小柄の小松です。今回は洋服を買うときにZOZOが使われる理由について。
実店舗に行かなくても気軽に買えてしまうのが通販サイトの魅力ですが、なかでも定番なのがZOZOTOWN。
すでに利用してる人も多いと思いますが、なぜそこまで支持されるのかをあらためて考えてみたいと思います。
ZOZOTOWNが洋服の通販サイトで人気な理由【イメージ・価格・返品条件】
前社長の前澤友作さんの影響もあって、何かと話題にあがりやすいZOZOTOWN。
個人的にも結構な頻度で利用させてもらっているんですが、その魅力は大きくわけて3つあると考えています。
クーポン・タイムセールで価格が下がる機会が多い
まずは値段についてですが、定価から下がる機会が結構多い。
ブランド別に1日限定クーポンというのが頻繁に発行され、1000円から数千円まで結構な値引率。
さらに”タイムセール”という定価〇〇%引きセールも頻繁にあり。
お気に入り登録していたり、さらには自分が一度チェックしただけの商品も値引き対象になる”あなただけのタイムセール”というのもあり、ネーミングも含めてかなりお得感を感じさせます。
以前までは送料が購入金額5000円以上で無料となっていましたが、現在は一律200円。
Amazonプライムなどに慣れていると、送料が掛かることに最初は抵抗があったりしますが、後述する返品のしやすさなどもあり、個人的にはそこまで負担を感じないというのが不思議。
価格が下がりやすいとブランドの価値や利益が下がる可能性もあるようですが、消費者からすると値引きの機会が多いのは結構ありがたいことといえます。
セール・予約商品も返品できる
もう1つ大きいのが返品のしやすさ。
2019年からセールや予約商品も大半が返品可能になり、洋服や小物を買うハードルがさらに低くなりました。
洋服ブランドは季節の節目になると、急激な値引きをして在庫消化しようと動きますが、そんなセール品も返品できるというのはかなり凄い状態。
予約商品も本来なら「届いて見るまでわからなくて不安」という悩みがつきものでしたが、こちらもかなりハードルを下げる要因になってます。
肌着・靴下・古着など、さすがに返品不可のものはありますが、返品できないものは明記されてるので直感的にわかりやすい。
数年前は返品送料無料という大盤振る舞いでしたが、セール・予約商品が返品OKになったことでメリットのほうが大きいのではないかと感じます。
「とりあえずZOZOで調べる」という習慣
最後は直感的な話ですが、ある程度服を買ってる人だと「とりあえずZOZOで調べる」という習慣ができてるのではないでしょうか?
ユニクロより高くて海外のハイブランドより安い中間層のブランドは大体ZOZOに出品しているので、たいていのものはZOZOで探せば見つかる。
Twitter・Facebookやインスタなどを暇なときに眺める人は多いと思いますが、ZOZOはそういったSNSに近い感覚で気軽に見やすいというのもあるでしょう。
パタゴニアなど、有名なんだけどあまりZOZOに出品してないブランドというのももちろんありますが、そういった一部のブランドを除くとユニクロ・GU・ZOZOでしか見ないという人が結構多いはず。
「とりあえずZOZOでスクロールして調べる」という一連の流れが、身体(というより親指)に染み付いているのは大きいかと思います。
セレクトショップや専門ブランドの自社サイトで買う人も一定数いると思いますが、ZOZOは値段・返品のしやすさ・SNSのようなポジションなど、つい見てしまうような仕掛けが多め。
いっときはブランドの”ZOZO離れ”の流れもありましたが、それでも通販サイトとしてはまだまだZOZOTOWNに圧倒的な強みがあるという印象です。