秋冬の防寒対策には手袋が欠かせませんが、暖かさを優先すると分厚いものを選ぶことになり、バッグにしまったときに多少のストレスにもつながります。
そんななか、最も薄くて暖かい手袋が今回紹介するHoboのハンズオングリップ 。
以前紹介したユニクロのファンクショングローブとの比較しながら進めていきます。
✳︎追記
購入して1年経ったら穴が空いていました。詳しくは下記記事をご覧ください。
これ以上ないミニマルサイズ
この手袋の特徴はこれ以上ないミニマルさ。
中央のロゴと縫い目以外に装飾のない、そぎ落とされたデザインです。
そのぶん通常の手袋より手首部分が長めに作られており、この長さが防寒性を高めてくれています。
以前紹介したユニクロレディースのファッショングローブと比較してみるとその薄さが際立ちます。
ユニクロのグローブでも十分なサイズだと思っていたのですが、ショルダーバッグなど小ぶりなカバンで出かけた際にどうしてもかさばってしまい、ストレスを感じていました。
ハンズオングリップならどんな小さなバッグにも入りますし、コートやパンツのポケットに入れても他の荷物の邪魔になりません。
フィット感もかなりあり。
手袋をしていることを忘れてしまうほどの薄さです。
また、手首部分には1つ工夫がされています。
赤丸の縫い目の部分が少し厚手に作られているのです。
手首が長いとフィット感がなくなるのでは?と心配していましたが、縫い目でキュッと絞られているため隙間ができません。
絞っているのは縫い目の部分だけなので、フィット感がありながら手首に窮屈さを感じさせないゆとりもあります。
薄手の欠点をカバーするメリノウール
使われている素材は、手袋では珍しいメリノウール。
ユニクロのエクストラファインメリノセーターなどを思い浮かべてもらえればわかりやすいと思います。薄手でありながら保温性のある素材です。
ただ、ユニクロのファンクショングローブと比べると、一切風を通さないというレベルではありません。雪国などの地域ではおそらく物足りなさを感じるでしょう。
しかし関東圏など普通の気候であればこの手袋で十分だといえます。
コートやパンツのポケットに難なく入るコンパクトさは屋内外の移動が多い方に適していますし、そのうえ保温力も高い。
どうしても寒いときはユニクロのグローブが確実ですが、ハンズオングリップでも十分冬を乗り切れます。
秋冬だけでなく6月の梅雨の時期にも効果を発揮してくれるでしょう。
内側のフックを活かせば失くしにくい
このグローブの裏地には少し大きめのフックがついています。
うまく活用すれば部屋での管理がラクになります。
たとえばこんな物。ダイソーなどの100円ショップに売っているカードリングです。
これをフックにはめれば手袋同士を繋げることができるので失くしにくくなります。
リングを付けるとこのような形になります。
幸いなことに手首にゆとりがある構造をしてるので、リングが付いてもそこまで肌に違和感はありません。
コートなどの袖が長いアウターなら目立たないので、シンプルなデザインを邪魔することもありません。
せっかく買った手袋ですから、失くさないために工夫をするのをオススメします。
このアイテムは定価5,500円(+税)と少し高めの手袋ですが、フィット感と保温性の両立はさすがの一言。
公式サイトではXSサイズの扱いもあるので、手が小さい男性にも適した機能性の高い手袋です。