小柄の小松です。今回は使いやすいピンバッジ選びとその付け方について。
無地のシンプルな服は合わせやすさが魅力ですが、単体だとどうしても地味な印象が出やすくなってしまうもの。
そこでピンバッジ(ピンズ)を付け加えれば、小さくても確かなアクセントになって、着こなしに華やかな印象をプラスしてくれます。
けれどこのピンバッジ、ものによっては使いにくい形のものもあるんです。
外れない・ズレないピンバッジの選び方【ピン留めの数・形がポイント】
使いにくいピンバッジとは何かというと、外れやすい・ズレやすいなどのデメリットがある場合です。
オシャレにアレンジできる便利な小物といっても、使い方が面倒だとストレスが溜まり、結局ほとんど使わないというパターンになりやすいのです。
ピンバッジの外れ・ズレが起きやすい理由
具体的にどんなピンバッジが使いにくいのでしょうか?
ここで重要なのはバッジを洋服に刺すための”ピン留め”です。
これがどんな形になってるか次第で、アレンジのしやすさが変わってきます。
僕はこれまで上のピンバッジを使っていました。
黒い背景に立体的な白文字が掘ってあるバッジで気に入っていたんですが、何度か使ってみるとピン留めが使いづらいことがわかりました。
ピン留めは中央に1つだけ付いているんですが、1つだけだとプレートが固定されず傾きやすい。
横長で直線的なプレートだから尚更ですが、ズレると一気にダラシない印象が加速してしまいます。
さらにピン留めが出っ張っているので、裏で肌に当たりやすいというのも難点でした。
タンクトップなどの肌着を着ていれば肌に直接触れることはないですが、バッジを付けたことで着心地が悪くなるのはできれば避けたいところ。
洋服に装飾をプラスしてくれるとはいえ、ズレたりパーツの出っ張りがあるとストレスになり、結局あまり使わないというパターンになりかねません。
ヒントはアニエスベーにあり
そこで使いやすいピンバッジを探していて見つけたのが、こちらのアニエスベーのロゴピンバッジ
プレートの大きさは縦横1.5×3.2cm。黒背景に英文字でブランド名が彫ってあるシンプルなバッジです。
このバッジの使いやすい点はピン留めが2つあること。
両端に同じ感覚でピン留めが付いているので、一度付ければバッジが回転することがありません。
ピン留め自体も短くコンパクトなつくりで、ピン留め部分の高さは1cm未満です。上に載せたバッジと比べると、パーツの存在感が薄くスッキリした印象があります。
しっかり固定してくれるだけでなく出っ張りが小さいので、ピン留めが2つに増えても肌への負担は少なくてすみます。
もちろん2つあるほうが付けるときに面倒ですが、一度付けてしまえズレなどを気にせず安心して使うことができます。
たかがバッジですが、こういう使いやすさがあることで、アレンジだけでなくアイテム自体への愛着も湧いてきたりします。
少なくともスクエア型のピンバッジを選ぶときは、ピン留めの数と大きさに注意して選んでみてください。
洋服の胸元に付けてアレンジ
ピンバッジの使い方はとても簡単。
洋服の胸元に付けるだけで、無地のシンプルな洋服に華やかな印象をプラスしてくれます。
ただ洋服に穴を開けることになります。なので厚めの生地だったり、色は黒・ネイビーにするなど、穴が目立たない服に使ってあげるのがいいでしょう。
上の写真では使わなくなった白Tシャツに付けてましたが、バッジを外すと穴の跡がかなり目立ちます。
洋服を洗濯するときはバッジを外すことになるので、ずっと付けっぱなしにしてるとは限りません。どのアイテムに使うかは少し慎重に選んだほうがいいと思います。
せっかくピンバッジで洋服をアレンジするといっても、使い勝手が悪いと利用する機会が減ってしまいがち。
デザインにこだわるのはもちろんですが、ピンの穴の形に注意して選べば、ストレスなくアレンジを楽しむことができるでしょう。