小柄の小松です。今回はシンプルだけど地味にならないプリントTシャツについて。
Tシャツは夏だけでなく春秋冬でも重宝するベーシックな洋服。ほどよいデザインのものなら1枚でもジャケットに合わせるインナーとしても使いやすくて便利です。
そんなちょうどいいTシャツをユニクロから紹介したいと思います。
ユニクロのTOKYO(トウキョウ)UTのサイズ感をレビュー
こちらが今回紹介するユニクロのトウキョウUT
グラフィックデザイナー・アートディレクターなどの肩書きを持つ河村康輔氏が製作に関わったTシャツ。
身長162cmの小松はMサイズを購入しました。
“TOKYO”を絶妙に崩したロゴTシャツ
このTシャツ最大の特徴は、なんといってもプリントの仕様です。
銀座でリニューアルした店舗である”ユニクロトウキョウ”をテーマにしたロゴですが、近くで見ると実はだいぶ細かいデザイン。
パッと見は英字でTOKYOと書かれてるだけに見えますが、細かい線でボカしを入れた形。
よく見てみると、メイン文字の斜め上にアルファベッドを”影”のように重ねていることで、立体的に見えるよう工夫されています。
背中にもプリントが入ってますが、前と比べるとかなり大きめ。
写真だと奥行きが出ないのでTOKYOの文字だけが目立っていますが、実際はもう少しボヤけて見えます。
プリント下に刻まれているのは、おそらく河村康輔氏のサイン。
上の大きなプリントと合わさることでメリハリのあるバックプリントになっていますね。
前のプリントは胸板が1番厚い部分にくる高さです。
大きすぎず小さすぎないプリントなので、シンプルな服装に合わせると程よいアクセントととして機能してくれます。
ハリのある生地で明るいネイビー
このTシャツは生地や色の明るさもとてもバランスが取れています。
ネイビーという表記ですが、普段のユニクロネイビーよりも紫色が混じっているのでほどよく明るめ。
生地はヘビーウェイトというわけではないですが、シワが付きにくくハリのある素材。
滑らかでほんのり光沢もありますし、何度か洗濯してもその風合いはキープされてます。
そして襟まわりは比較的細身でよれにくく、耐久性が高め。
数年前と比べると、最近のUTは生地が少しずつ厚みを増していて、洗濯を重ねても綺麗な状態を保てるように進化してると感じます。
UT=デザイン特化とイメージする方も多いと思いますが、スーピマコットンやエアリズム系Tシャツに負けない高級感のあるボディといえるでしょう。
洗濯の伸び縮みに注意
サイズ選びのポイントですが、少しゆったりめを選ぶのがベターかと思います。
小さめサイズを選ぶと首まわりがややキツめになってしまうのと、洗濯することで伸び縮みが起きるからです。
こちらは洗濯前後の伸び縮みを比較した数値。身丈はTシャツの襟を含んだ裾丈のことです。
他のユニクロTシャツでもそうですが、洗濯することで身丈が1cmほど伸びました。
さらに身幅も1cm縮みましたが、これは全周だと2cmほど縮んだことになるので、最初より細長いシルエットに変わったといえます。
丈の長いTシャツの場合、短パンと合わせるとバランスがとりやすいですが、長ズボンだと丈の長さが際立ちやすい。
僕は上の状態からお直し屋さんに頼んで、丈を1cmほど短くしてもらいました。
プリントTシャツは丈をカットしすぎると、デザインとのバランスが悪くなりやすいもの。お直しを考えるときは、洗濯で伸びたぶんだけ短くするという方針がいいでしょう。
ただの英字ではない立体的なプリント。さらに上品な印象があって耐久性の高いボディ。ついヘビロテしたくなるバランスの良いTシャツです。ユニクロ TOKYO UT