ファッション

誰もがどこでも着れる万能な洋服・ブランドはない【体型・目的・好みが違う】

小柄の小松です。今回は万能な洋服なんてどこにもないという話。

インターネットで検索すると「これさえ持っておけばなんとかなる!」というアイテムが紹介されていることが多いです。特に白シャツとか黒スキニーですね。

けれどどんな人でも使える万能な洋服なんて、おそらくどこを探しても見つけることは出来ないでしょう。

誰もがどこでも着れる万能な洋服・ブランドはない【体型・目的・好みが違う】

繰り返しになりますが、万能な洋服もブランドもないといえます。

そんなものがあったとしたら、世の中にこれだけ多くのブランドが存在するはずがありません。

どの洋服・ブランドにも目的や背景に違いがあります。それを着る僕らも様々な違いがあります。

着る人の体型はみんな違う

まず僕らは人それぞれ体型が違います。

当たり前のことですが、セレクトショップの服はパツパツで着れないけど、ユニクロの服は余裕を持って着れるなんてことがある。

僕は身長が低くてガッシリとした体型なのでまさに上の状態ですが、人によっては逆のパターンもあるでしょう。

脚が細いから普通のブランドのジーンズはブカブカという方は、ZARAのような極細スキニーが適しているかもしれない。

首が太くて短い人がタートルネックを着ると顔が大きく見えますが、逆に首が細くて長い人はタートルネックで首を埋めないとバランスがおかしくなる場合もあります。

メンズファッションの基本として紹介されることの多い白シャツもそうです。

清潔感が出てモテると言われたりしますが、1枚で着てカッコよくなるためにはスタイルの良さが必要になりますし、髪の長さや色で合う・合わないが左右されることもあります。

あらゆる洋服を扱ってるブランドは存在しないので、そのなかから自分の体型に服を部分的に選んでいくしかない。

「これさえ買っておけば間違いない」

どれだけ有名なブロガーやYouTuberが言っていたとしても、体型が違えばすべての人が着れる服なんて絶対にあり得ないのです。

洋服を着る目的が違う

体型だけじゃなく、人によって洋服を着る目的が違うというのも大きいです。

誰もがオシャレでカッコイイ服装をしたいと思ってるわけではないので、それだけでも必要な洋服は変わってくるものです。

たとえば単純に寒さを凌ぎたいだけなら、裏地がモコモコとしたボアスウェットパンツやフリースジャケットを買う方が多い。

細身のスラックスは大人っぽく見せてくれるパンツですが、より動きやすさを優先する方はジーンズや緩いパンツを選ぶでしょう。

僕自身はカッコよくて日常でも使いやすいモノをなるべく選びたい派ですが、オシャレであることを最優先する人もいれば、優先度を機能性に全振りする人もいます。

ある人が「これはダサい」と思ったとしても、別の人にとって最高の服という場合もある。どんな服を着ていれば幸せかというのは、着る人の目的によってバラバラといえます。

好みが違う

“着る目的”と少し近い話ですが、人によって着たい服のデザインの好みも違ってきます。

ジャケットやスラックスなどの綺麗な格好をしたい人もいれば、ブルゾンなどの無骨な男らしさ全開の服を着たいという人もいるわけです。

ブランド毎のコンセプトも、そういった好みに合わせて違いが感じられます。

たとえばユニクロの服は「LifeWear」というコンセプトを掲げています。低価格だけど高い品質で、着ていると少し気分が良くなる普段着というテーマです。

普段着としての使いやすさを重視してるので、どうしても地味なデザインが多くなってしまうわけですが、削ぎ落とされたシンプルな服を着たい人にとってはこれ以上ない洋服になる。

一方でイギリスのブランドであるポールスミスは「ひねりの効いたクラシック」というコンセプトがあるそうです。

比較的シンプルな服が多いという特徴があり、フォーマルにもカジュアルにも合わせられるのが魅力と言われています。

ブランドの代名詞にもなってる、多数の色を組み合わせたマルチストライプ。

洋服だけでなく、小さなアクセサリーにもこの特徴が反映されていて、1つ身につけるだけで華やかな印象を与えてくれます。

ユニクロが好きという人もいれば、最初から少しデザインの入ったブランドが好きという人もいます。どちらのブランドが優れているということではありません。

それぞれがハッキリしたコンセプトを持っているから刺さる層がいるということなんですね。

“万能”と聞くと、誰にでも当てはまる服を思い浮かべるかと思いますが、体型・目的・好みが違えば、自分に合うブランドも変わってきます。

そくいった意味では万能な服というのはありません。だからこそ、自分の好みとマッチしたときに信じられないほど感動することができるんです。

 

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