小柄の小松です。今回は男性が着れるユニクロのレディースセーターについて。
最近のユニクロは有名な海外デザイナーとコラボすることが多いですが、レディースではイネス・ド・ラ・フレサンジュという女性モデルとのコラボが定番。
基本的に女性の体型を活かしたアイテムが多いんですが、シーズンによっては男性でも着れる色・デザインの服が隠れていることもあります。
それが今回紹介する3Dジャカードセーターです。
【2020年秋冬】ユニクロ×イネスの3Dジャカードセーターはメンズが着れるレディース服【レビュー】
こちらが今回紹介するユニクロの3Dジャカードセーター
身長162cmの小松はネイビーのXLサイズを購入しました。
赤が映える絶妙なフェアアイル柄
このセーターの1番の魅力はなんといっても首まわりの柄です。
カラフルな模様を立体的にまとめた”フェアアイル”という柄。
この柄のおかげで1枚で着ても地味にならず、ほどよいアクセントのある秋冬セーターとして活躍してくれます。
使われている色はネイビー・赤・白の3色。
近くで見るとかなり細かい模様になってることがわかりますが、赤の面積が控えめなので派手な印象が出ません。
イネスコラボは服のどこかに赤を散りばめたデザインが多いんですが、このセーターはまさに赤を活かした絶妙な柄。
カラー展開は他にオレンジ・ナチュラルもありますが、男性が着やすい色となると断然ネイビーです。
柄だけではなく、ボディそのものも立体的な形。
縦にラインが入ったケーブル編みのようになっているので、これもセーターが地味に見えないポイント。
細いリブ編みのセーターだと女性らしさが強くなりますが、このセーターはライン同士の間隔が広いので男性が着てもほとんど違和感が出ません。
柄があるのでわかりにくいですが、このセーターは肩に縫い目がないラグランスリーブ仕様。
ラグランスリーブは腕が動かしやすいというメリットがありますが、肩に縫い目がないとダラしなく見えてしまい、着こなしに工夫が必要なことも多め。
けれどこのセーターはフェアアイル柄があるので肩の縫い目がないことがわからない仕様。
動きやすくてダラしなさが出ず、しかも適度に柄が映える。まさに一石三鳥といえるデザインになっているんですね。
生地は薄めなので重ね着推奨
ただしこのセーターにも気になる点はあります。それは生地が少し薄いこと。
ユニクロのエクストラファインメリノのようなハリはなく、ラムセーターほど厚みがあるわけでもない。
なので単体で着ると少し頼りない印象が出る可能性が高いんですね。
そこでこのセーターを着るときのポイントですが、生地の頼りなさを隠したい方は”重ね着”がいいかと思います。
なかにTシャツなどを入れるとセーターに厚みがあるように見える。
しかも白Tシャツを使ってあげればセーター以外にも目立つ装飾ができるのでセーターの頼りなさを隠せます。
そこまで考えなくても悪目立ちしないと個人的には思いますが、このセーターは1枚で着ると袖や背中が少しチクチクする生地。
けれど半袖Tシャツを中に着てあげればチクチクはほとんどなくなります。
生地の薄さとチクチク。この2つを解消することを考えると、重ね着前提で使うのがベターではないかと思います。
首が詰まらないモックネックになる理由
このセーターを男性が買うときのポイントですが、サイズはXL以上を選ぶのが良いかと思います。
女性用のセーターは着丈が短く、身幅が狭いものが多め。
なので身長が低い男性でも大きめサイズを選ぶのが安全です。
身長162cmの小松はXLサイズにしましたが、1番の基準は身幅です。
着丈はXXLでも問題なかったんですが、それだと身幅が広すぎて違和感が出ました。
あまりにゆったりしてると生地の薄さも目立ちやすかったので、適度にゆとりが出るXLサイズを購入したという流れです。
このセーターをサイズUPするメリットがもう1つあって、それは首が詰まったモックネック型であることです。
男性用のモックネックは着丈と身幅がジャストサイズだと、首が詰まりやすいもの。
逆に首まわりを緩くするためにサイズUPすると、着丈が長すぎてダラしなく見えやすい。
けれどレディースであれば、多少サイズUPしても着丈が短くなりすぎることはありません。
つまり首まわりにゆとりを持たせつつ、見た目に窮屈さのないサイズを選ぶことができるんですね。
体型によっては合わない可能性もありますが、たとえばユニクロUのモックネックセーターが合わないという男性は、試してみる価値はあると思います。
・赤が映える絶妙なフェアアイル柄
・生地の薄さは重ね着でカバーできる
・首が詰まらないモックネックになる
ユニクロUとは違った魅力のあるイネスコラボ。コーディネートの幅がグンと広がる1着といえるでしょう。ユニクロ 3Dジャカードセーター
