小柄の小松です。今回はお金をかけずにトレンドの洋服をつくる方法について。
数年前に買ったお気に入りの洋服。だけど「いまのトレンド的にはちょっと物足りないデザインだなぁ」と思うことはありませんか?
トレンドを追うなら新しい洋服を買うのが手っ取り早い。でもクローゼットの服は増やしたくない。
そんな方に試してほしい「無料でできるリメイク」を紹介します。
【ユニクロ】長袖ボートネックTシャツをお直しでオーバーサイズに見せる方法【0円でリメイク】
こちらが今回リメイクで使ったユニクロのウォッシュボーダーT。
2019年に買った洋服。オーバーサイズの要素がない、どこにでも売ってる普通のボーダーTシャツです。
これを自宅で簡単にリメイクできる方法を提案していきます。
コレクション画像をユニクロで再現する
https://www.fashion-press.net/collections/gallery/77603/1334401
そもそもリメイクしようと思ったのは、このコレクション画像を眺めていたのがキッカケです。
こちらはHYKEというブランドの春夏コレクションより。
袖の内側が開いていて、まるで肩がけしてるような雰囲気があります。
肩がけはオシャレな女性がよくやっているテクニック。でも正直なところ、動きにくいし形も崩れやすくて面倒です。
それなら最初から肩がけっぽく見えるデザインにしようと考えました。
コレクション画像はおそらくセーターですが、長袖Tシャツでも近い雰囲気は出せそう。
もともとほどよいデザインの洋服。ちょっと崩してもやりすぎな印象は出ないはず。
脇から袖先にかけて縫い目があったので、ここに沿って切れば簡単にリメイクできると考えました。
ハサミだけで全部できる
使った道具は1つ。自宅にあったハサミだけです。
軽く切りこみを入れるだけなので、ハサミの種類は何でもOK。
Tシャツの内側に縫い目があったので、その縫い目に沿って袖先からハサミで切りました。
ボーダーの位置を目印にしながら少しずつ切り口を広げていきます。
途中で実際に着てみて袖の開き具合を確認。
あまり切りすぎるとレディースっぽくなりすぎると思い、肘が見えるかどうかくらいを目安にしました。
あくまでTシャツの話ですが、切り込みを入れると思った以上に袖先は広がります。
なので途中で確認するのは必須だと思います。やりすぎると元通りにするのが難しくなるので。
切り込みを入れたあと、袖先も少しカットしました。
こちらも少しずつカットして慎重に。
適度にリラックス感のある長さを探しました。
「タンスの肥やし」はリメイクのチャンス
実際リメイクの前後で印象はどう変わるのでしょうか。
もともとはこういう形。きわめてシンプルな服装です。
切り込みを入れるとこんな感じ。
変わったのは切り込みとバッグだけ。ベースはシンプルですが、これだけで緩いシルエットに見せることができます。
もちろん好みはあると思います。ラフになるので他の洋服はシンプルにするのがベターでしょう。
なので着る頻度が減ってきたとか、あくまでタンスの肥やしになってる服で試してほしいです。
古い洋服で新しい着こなしにチャレンジする。そういう楽しみ方もアリではないかと思います。
・コレクション画像を参考にする
・ハサミ1つで簡単にできる
・「タンスの肥やし」はリメイクのチャンス
ぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。