小柄の小松です。今回はクオリティが高くて満足感のあるTシャツについて。
春にはインナー、夏には1枚着として活躍する半袖Tシャツ。なんだかんだで1年通してTシャツを使ってるという人もいるでしょう。
ただTシャツはどこの店にも売ってるのでどれを選べばいいか迷いがち。
そこで今回は単体で着ても存在感のある最高の1着を紹介したいと思います。
soeの定番ラウンドヘムトールTは服好きなら見逃せない極上Tシャツ

こちらが今回紹介するsoeのラウンドヘムトールT
身長162cmの小松はブルーのサイズ0を購入しました。
✴︎全部で12色ありますが「スモーキーブルー」と「サックス」は別の色です
パッと見は明るさだけが目立つTシャツですが、実はかなり計算されたバランスのいい1枚になっているのです。
カラフルなTシャツを選ぶときのポイントとは?

無地Tシャツはどこの洋服屋でも扱っていますが、それ単体で大人っぽく見えるTシャツは何を基準に選べばいいのでしょうか?
いろんな要素がありますが、わかりやすいのが”生地のツヤ”で選ぶという考え方。
Tシャツはシャツ・セーターと比べるとラフで子どもっぼい印象がありますが、ツヤのある素材を選べば大人っぽい雰囲気をつくることができるからです。

“ツヤ”というと服好きにしか伝わらないマニアックな話に聞こえますが、その高級感は相手にキチンと伝わります。
クタクタにヨレたTシャツは単純にダラシなく見えますが、ツルッと滑らかなTシャツを着れば整った印象に繋がる。
服好きは”ツヤ感”という言葉が大好きですが、見た目に高級感が出るのは間違いなく事実です。

しかも洋服の発色が強いほどそのツヤは活きてきます。
カラフルなTシャツは白黒のものよりさらに子どもっぽく見えますが、ツヤがあればそれを抑えることができる。
ツヤのあるTシャツが絶対的に正解ということじゃないですが、この基準を持っておくとわかりやすいのは事実です。

そこで今回のTシャツですが、まさにツヤのある生地が使われた1着。
ユニクロのエアリズムTシャツなど、特殊な加工でツヤを出す方法もありますが、それだとどこか違和感のある光沢に見えることもある。

それに対してこのTシャツは綿そのものの光沢が強い。
生地にも厚みがあるので、ハンガーに掛けたときの存在感もバツグンです。
ところでこの高級感、実は生地だけで出してるわけじゃありません。
実は普通のTシャツと”逆の編み方”にしているのももう1つのポイントなのです。


ちょっと分かりにくいですが、普通のTシャツは編み目が”縦”に伸びているもの。
それに対してsoeのTシャツは編み目が”横”に向かって伸びています。

「ただ縦横を逆にしただけでしょ?」と感じる人が多いかもしれません。
けれどTシャツ自体が横向きだと、重力で縦に引っ張られるときに光沢の出方が変わる。それが不思議な風合いの秘密になっているんですね。
あくまで店員さんから聞いた予備知識ですが、実物を見ればそのクオリティの高さに納得がいくレベル。

カラフルだけどどこが品のあるというのはなかなか魅力的。
これまでいろんな無地Tシャツを買ってきましたが、1枚で着てテンションの上がるTシャツとはまさにこのこと。
「子どもっぽくなりやすいカラフルな色を素材でカバーする」
同じ発想で作られたTシャツは多いですが、頭1つ抜き出た存在感のあるTシャツといえるでしょう。
ただのオーバーサイズに見えない理由

1番の特徴は生地の高級感ですが、細かく見ると形も絶妙なバランスに仕上がっています。
裾丈の長いTシャツなのでオーバーサイズに見えそうですが、必要以上にダボっとした雰囲気が出ないよう工夫されているのです。


まず裾まわりは見ての通りカーブした形。こういった形は”ラウンドカット”なんて呼ばれてたりします。
丸みがあることで普通の無地Tより地味に見えない。装飾がないのでボタンシャツよりも長さが際立ちますが、後ろが長くて前は短めという仕様。
僕の身長が162cmなので長く見えますが、身長が高い人ならサイズ選び次第で見せ方を変えられるでしょう。

長い丈でインパクトがありますが、逆に袖丈はコンパクトに抑えられてます。
肩幅はちょっと緩めですが袖幅は細すぎず太すぎないレベル。
そのおかげで二の腕の露出も控えめになるので、腕の太さがバレにくい形といえます。

同じく襟の幅も狭くコンパクトになっています。
さらに首まわりにゆとりができる開き具合なので、小さいサイズを選んでも窮屈さがなくノンストレスで着れる。

オーバーサイズの服は全部ダボっとしてると子どもっぽくなりがち。
けれど細いTシャツの要素を部分的に取りいれることで、大人っぽさをキープできる。
細さと緩さの絶妙なバランス。その結果、トレンドに左右されにくい形に仕上がっているんですね。
「いつもと違う重ね着使い」がオススメ

1枚で着ても満足できるTシャツですが、オススメしたいのは”重ね着”として活用すること。
長い丈を活かして裾からチラ見せすれば、普通の服装にアクセントを加えることができるからです。

たとえばこういったパターンですね。
重ね着=白Tシャツを見せるのが一般的ですが、白以外のカラフルな色を使えばいつもと違うアプローチができます。
なんとこのTシャツは全部で12色ありますが、重ね着で活かすならブルーが1番使いやすい。
いまのうちに買っておけば、秋冬の重たい服装でもアクセントとして活用することができるでしょう。
・子どもっぽく見えない圧倒的な高級感
・トレンドに左右されにくい細さ×緩さ
・「いつもと違う重ね着使い」がオススメ
春夏の定番として出してるモデルですが、その年によって扱うカラーが微妙に違ったりするそうです。
やみつきになるハイクオリティな1着。気に入った色があれば早めの購入がオススメです。soe ラウンドヘムトールT
