小柄の小松です。今回は洋服選びの失敗を防ぐ方法について。
「色もサイズもバッチリだし、試着もしたから大丈夫!」
そう思って買った洋服でも、家で実際に着てみるとどこか違和感が出ることはないでしょうか?
実は洋服が自分に似合うかどうかは、試着をしただけで全部把握できるとは限らないんです。
洋服選びで失敗したくなければ自撮りがオススメ【鏡で見てもわからない】
タイトルの通りですが、買った洋服が本当に自分に合ってるか確認するためには”自撮り”が一番確実です。
試着して鏡の前で見ると実際より良く見えることが多く、あとで合わないことがわかって後悔する確率が高くなるからです。
試着して鏡越しで撮るとこんな感じになりますよね。
ほとんどの鏡は実物より細く見えるようにできていますし、当然左右が反転します。
撮る角度に寄りますが、実際の着丈や大きさよりもピッタリサイズに見えやすく、しかもスマホが顔まわりにあると必要以上に小顔に見えてしまう。
なので僕が今回オススメするのは、あくまで”鏡を通さない自撮り”です。
失敗は自撮りで全部カバーできる
「洋服で失敗しないコツ」という記事は探せば出てきますが、自撮りはそのすべてをカバーできる方法といえます。
サイズが合わない、手持ちの服と相性が悪い、想像と違う、似合わないなど、実際に自分が着てる写真があれば全部わかることだからです。
たとえば僕は以前、このアウターで失敗しました。
お店で試着したときは大丈夫だと思ったんですが、いざ自撮りしてみると思った以上に丈が短いことがわかりました。
ポケットに手を入れたときにどう見えるか、合わせる服はどれくらいのサイズが良いのかなど、細かいことまで把握できます。
このときは自撮りをしないまま焦ってお直しに出してしまったので、結果的に1万円近くお金をムダにしてしまいました…。
道具を使ってキチンと自撮りすれば、良くも悪くも隠せない。これをタグがついてるうちにやれば、返品する決意もしやすくなります。
自撮りをするメリットは靴でも同じです。
買ったときは違和感がなくても、冷静になって見たら大きさの違和感に気づくことができるんです。
自撮りと聞くとカメラや高価な道具が必要と思うかもしれません。
たしかに”SNS映え”を狙うなら高いカメラやレンズを使ったほうがいいですが、単にサイズ感を知りたいだけなら数千円で済みます。
何万円もの買い物の失敗を数千円でグッと減らせる。かなりコスパのいい投資ではないでしょうか。
自撮りに必要な道具は3つだけ
自撮りで最低限なモノはこの画像の通り。スマホ・三脚・リモコンの3つです。
スマホはほとんどの方が持ってると思うので、実質必要なのは2つだけということになりますね。
まず三脚について。値段はピンキリですが、家や近所で撮影する程度なら3000円程度で十分です。
これはスマホを三脚で固定して撮影したもの。
明るい屋外ならスマホでも十分綺麗に撮れますし、そもそも三脚は画質とは関係ない。なので固定できれば十分なのです。
ちなみにリモコンはスマホを遠隔操作してシャッターを押すために使います。100〜300円くらいで売ってます。
押せれば十分なので、Bluetoothのバージョンだけ気をつけて選べば問題ありません。
少しでも違和感を感じたら返品しよう
やり方については別記事で書こうと思いますが、とりあえず鏡を通さずに自撮りをしてみてほしいです。。
そしてその写真を見て違和感を感じた服は返品する。
たったこれだけで買い物の失敗は防げます。
以前レディースのチェスターコートを試したことがありますが、自撮りをしてみると明らかに形が合わないことがわかりました。
試着室で見たときはほんの少しの違和感でしたが、こうやってみると一発で返品対象になる。
画質が粗いですが、このスニーカーもそうです。
スエード革靴のような見た目で使えそうだと思いましたが、先端がとんがってると違和感があり、ボリュームも抑えめなので足元が貧弱に見えやすい。
これも鏡の前で合わせたときは大して気にならなかったことですが、自撮りをプラスするだけで、自分に合う合わないが明確になってくれるんです。
三脚とリモコンを使った自撮りはパッと撮るだけでも面倒な作業ですが、1万円の服選びをわずか数分作業するだけで失敗を防げる。
他人からどんな風に見えてるのか。それを自撮りで客観的に見て、ムダな買い物を防いでみてください。