小柄の小松です。今回はベストとパーカーの重ね着について。
ベストはいろんな洋服と重ねるアレンジが楽しめますが、使い方を間違えるとチグハグな印象が出ることもあります。
そんな難しそうなベストですが、ポイントをいくつか押さえれば違和感を減らすことは可能。
今回はパーカー×Vネックベストの重ね着で具体例を提案したいと思います。
パーカー×Vネックベストは「黒の重ね着」ならダサいと思われない【メンズコーデ】
ということでパーカー×Vネックベストの着こなし提案です。
使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
MUJI Labo:太番手天竺編みプルオーバーパーカー(S〜M)
FreshService:TRAVEL VEST
soe:Perfect Slacks(0)
ユニクロ×JWA:ヒートテックデオドラントソックス(25〜27cm)
THE ONITSUKA:ビットローファー(25cm)
SOPHNET.:SOLOTEX CHECK TOTE BAG
soe:Leather Key Holder
soe:ウォレットパールチェーン
86-エイティシックス-:シンエイ・ノウゼン キーホルダー
amp japan:オーバーラップリング(17号)
Paul Smith:オーバーリムスクエア
この着こなしで気をつけたポイントを話していきます。
ベストの重ね着は同色が簡単
これはベスト全般に言えることですが、ベストを使うときは「同色の重ね着」が1番簡単です。
ベストと長袖の服を合わせると、肩まわりが切り替わることになります。そのとき色が変わると目立ちやすく、チグハグな印象が出やすい。
しかも今回はパーカーの重ね着。ラフな洋服を使うときは、スッキリと大人っぽく見せる必要が出てきます。
けれど同色の重ね着にすればハードルは一気に下がります。
これなら肩で切り替わっても悪目立ちしにくいです。
まるで1つの洋服のように繋がって見える。でも重ね着してるので、普通より地味にならないというメリットがあります。
あとできれば「重ね着の素材」も揃えてみてください。
今回使ってるベストはガサっとしたコットン素材。パーカーもそれに近いガッシリしたものを重ね着しました。
もちろん同色にするだけでも繋がって見えます。けれど素材の雰囲気が近ければ、2つの洋服をさらに一体化させることができます。
単純にガサっとしてるかツルっとしてるか、くらいの感覚でOKです。
首元にアクセントを足す
続いては首まわりについて。
今回は両方とも無地のアイテムですが、こういうときは首まわりにアクセサリーを足すのがおすすめ。
特にVネックベストを使ったときは注意。
胸元が開いてるVネックの場合、首元のスキマに装飾がないと物足りない印象が出てしまうからです。
そこで今回は首元にパールネックレスを足しています。
黒い洋服×白いアクセサリー。この組合せにすれば、胸元のVラインが地味に見えるのを防いでくれます。
ネックレスを隠してみるとわかりますが、胸元に何もアクセントがないと物足りなく見えるもの。
クルーネックベストならあまり気にならないですが、特に深いVネックベストだとそれが起きやすいです。
ネックレスに抵抗がある人は、最初からデザインの入ったパーカーにすればOKです。
フードを絞れるドローコードと、胸元の派手なプリント。
この2つが入ってれば、Vネックの隙間を埋めてくれます。
派手なデザインだと子どもっぽく見えやすいので、他の服を大人っぽくするなどの工夫は必要だと思います。
素材がラフならスラックスを活用
最後は下半身のアイテムについて。
今回はパーカー・ベストどちらも黒ですが、素材はガサっとしたものを使ってます。
そうすると黒でもラフな印象が出やすい。なので下半身をスラックスにして大人っぽく見えるようバランスを取りました。
スラックスだけでなく、足元もローファーにして大人っぽくしています。
上半身がラフだから、下半身を大人っぽくするというアプローチ。
発想はシンプルですが、細いスラックスや革靴は下半身を簡単に整えてくれる優れモノ。
上下真っ黒だとさすがに地味なので、ソックスを明るくしたり、グレーバッグを持って調整しています。
スラックスは黒固定でOKですが、革靴はブラウンでも良かったかもしれません。
上下を同色で揃えると足長効果があります。スタイルを良く見せたい人はブラック、装飾を足したければブラウンの革靴を使うのがベターかと思います。
①ベストの重ね着は同色が簡単
②首元にアクセントを足す
③素材がラフならスラックスを活用
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。