小柄の小松です。今回はシャツ襟を使ったひねりのあるコーディネートについて。
ここ数年どのブランドでも見かけるようになったオープンカラーシャツですが、あまりに見慣れていると新しい着こなしを思いつきにくいという悩みもあるかと思います。
そこで今回はメンズであまり見かけない、ジャケットとシャツの重ね着パターンについて書いていきます。
オープンカラーシャツの襟をジャケットの外に出す着こなし【メンズでもあり】
ということで今回はシャツ襟をジャケットの外に重ねる着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロ:リブビーニー(+白タグ)
ユニクロU:テーラードジャケット(XS)
ユニクロ:オープンカラーシャツ(S)
ユニクロU:ワイドフィットテーパードパンツ(70)
Spring Court:G2レザー(39)
agnes b.:ロゴピン
MAISON SPECIAL:ディアスキンダブルサイドパスケース
JINS:ファインフィットシートチタン
テーラードジャケットの上にシャツ襟を重ねるというアプローチ。
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
“襟出し”はもともとある方法
このシャツ襟を表に出すという組合せ。おそらく多くの男性が違和感を覚えるかと思います。
僕自身も最初見たときはかなり抵抗があったのですが、この組合せ自体はレディースではメジャーな部類のようです。
https://studio728.jp/blog/36364/?amp=1
調べてみると、こんなふうにスーツスタイルのパターンの1つとして認識されてるようです。
主に就活関係の記事がヒットしていて、襟の形や見せたい印象によって使い分ける模様。
つまりシャツ襟をジャケットに重ねること自体は割とメジャーな方法ということになります。
https://otokomaeken.com/mensfashion/21554
ただし、男性でこの着こなしを探してみると、キメすぎな印象が出ているものが多め。
TPOにも寄りますが、上記の画像よりもう少しラフな着こなしに調整すれば、普段着として使いやすくなるといえます。
悪目立ちしないための小物使い
そこで今回はパンツと帽子でラフに寄せました。
黒のスキニーパンツだとキメすぎな印象が出そうだったので、今回はゆとりのあるワイドスラックス。
スラックス自体はスーツ要素のある大人びたアイテムですが、ゆったりしたものを使うことでラフな印象に近付けました。
さらにニット帽を使ってラフに寄せていますが、これは右の着こなしも比較するとわかりやすいかと思います。
テーラードジャケットを羽織って大人っぽさが増えたぶん、帽子でプラマイゼロにする。
帽子を使うことで視線を上に誘導させ、身長をなるべく高く見せる。カラフルなシャツ襟だけが悪目立ちさせないという目的もあります。
さらに今回は内側にポーチを足しました。
大きさはカードケース以上ショルダーバッグ未満。ほどよい大きさのポーチを足すことで、目立つ腰位置を隠しつつ、服装に変化をプラスさせています。
そもそも今回の着こなし、テーラードジャケットの襟(ラペル)の形が非常に重要です。
普通のジャケットはラペルが左のような形ですが、このユニクロUのジャケットはラペルの位置が少し下がっています。
そうすると、シャツを重ねたときに2つの襟がピタリとはまってくれます。
襟を重ねたうえでロゴピンを付ける隙間もある。ラペルの位置が低いジャケットは、とてもアレンジのしやすいアイテムといえるんですね。
とはいえ抵抗がある人は普段通りの着こなしで問題ないと思います。
ただ、同じアイテムでも工夫次第で違う印象をつくれるというのは知っているとおもしろい。新しい服を買う前に、一度鏡の前で試してみるのがオススメです。
多くのブランドで取り扱ってるテーラードジャケットやオープンカラーシャツ。
見慣れない着こなしは違和感を覚えるかと思いますが、変化を付ける方法として、択肢に入れてみるのもいいでしょう。