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ユニクロのベリーショートソックス3種類を比較【違いは生地の厚み・足首の見え方】

小柄の小松です。今回は足首を見せる夏用の黒ソックスについて。

足首を見せる”アンクルパンツ”が浸透してきたこともあり、靴下も短いものを選ぶ方が増えていると思います。

ユニクロでもそのための靴下が売っているわけですが、ショートソックスは主に3種類あり、何も知らないと間違えて違うものを買ってしまうなんてこともあります。

なので3種類のショートソックスを比較し、どんな靴にはどれが適しているかを検討していきたいと思います。

ユニクロのベリーショートソックス3種類を比較【違いは生地の厚み・足首の見え方】

というわけでユニクロのベリーショートソックス3種類の違いを見ていきます。

正式名称は左から順に、ウラパイルベリーショートソックス、ベリーショートソックス、パイルベリーショートソックス。

足のサイズが25cm前後の小松は、すべて25-27サイズを購入しました。

オンラインストアでは名前が分かれているんですが、実は店頭ではほぼ同じパッケージが使われており、知らないと間違える確率が高め。

なので今回の記事を通して形や素材を見分け、好みのソックスを選んでもらえればと思います。

絶対に靴下を見せたくないならウラパイルベリーショート

今回は「足首まわりの開きが大きい順」に紹介していきます。

まず最初はウラパイルベリーショートソックス

足首まわりが1番開いてるのがウラパイル最大の特徴。

かなり開いてるので、ほとんどの靴に合わせても靴下部分が見えることはないでしょう。

現在の僕はこういった普通のスニーカーしか持っていないのですが、わかりやすくするため白スニーカーを使います。

このように足首まわりに高さがあるスニーカーなら絶対に見えません。

https://zozo.jp/sp/shop/adametrope/goods/49149697/?did=80006629

特にこういったスリッポンタイプの靴向けを探してる方は間違いなくウラパイルがおすすめです。

こちらのアダムエロペのスリッポンはかなり素足が見えるつくり。ここまで浅いとちょっと靴下が見えそうですが、かっこ悪くなるレベルではないはず。

カカトには滑り止めが付いています。

実は今回のソックスはそれぞれ滑り止めの形が微妙に違うのですが、足首が1番開いてるウラパイルが滑り止めも大きい面積。

実際に履いてみると、滑り止めの形そのものは1番脱げにくい仕様になっていると感じました。

商品名のウラパイルというのは、簡単にいうと”毛羽立ちのある生地”のことです。

秋冬用のスウェットパーカーには”裏起毛”というのがありますが、あれはパーカーの裏地が毛羽立っていてモコモコとしていますよね?

ウラパイルの生地はあのパーカーとほぼ同じと思ってもらえばわかりやすいかと思います。つまり形はコンパクトだけど、ほどよく厚みがある靴下ということです。

ただ、この靴下のデメリットは汚れが目立ちやすいこと。

汚れ方にムラができるので、他の2足と比べると先端の汚れが結構目立ちやすいです。

もう一つ気になる点は、あまりにも浅すぎてつま先・カカトの区別が付きにくいこと。

この形だと仕方のないことですが、パッと履こうとすると「あれ、どっちだっけ?」と一瞬わからなくなります。慣れれば問題ないと思いますが。

とはいえスリッポンには最適な形と生地であることに変わりはありません。

スリッポンは紐がないので、靴下の生地が薄いとパカパカと浮いて歩きにくくなってしまいますが、生地厚みがあることでそういったストレスを緩和してくれます。

部分的な汚れが目立つと書きましたが、スリッポンには間違いなくこのウラパイルが適してらといえるでしょう。

薄さ・涼しさ優先ならベリーショート

続いてはベリーショートソックス

足首まわりは3足のなかで中間の開き具合です。

普通のスニーカーに合わせると若干見えますが、履いたあとに靴下を少し押し込んであげれば見えなくなるレベルです。

ウラパイルと比べると足首まわりが詰まっているので、アダムエロペのような浅いスリッポンには不向きといえるでしょう。

滑り止めはこういった形。

ウラパイルと似ていますが、面積は少し狭くなっています。

わかりにくいですが、生地は3足のなかで1番薄め。そのためウラパイルより脱げやすい靴下です。

ウラパイルは毛羽立ちのあるモコモコとした生地でしたが、こちらは表面がツルッとしています。

汚れに関してはこちらのほうが目立たないですが、薄いので破れやすさが心配です。消耗品とはいえ、居酒屋などで脱いで破れてたらカッコ悪いので気になるところ。

足首の開き具合・生地の薄さを考えると、紐のないスリッポンには不向き。

なので少なくとも紐付きのスニーカーに合わせるのが安全です。

紐付きスニーカーのなかにはカカトまわりが浅いものもありますが、ベリーショートならぎりぎり隠れるレベル。

「スリッポンは履かないし、夏は暑いから靴下はなるべく薄くしたい」

そういった方は”ベリーショート”を選ぶのがいいでしょう。

普通のスニーカー・革靴にはパイルベリーショート

最後はパイルベリーショートソックス

3足のなかで足首が一番詰まっており、生地も一番厚いタイプの靴下です。

こちらも少しだけ靴下が見えていますが、上からの角度でこの程度なので普通に履いてればダラしなく見えることはありません。

滑り止めは細かく5つに分かれています。なぜかこれだけ形が違う仕様です。

ハッキリとした理由はわかりませんが、この靴下は生地が厚いので最初から脱げにくい。

蒸れを防いで程よいフィット感になるよう調整しているのかもしれません。

普通のスニーカーに合わせたらウラパイル・ベリーショートでも隠れますが、こういったがっしりしたスニーカーに薄い靴下だと、履くときにカカトまわりが詰まりやすいもの。

最初の2足を履くと、カカトまわりがめくれてしまうこともあり、意外と履きにくかったです。

けれどこの靴下はタオルのような生地で、しっかりとした厚みがあります。

これだけの厚みがあれば、普通のスニーカーを履いたときにカカトがめくれる心配は少なくなります。

マイナーな話ですが、スニーカーだけでなく革靴も履きたいという方にはパイルベリーが適しています。

いくら紐で調整できるとはいっても、ウラパイルとベリーショートは一般的な秋冬靴下より薄いので、革靴だとフィット感が損なわれます。

パイルベリーは秋冬靴下とほぼ同じ厚さがありながら、革靴から見えないショート丈。

なので普通のスニーカーや革靴に合わせるときはパイルベリーが適しているといえるでしょう。

ということで足首と生地について比較すると…

脱げにくさは…
ベリーショート<ウラパイル<パイルベリー

適している靴との組合せは…
ウラパイル→スリッポン
ベリーショート→紐付きの浅いスニーカー
パイルベリー→普通のスニーカー、革靴

こういった感じです。

個人的にベリーショートは中途半端な立ち位置に感じるので、ほとんどの人は不要かと思います。

スリッポンを持ってればウラパイルですね。現在の僕はスリッポンも浅いスニーカーも持ってないので、夏の靴下はパイルベリーだけと決めました。

たかが靴下ですが、逆にいうと靴下でストレスを感じるなんてもったいない。ご自身の持ってる靴に合わせて最適なものを選んでみるのがオススメです。

繰り返しになりますが、パッケージはほぼ同じなので、店頭だと間違えて買う可能性はかなり高め。

形と生地の厚みを知ってれば間違えることはないので、ぜひ今回の記事を参考にして選んでみてください。

 

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