別の位置に誘導させる方法もあります。
パーカーフードはボリュームがあるので、顔まわりで目立つ装飾として機能してくれる。
他にも帽子をかぶるなど、基本的に肩だけが悪目立ちしないように組み合わせるという方針でした。
ではこういった場合はどうでしょうか。
肩がけするリュックではなく手に持つクラッチバッグ。パーカーや帽子も使わず、視線を上げさせる小物はメガネ類くらいです。
普通のメガネでも効果は出ていますが、サングラスのほうが肩のラインが目立たなくなってるのがわかる思います。
ブルーレンズのサングラスという小さなアクセサリーを使うだけでも、リュックやパーカー・帽子などと同じように肩の緩さを誤魔化すことができるんですね。
もちろんメガネだけでも効果はありますが、よりシルエットを綺麗に見せたい場合はサングラスのほうが有効といえます。
ビジネス感の少ないアイテムを中心にする
ところでサングラスを使う場合の注意点ですが、なるべくビジネス要素のある服を減らすという方針が必要です。
一般的なテーラードジャケットやシャツと合わせると、サングラスと合わせたときに違和感が出やすくなるからです。”夜の仕事感”が出やすいというのもあります。
今回はステンカラーコートというビジネス要素のある服を使っていますが、ゴールドジップなどの装飾があるので、サラリーマンが着るコートとは少し印象が変わってきます。
そもそもこのコートは乗馬用として作られたアウトドア系ブランドのもの。ビジネス用コートとしても使えますが、ほどよくラフなデザインなのでそこまで違和感は感じません。
プリントTシャツは暗めの色、ジーンズは光沢のあるノンウォッシュタイプ、そしてスニーカーはレザー素材。
なるべく大人びた要素のある普段着を合わせることで、サングラスと合わせながら子どもっぽくなりすぎない服装を意識しています。
あくまで自然体を優先するなら普通のメガネ、シルエットを綺麗に見せつつ少し変化を付けたい場合はサングラスという方針がいいでしょう。
肩のデザインというのはあまり意識しない部分だと思いますが、スタイルを良く見せるうえでは意外と無視できない重要なポイント。
キメすぎにならないよう注意すれば、今回のようにサングラスを使って解消することもできます。