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ユニクロのMA-1ブルゾンが地味なのでジップをゴールドにリメイクしてみた

小柄の小松です。今回はユニクロのMA-1ブルゾンのリメイクについて。

ファッションアイテムや作業着・防寒着としてもシンプルで使いやすいMA-1ブルゾン。ここ数年、ユニクロでも毎年売ってるので馴染み深い方が多いと思います。

そんなユニクロのMA-1ですが、1つだけ欠点があったので、今回とあるお直しをしました。

ユニクロのMA-1ブルゾンが地味なのでジップをゴールドにリメイクしてみた


こちらが今回紹介するユニクロのMA-1ブルゾン

身長162cmの小松はブラックのMサイズを購入しましたが、タイトル通りジップをゴールドに付け替えました。

ユニクロのMA-1が地味な理由


https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/419963?color=09&size=004&utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP

ジップをゴールドに付け替えた理由はきわめてシンプル。上記の画像が元の状態ですが、このままだと真っ黒すぎて非常に地味だからです。

一般的な黒のMA-1ブルゾンはジップがゴールドorシルバーの場合が多く、金属が適度に目立つことで地味にならないバランスになっています。

けれど2019年のユニクロMA-1はすべてのパーツかブラックで統一されているので、一般的なMA-1よりも遥かに地味。

ボディの素材は厚手のナイロンが使われていますが、オールブラックだとナイロン独特の光沢も相まって、ノッペリした印象が強くなってしまうんですね。

合わせるTシャツやセーターが派手な色・柄ならまだいいですが、インナーに無地の服を使うことが多いと、そのまま着ても物足りない印象がついてしまう。

そこでジップをアンティーク調の鈍いゴールドにすることで、全体のバランスをとりました。

もともと左腕には原型モデルに近いシガレットポケットというのが付いていますが、ゴールドジップに変えたことでノッペリした印象をさらに減らすことに成功。

ユニクロのMA-1は去年まではシャカシャカとした薄いナイロンが使われていましたが、今年からはハリのある高級感たっぷりの素材に進化しています。

実際このブルゾンを着て職場にいきましたが「高そうなブルゾン!」という意見もいただきました。

定価4000円ですが、同価格帯でユニクロと同じ品質のブルゾンを探すのはなかなか難しい。ボディ自体は数万円のブランド品にも、ルーツである軍用品にも負けていません。

ジップのお直しをすることで、ユニクロのMA-1は大幅にアップデートさせることができるんです。

“ベロ”を外すとシンプルでかっこいい

もともとこのMA-1にはジップの裏側に”ベロ”が付いていましたが、お直しの過程で取り外しました。

このベロは雨の侵入を防いだり、ブルゾンの耐久性を高めるために付いてるんですが、これがあると少し野暮ったい印象が付いてしまう。

けれどベロを外すと中央が左右対称なデザインになるので、Tシャツ・セーターのデザインを最大限活かすことができます。

原型モデルからは遠ざかってしまいますが、手持ちの洋服との合わせやすさを優先したい方は、お直し屋さんにベロを取ってもらうよう頼むのがオススメです。

ポケットには使いやすい工夫が詰まってる

とはいえこのブルゾンのお直し料金、中央と腕を合わせると8000円ほど掛かっています。定価4000円なので、1万2000円のブルゾンということになります。

「だったら最初から高いMA-1を買えばいいじゃん」という話なんですが、実はユニクロのMA-1はとても使いやすく、これをどうしても活かしたいという思いがありました。

まず左右のポケット。内側のボタンで留めるタイプで、向きは横向きに近くなっています。

こうすることで持ち物の取り出しがラクで、ポケットに手を入れやすくなっているんです。

MA-1のポケットというのは上記のようにフタがあり、ポケット自体が少し斜めに付いてるものが多めです。

これだと持ち物は取り出しにくいし、ポケットに手を入れたときに野暮ったいシルエットにもなりやすい(これはショート丈アウター全般にいえることです)。

さらに左胸の内側には隠しポケットが1つ付いています。

腰のポケットに届くほど深いので、スマホや大きいモバイルバッテリーなど、縦長の持ち物は大抵入れることができます。

https://zozo.jp/sp/shop/commonware/goods/45787695/?did=75399103

胸ポケットはオモテについていたほうがデザイン性が強くなるんですが、構造上ポケットの収納力はどうしても小さくなってしまう。

つまりユニクロのMA-1は原型モデルに近づけつつ、日常生活で使いやすくなるよう工夫されているんですね。

あとは単純にサイズがピッタリだったというのも大きいです。

他のブランドのMA-1は着丈は長いけど身幅がタイトだったりその逆も多く、身長が低くてガッシリ体型の僕だとどうしてもサイズが合わなかった。

一方のユニクロは身幅も着丈もほどよく、腕も太すぎず細すぎない幅だったので、重ね着にもちょうどいいサイズでした。

弱点は地味なジップだけだったので、多少お金が掛かってもお直しをしたという流れです。

お直しの料金が高めなので、おそらくほとんどの方が躊躇すると思います。

けれどぜひ他のブランドのMA-1と比べてみてください。数万円のブランドを探しても、体型を選ばずに着れる完成度のMA-1は出てこないと思います。

ユニクロのMA-1の素材・使いやすさは文句なしのクオリティ。

最初からある程度値段の高いブルゾンを買うのも手ですが、日常での使いやすさとカッコよさを両立したい場合、今回のリメイクはとてもオススメです。ユニクロ MA-1ブルゾン

 

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