小柄の小松です。今回はできない着こなしを諦めることの大事さについて。
洋服の着こなしは思い通りにできると楽しいですが、どれだけやっても難しいということも結構あります。
そんなときは無理せずに諦めて、どうかラクな道を探してほしいと思うんです。
低身長男子は諦めることでオシャレに近づく【無理な洋服は着なくてもいい】
タイトル通りですが、低身長男子は出来ないことをキッパリ諦めて得意なことに集中したほうがいいです。
ファッションはあくまで楽しむものであって、決して辛い修行をしてるわけではないからです。
とはいってもザックリしすぎててわかりにくいので、今回の記事を書く理由になった出来事を例に説明します。
努力が実らないと続けられない
まず何よりも、頑張っても成果が出ないことほど辛いことはありません。
「自分でもオシャレになれるかも」と思って始めたファッションが、気づけば自分を一番苦しめてしまうかもしれないからです。
https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/317730
たとえば僕はここ1ヶ月ほど、靴選びに苦戦していました。
秋冬の着こなしに季節感を足すためにスエード素材の靴、大人っぽさを足すためにレザー素材のスニーカーを探していました。
けれどどれだけ調べて取り寄せてもサイズや履き心地が合わず、いつまで経ってもゴールが見えない。
理想に近づけてる気がしないので、やればやるほど段々イヤになってきます。「自分はなんでこんなに苦しんでるんだ?」という負のスパイラルです。
審美眼のある人ならサクッと良品を見つけられるのかもしれませんが、少なくとも秋冬用の靴選びは僕にとって苦痛でしかなかった。
成果が出なければファッションそのものを楽しむことができなくなる。
無理なものはムリと諦めてしまったほうが気が楽になるんです。
幅広く手を出すとできることを見失う
上に書いた失敗から学んだことは、幅広く手を出そうとすると、いまできてることを見失ってしまうということです。
できないことが頭から離れず、そんな自分を責め続けることになるからです。
そうすると新しいコーディネートを考える余裕もできません。冷静に考えれば手持ちのアイテムだけで十分いろんな着こなしができるはずなのに。
僕は季節感を出すためにスエード靴を探してたわけですが、別にニットとコートとマフラーがあれば季節感は出せる。
「ひと通り揃ったから次は〇〇だ」と幅広く手を出してそれが上手くいかなかった場合、できてたことすら手につかなくなるかもしれないんです。
諦める=できることが増える
ということで僕はスエードローファーとレザースニーカーを一旦諦めました。
できないことをいつまで粘っても時間の無駄だと感じたからです。
そう考えると今度は「ちょっと頑張ればできそうなこと」が見えてくるようになります。
たとえば帽子類は似合わないと決めつけていましたが、小物の合わせ方次第でうまくいくことがわかりました。
理想のレザースニーカーがないなら、いま持ってる革靴とブーツの着こなしを深掘りすればいいとも考えられるようになりました。
つまり「いまの自分ができること」に目を向けられるようになったんですね。
なんでもかんでもすぐ諦めてたら進歩がないですが、明らかにムリだと感じたことはキッパリと諦めたほうがいい。
数アイテム使えないと一部の着こなしができなくなりますが、そのぶん手持ちのアイテムと向き合えばいい。ファッションを楽しめなくなるよりは断然マシです。
低身長男子はオーバーサイズや柄の服など、できないことにこだわり続けると本来できることを見失うかもしれせん。
どの服・着こなしなら自分でもうまくできるか。ラクな道を探すことは決して悪いことではないと思うのです。