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2020年春夏ユニクロUにオープンカラーシャツが多い理由【トレンドの影響】

小柄の小松です。今回は2020年ユニクロUのラインナップの特徴について。

春夏と秋冬で年2回ずつ展開される「ユニクロU」というコラボ企画。海外デザイナーのクリストフルメール氏が関わっている、毎回注目されることが多いラインナップです。

そんなユニクロUですが、2020年春夏の展開アイテムには一定の特徴があります。

これを知っているだけで、1年を通してどんな服を買っていけばいいかを知ることができるでしょう。

2020年春夏ユニクロUにオープンカラーシャツが多い理由【トレンドの影響】

https://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/UniqloU/men?quickviewproduct=426176&color=22

繰り返しになりますが、2020年春夏のユニクロUの服には1つ大きな特徴があります。

結論から言うと「襟まわりがスッキリしている服が多い」ということです。具体的にはオープンカラーシャツ、スタンドカラーシャツとかですね。

その理由は間違いなく「2020年の洋服のトレンド」が影響しています。

トレンドのキーワードは「クラシックへの回帰」

ファッションプレスなどの海外サイトを見ていると、2020年は「クラシックへの回帰」というのが大きなテーマになっていることがわかります。

クラシックとは模範的・古典的なという意味。洋服の世界だと「伝統的、基本的、正統派の雰囲気で、時代の変化にも変わらない普遍的なスタイル」のことを指すようです。

https://www.fashion-press.net/collections/11948

そこでクラシックの代表として今年挙げられることが多いのが、ジャケット・スラックス・コートなどスーツ要素のある服たち。

スーツは誰もが知っている、昔からある定番の洋服ですから、クラシックを表現するにはもってこいということになります。

けれどスーツは本来ビジネスや冠婚葬祭などで扱われるフォーマルな服。

上の写真がいい例ですが、それをオーバーサイズにしたり形を少し崩すことで、街着で着れるラフなデザインに寄せているんですね。

「昔ながら」を再現するために、〇〇年代風の洋服というのも多く見られますが、基本的には「スーツ要素のある服」というのが2020年のキーワードになっているといえます。

オープンカラーシャツはコートに合わせやすい

https://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/UniqloU/men?quickviewproduct=426176&color=22

そこでユニクロUの話に戻りますが、今期はやたらとオープンカラーシャツなどの「襟が寝てるシャツ」がとても多めです。

その理由はコートやジャケットなどの服と合わせやすい形をしているからです。

https://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/UniqloU/men?quickviewproduct=426176&color=22

オープンカラーシャツとは文字通り「襟が開いているシャツ」のことで、襟が寝ていてスッキリした服です。

この形のシャツは2017年ユニクロUから毎年展開されてますが、今年は特にこれが使いやすい。

たとえばこんなふうにコートの下にオープンカラーシャツを合わせると、首まわりをシンプルにまとめることができます。

春にコートを合わせるといっても、どこかで春らしい軽さを出す必要が出てきます。

そこでオープンカラーシャツは襟が寝ているので、コートの着こなしを軽く見せるうえでとても使いやすい。

上の画像は秋の服装ですが、適度な軽さを出すうえでは春でも秋でも重宝するアイテムだといえるんですね。

https://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/UniqloU/men?quickviewproduct=426038

シャツだけじゃなく、実はデニムジャケットなどのアウター類も同じつくりになっています。

これも襟が寝ているので、春コートに合わせたときに首まわりをスッキリ見せてくれるというわけ。

https://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/UniqloU/men?quickviewproduct=427324

ちなみにオープンカラーシャツだけでなく、Yシャツよりもスッキリしてるスタンドカラーシャツが多いのも今期ユニクロUの特徴。

同じく襟まわりがスッキリしてるので、普通のYシャツ型と比べるとコートに合わせやすい形をしているからです。

ユニクロUのラインナップをもう一度見てみてください。不自然なほど襟まわりがスッキリした服が多いことがわかると思います。

春服は秋冬を見据えて買おう

https://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/UniqloU/men?quickviewproduct=426176&color=22

では実際にどんな服を買うのがオススメかというと、ズバリ半袖のオープンカラーシャツ。

色と形に気をつけて選べば、春夏秋冬とオールシーズン使うこともできるからです。

上で載せたように、コートの中に来たときに首まわりがスッキリ見える。

春はそのまま使えますし、秋なら間にカーディガンなどを挟めば使うことができます。

この画像は暗めの着こなしですが、半袖なら単体で夏に使えます。

半袖Tシャツの上に羽織ってアウター感覚で使うというバリエーションも出せます。

こちらはオープンカラーシャツではないですが、こんな感じに重ね着でチラ見せするというのも有効です。

面積が少なければ、秋冬に使ったときに着こなしのアクセントにもなってくれるので、地味な服が多い方は特に便利。

裾から出したりパンツインするなどのバリエーションを考えると、着丈がやや長いサイズを選ぶのがいいでしょう。

トレンドを意識すると、1年を通して買う服・選ぶ服の方針が立てやすくなります。

2月21日(金)発売予定のユニクロU。もし何か買おうと思っている方は、今回の内容と合わせて自分が買う服の候補を考えてみてください。

 

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