小柄の小松です。今回はバケットハットの使い方について。
数年前から流行りだして、いまではユニクロでもいろんな種類を扱っているバケットハット。
ただ、これだけ売っていてもどうしても似合わないという場合もあります。アイテム選びだけでなく、着こなし方に悩む人もいるはず。
そこで今回は「デニム素材のバケットハット」について、使い方を提案したいと思います。
デニム素材のバケットハット➡︎合わせ方のポイントは2つだけ【メンズコーデ】
ということでデニムのバケットハットを使った着こなし提案です。
下記に使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
ユニクロ×JWA:リネンブレンドクルーネックセーター(L)
soe:Washed 5Pocket Slacks(0)
Hender Scheme:derby 2146(4)
SOPHNET.:SOLOTEX CHECK TOTE BAG
soe:Leather Key Holder
86-エイティシックス-:シンエイ・ノウゼン キーホルダー
assaisonner.:ラバーバンド
Paul Smith:Closed Eyes
KAIKO:ABSTRACT EAR CUFF
CULLNI:レザーパッチデニムハット
この着こなしで気を付けたポイントを書いていきます。
ハットは色・素材でイメージが激変する
バケットハットはいろんな種類が売ってますが、実は色・素材の選び方でイメージが変わるアイテム。
つまり大人っぽいハットもあれば、ラフで子供っぽく見えるハットもあるということ。
このことがわかっていれば、どんなバケットハットが自分に合うか見えてくると思います。
今回は2種類のハットの違いについて書きます。
1つめはツルッとした素材の黒ハット。
もともとバケットハットはアウトドア用ですが、色を黒いとウールハットのような大人っぽさが出てきます。
そして素材はツルッとした光沢のあるコットン。
スラックスがジーンズより大人っぽく見えるのは、素材がツルッとしているのが大きなポイント。
これはハットについても同じです。ガサガサした素材より、ツルッとした素材のほうが大人っぽく見える。
なのでこのハットは色と素材どちらも大人っぽい要素が強いアイテムです。
2つめはデニム素材の青いハット。
まず色が青いので、最初の黒ハットよりラフな印象が強くなります。
洋服でも黒とブルーだと結構印象が違ったりしますよね。ハットなど顔まわりのアイテムは目立つので、色の違いがハッキリと出てきます。
なので色に関しては「バケットハットは黒以外だとラフになる」と考えていいかもしれません。
そして素材はデニム。
ユニクロのセルビッジジーンズのように表面がゴツゴツした生地です。
最初の黒ハットはツルッとした素材で、スラックスのような大人っぽさがありました。このハットは真逆ともいえるデニム。
つまり素材に関してはラフな印象が強いといえます。
なのでこのハットは色・素材がどちらもラフ。繰り返しになりますが、黒ハットとは真逆ともいえるアイテムなんですね。
どちらも同じブランドのハットで形もほぼ一緒。
でも色・素材を変えるだけで印象はだいぶ変わってきます。
「バケットハットは大人っぽいらしいから、とりあえず適当に買ってみよう」
こう考えて買うと失敗する確率がグンと上がってしまうんですね。
ポイント①:大人っぽいアイテムを使う
デニムハットの使い方に話を戻します。
上に書いたように、青いデニムハットはラフな印象の強いアイテム。
なので大人っぽい服装にしたいなら、洋服や靴を大人っぽくしてバランスを取るのがベターです。
今回の着こなしでは夏用セーター・デニムスラックスに革靴を合わせてます。
色数は多いけどベースを大人っぽくしてる組合せ。
そこにデニムハットを足せば、ほどよくアクセントの効いた着こなしにできます。
ツルッとした黒ハットの場合、考え方は180度変わります。
他の洋服をわざとラフにして、最後にハットで大人っぽくしてます。
上の着こなしでハットを隠すと、一気に子どもっぽく見えるはずです。
今回の着こなしは、もともとハットがなくても成立するような組合せです。
でもそれだといつも同じようなパターンになることが多い。かといってキャップだと子どもっぽくなりすぎてしまう。
そういったときにデニムハットは活躍してくれるんですね。
ポイント②:ハットと洋服の色を揃える
もう1つのポイントは色合わせ。
今回の服装では青いセーターを使ってるので、統一感が出るように青いハットを合わせてます。
ハットは目立つアイテムです。それが洋服と違う色だと、目立ちすぎて子どもっぽさが強まる可能性が高い。
全く同じ色にするのは難しいですが、なるべく近い色を合わせるのは意識したほうがベターです。
あとは「視線が下がるアイテム」をわざと増やすのもポイント。
デニムスラックスや茶色い革靴、さらにグレーのトートバッグなど、今回は下半身に明るいアイテムを多くしてます。
ハットをかぶると上半身(顔まわり)に視線を集められる。なので下半身を明るくして、上下で釣り合いが取れるようにしています。
細かい話をしてますが、これはどの帽子を使うときにも役立つアプローチです。
キャップやベレー帽でも考え方は同じ。Tシャツやパンツなど、どこかに帽子と同じ色があるとバランスは取りやすい。
それが黒から青に変わっただけです。なので帽子がグレーなら洋服や靴にグレーっぽい色を使えばいいということ。
今回のように青い洋服を活かしたい人は、デニムハットを候補に入れるのもアリだと思います。
✔︎ハットは色・素材でイメージが激変する
✔︎デニムハットは大人っぽい服と合わせる
✔︎ハットと洋服の色を揃える
ぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。