小柄の小松です。今回は秋冬ストールを最大限活かすための着こなしについて。
ストールは柄物を選べば単体で着こなしにアクセントをつけてくれますが、いくつか工夫すれば小顔に見せることもできます。
ポイントは上下左右のバランスです。
ストールの小顔効果を活かす着こなし【帽子・リュック・小物でYライン】
ということでストールを使った着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
Magine:ワッチキャップ
JINS:ワイドシートメタル
ユニクロU:ウールブレンドチェスターコート2016(S)
ユニクロ:カラーステイスリムフィットジーンズ(28)
GU:パネルボーダーセーター(M)
PUMA:スエードクラシック(25cm)
UNITED TOKYO:チェンジヘリンボーンストール
無印良品:PCポケット付リュック
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
ストールと帽子で顔を小さく見せる
まずストールで小顔に見せるためには帽子をセットで使うのが一番簡単です。
ストールは小物のなかでも大きい部類なので、同じくらい目立つアイテムをどこかに足してあげるとお互いにバランスを取ることができるからです。
帽子のアリナシでどう変わるか見てみます。
このストールはボリュームを抑えるために幅を短くカットしてるので目立ちにくいですが、それでも帽子があったほうが小顔に見えていると思います。
首・手首・足首などと同じで、帽子などの先端のアイテムは特に存在感があるもの。
そんな帽子とストールで顔を挟むことで、相対的に小顔に見せることができるんです。
今回はニット帽を使っていますが、その理由は帽子自体の主張が少ないから。
キャップやベレー帽だと縦横にボリュームが出るので、着こなしの印象が帽子に引っ張られやすく、合わせるアイテムが限られる傾向があります。
ニット帽は編み目が太くてラフなアイテムですが、ボリューム自体は抑えめなので着こなしに取り入れやすいです。
ただ、帽子は人によって似合う・似合わないの差が出やすいのも事実。
解決策は下に書きますが、ストールを効果的に使うなら帽子を活用するのが手っ取り早いといえます。
ニット帽が似合わなければメガネを掛ける
帽子は人を選ぶアイテムですが、単体でかぶっても似合わないときはメガネをかければバランスが取りやすくなります。
帽子が似合わない原因は、骨格から顔の表情・肌色までいろんなものが考えられますが、メガネで顔のパーツを少し隠すことで、違和感を減らすことができるんです。
しかもメガネは自然に大人っぽい印象をプラスしてくれる小物。
ニット帽はスーツで使われることのないラフなアイテムですが、大人っぽいメガネと合わせることでちょうどいいバランスをつくることにも繋がります。
Yラインはリュックで簡単に作れる
今回はロングコートにストールというTHE秋冬な着こなしですが、この場合はリュックを使うのがオススメです。
ボリュームのあるバッグを背負うことで自然にYラインができ、体型を綺麗に見せやすくなるからです。
✳︎Yラインとは着こなしにメリハリをつくるためのテクニックの一つで、わかりやすくいうと”上が太く、下が細いシルエット”という意味です。
ニット帽やストールで縦のボリュームは出せます。
そこにリュックで横の広がりを足すと、上下左右を立体的に見せてくれるんですね。
これは首に巻くだけのスヌードでも同じ方法が使えます。
肩がけすることで黒コートの地味な印象をなくしてくれるので、シルエット以外でも着こなしのバランスを整えてくれるんです。
ストール・マフラーは良くも悪くもボリュームが出るアイテム。
単体で使うよりも、顔まわりの上下左右でバランスを均等に取ることでまとめやすくなるでしょう。