小柄の小松です。今回はタンクトップの合わせ方について。
Tシャツと重ね着することでアクセントをつけられるロングタンクトップ。
よく使われるテクニックですが、重ねれば何でもOKというわけでもありません。
そこで今回は失敗しないタンクトップの使い方を提案したいと思います。
半袖Tシャツ×タンクトップの重ね着をダサいと思わせない方法
ということでタンクトップを使った着こなし提案です。
下記に使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
soe:クルーネックT by ケントモリ(2)
CURLY&Co.:GENTLY TANK(1)
ユニクロU:レギュラーフィットジーンズ(29)
ユニクロU:ナイロントート
THE ONITSUKA:ビットローファー(25cm)
assaisonner.:ラバーバンド
LOEWE:レザーブレス
KAIKO:ABSTRACT EAR CUFF
Paul Smith:オーバーリムスクエア
タンクトップの色はグレー。
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
タンクトップのメリットは2つ
まずタンクトップを使うメリットについて確認します。
1つめは何より「着こなしのアクセントになる」ということです。
夏の着こなしはTシャツ×パンツなど単調になりがち。
暑いとアウターを羽織るのが難しいし、デザイン性のある服でもパターンに限界はあります。
そこでタンクトップを重ね着が大活躍。
裾から別の色をチラ見せすることで、着こなしに立体感をプラスしてくれます。
2つめは「トップスの着丈を長くみせる」ということ。
いろんな着こなしを試していると「もう少し着丈が長いほうがバランスいいなぁ」と感じることがあります。
そういうときにタンクトップを使えば、トップスを通常より長く見せることができます。
普段は短めの丈で使いつつ、長くしたいときはタンクトップを足す。
調味料のように使えるのがタンクトップの魅力なんですね。
無地よりもプリントTと相性抜群
そんなタンクトップの重ね着ですが、相性の良いトップスというのがあります。
具体的には無地TよりもプリントTなどデザインが入ったもの。
タンクトップをチラ見せすると、腰まわりに視線が下がることになります。
けれど洋服の着こなしは、基本的に視線が下がりすぎるとスタイルが悪く見える傾向がある。
なのでプリントTなど、上半身に視線が集まりやすい服と合わせる。これが1番バランスが取りやすい組合せになります。
たとえばこういうプリントT。
目立つプリントを使ってるので、タンクトップの主張を適度に抑えることができます。
これが無地Tだと裾まわりが目立ちすぎてしまう。重ね着しないほうが良かった、なんてこともあり得ます。
ただしプリントT×タンクトップだと通常よりラフな印象が強め。
そのぶん他のアイテムをシンプルにして、なるべく大人っぽく見えるよう工夫するのがベターです。
ちなみにシャツの場合は無地でも成立することがあります。
シャツにはボタンという装飾がある。なので無地Tシャツと違い、視線を上に誘導するデザインが最初から付いています。
わかりやすくプリントTを例に出しましたが、何かしらデザインが入ったトップスのほうが合わせやすいということです。
下半身は細身のパンツを合わせる
続いては下半身の合わせ方。
結論からいうと細身のパンツを合わせればバランスが取りやすいです。
タンクトップの重ね着は通常よりラフになると書きました。そこで下半身にワイドパンツを合わせると、子どもっぽくなりすぎる可能性が高い。
しかも重ね着したことで「着丈が長く見える」という効果もあります。
なので下半身をグッと細くして、シルエットを整えてあげるのが簡単です。
大人っぽく見せるなら、革靴をプラスすると効果的です。
今回は細いジーンズを使ってるので、全体的にラフなアイテムが多め。けれど足元を革靴にすれば大人っぽい印象をキープできます。
バッグはトートバッグでも良いですが、半分に折ってクラッチバッグふうに持つのも効果的です。
タンクトップでラフにしたぶん、全体を大人っぽく調整する。これを意識すればかなりバランスの良い着こなしになるでしょう。
✔︎タンクトップのメリットは2つ
✔︎無地よりもプリントTと相性抜群
✔︎下半身は細身のパンツを合わせる
ぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。