小柄の小松です。今回は春夏に便利なオープンカラーシャツについて。
春夏になると毎回いろんなブランドから出るオープンカラーシャツ。
だからこそ人とは違う”差別化できる1着”が欲しいという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はパッと着るだけでサマになり、重ね着などのバリエーションも豊富な1着を紹介。
春夏の着こなしを楽しくしてくれるアイテムだと思います。
ユニクロ×JWアンダーソンの名作オーバーサイズストライプシャツをレビュー
こちらが今回紹介するユニクロ×JWAのオーバーサイズストライプシャツ
身長162cmの小松はネイビーのXSサイズを購入しました
地味にならない絶妙なデザイン
まずオープンカラーシャツとは胸元がV字に開いたシャツのこと。開襟シャツという名前でも呼ばれます。
胸元が最初から開いてるので、普通のシャツよりも涼しいイメージがある形。
首まわりに窮屈さがないので顔が大きく見える心配も少ない。春夏らしさを簡単に出せるというメリットもあります。
ただオープンカラーシャツは無地のものが多い。
無地タイプはたくさんの人が着ているので、普通に着るだけだとオシャレに見せるのが難しかったりします。
そこで今回のシャツですが、無地ではなくストライプ柄。
しかも普通のストライプではなく、左右で柄が違うというおもしろいデザイン。
柄だけでなく色も微妙に違います。
奇抜なデザインだと着こなしのハードルが高くなりますが、やりすぎてない絶妙なバランスなのが嬉しいところ。
今回買ったのはネイビーですが、色は少し明るめのブルー。
大人っぽさを出すならもっと濃いダークネイビーのほうが良いけれど、それだと春夏らしさが薄くなってしまう。
そう考えると、適度に明るいこのブルーのほうが使いやすいと言えるかもしれません。
左襟の脇にはボタンを引っ掛けるループが付いてます。
右襟の裏には隠しボタンに通せば首元まで閉じるので、普通のシャツと同じ感覚で使うことができる。
このループが省略されてるものも多いですが、オープンカラーシャツとしては昔あるデザインです。
ただ、オープンカラーを上まで閉じて着ることはあまりない気がします。首まわりはキツくなりますし。
首が細い人なら上までとめて変化をつけるのもアリでしょう。
首元のVラインは深すぎず浅すぎないというレベル。
なかにクルーネックTシャツを着れば首元からTシャツをチラ見せできます。
首まわりをスッキリ見せたいという人は、なかにVネックの肌着・Tシャツを合わせるのがいいでしょう。
裾の左右にはスリット付き。
裾が広がって腰まわりにゆとりができるので、ある程度ガッシリした体型の人でもストレスなく着れます。
なんといっても他では見ないストライプ柄が最大のウリ。
これ1枚で十分なアクセントになるのが嬉しい1着です。
適度に緩いオーバーサイズ
続いてシルエットについて。
オーバーサイズと書いてある通り、ユニクロの通常ラインと比べたら緩めのつくり。
ただダラしない印象が出るようなサイズではありません。適度な緩さでちょうどいいバランスになっています。
まず横幅は比較的広め。
今回XSサイズを選んでますが、がっしり体型寄りの僕でもゆとりがある。
通常ラインのオープンカラーシャツだとMサイズの横幅くらいかと思います。
袖丈は5分袖寄りの長さで、幅が広いつくり。
ブワッと横に広がるのが特徴的。ここがオーバーサイズっぽさを強めています。
ただし袖が細いアウターを重ね着する場合、二の腕まわりがボコッと膨らんで目立ちやすいです。
そういう意味では少しクセのあるシャツだなと感じます。
着丈は短すぎず細すぎない長さ。
横幅や袖丈のつくりが緩いので、着丈は実際より短く見えるようになってます。
横幅があるけど着丈はコンパクト。最近よく見かけるボックスシルエットといわれる仕様です。
実は使いやすいガサっとした素材
最後は素材ですが、綿100%でガサっとした生地になってます。
通常ラインはレーヨンなど滑らかな素材を使っているシャツ。
なのでアイテム単体で見ると、このシャツは通常ラインよりラフで子どもっぽい素材です。
「もっと高級感のある素材にして欲しかった！」という意見が多いはず。
ただこの生地、個人的にはレーヨンより良いんじゃないかと思います。
シャツの素材がラフなので、大人っぽいスラックスを穿くだけでバランスの良い着こなしがつくれるかです。
しかもストライプ柄なので地味にもならない。
ジーンズと合わせたら子どもっぽくなりますが、迷わずスラックスを合わせられるので簡単。
あとはバケットハットと相性が良いのも嬉しいポイント。
黒いバケットハットは、素材が滑らかだと大人っぽく見えやすいアイテム。
ガサっとしたこのシャツと合わせれば、ちょうどいいバランスにまとめやすい。
今回のラインナップにバケットハットがありましたが、同じような黒ハットを持ってれば着こなしにバリエーションを出せます。
洋服はアイテム単体の高級さがプッシュされがち。
でも着こなしという話になると、ラフな素材のほうが良いこともあります。
一般的なレーヨンのオープンカラーとは合わせ方が異なる。だからこそ違ったアレンジを楽しめる1着になっているんですね。
とはいえ洗濯後のシワが目立つのはデメリット。
ピンと伸ばして干してもアイロン掛けは必要になってきます。
特に袖まわりのアイロン掛けは苦戦すると思います。
洗濯前後の伸び縮みを比べました。脱水時間は短めです。
全体的に少しずつ縮んでます。横幅が1cmほど縮みましたが、全周で2cm縮んだことになるので、やや細くなります。
なのでガッシリ体型の方は1サイズ上げてもいいかもしれません。
あまり緩すぎるとガサっとした生地が悪目立ちするので、適度に緩いサイズにするのがベターかと思います。
✔︎地味にならない絶妙なデザイン
✔︎適度に緩いオーバーサイズ
✔︎ガサッとした素材は意外と使いやすい
ぜひ購入を検討してみてください。ユニクロ×JWA オーバーサイズストライプシャツ
