小柄の小松です。今回は秋冬向けのチェックシャツについて。
チェックシャツは秋冬になると毎年出てくる定番アイテムの1つ。
けれどチェックシャツはダサい・野暮ったいというイメージが強く、なかなか買う気になれない人も多いのではないでしょうか。
今回紹介するのはユニクロのチェックシャツ。
それこそ超定番ですが、実際に着てみると「あれ、すごく良いのでは?」と感じてもらえるんじゃないかと思います。
ユニクロのフランネルチェックシャツは断然レディースがおすすめ【レビュー】

こちらが今回紹介するユニクロのフランネルチェックシャツ(レディース)
身長162cmの小松はダークグレーのXLサイズを購入しました。
レディースチェックは野暮ったさ控えめ

このシャツの1番良いところはチェック柄のデザイン。
「華やかさがあるのに野暮ったさは控えめ」というバランスの良さがあります。
ユニクロは毎年チェックシャツを出してますが、こういう絶妙なチェック柄は珍しいです。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E451295-000/00?colorDisplayCode=01&sizeDisplayCode=004&utm_medium=social&utm_source=appshare
こちらはメンズのチェックシャツ。いろいろありますが、1番メジャーな種類です。
「THE チェックシャツ」という感じのデザインですが、このタイプの柄はオジさんぽい・オタクっぽいなどの印象が出やすい。
もちろんオシャレな人であればうまく着こなせると思います。
でもこういう特定のイメージに引っ張られるチェックは、着こなしのハードルが高くなってしまうんですね。

それに対してレディースのチェックは少し変化のある柄です。
メインの色はダークグレーですが、そこにライトグレーと赤のラインが交わってる。
シャツの柄が複雑になると子どもっぽく見えやすいですが、定番のチェック柄とは違うので特定の印象は出にくくなっています。
レディースとして出してることもあり、どこか中性的な印象も感じられます。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E453560-000/00?colorDisplayCode=69&sizeDisplayCode=006&utm_medium=social&utm_source=appshare
もう1色はネイビー。
こちらもバランスの良いチェック柄ですが、どちらかというとレディースっぽさが強め。
一方ダークグレーは年配の男性が使うイメージのある色。それをレディースで出してるので、より中性的なイメージをつくることができます。

単体で着てもいいですが、寒くなったらジャケットの中に入れる”インナー使い”がおすすめです。
春ならジャケットのインナーはTシャツを使えば簡単。でも寒い秋冬だと何をインナーにするか迷うときもあるはず。
ジャケット+シャツは普通だとキメすぎになりますが、この華やかなチェックシャツなら普段着っぽさをキープできます。
どちらを買っても損はないですが、個人的にはダークグレーのほうが良いと考えてます。
メンズシャツにはない流行りのシルエット

もう1つの理由はこのシャツの”シルエット”です。
横幅が広く、着丈はそこまで長くないボックス型。
レディースでよくある形ですが、最近はメンズでもこういうボックス型の洋服を出すブランドが増えました。
ユニクロUなどのコラボならこの形が出ることもありますが、ユニクロの通常ラインだとメンズシャツは流行りのシルエットをつくりにくい。

けれどこのシャツをサイズUPして着れば、通常ラインでも流行りのシルエットをつくれます。
今回XLサイズを選びました。第1ボタンを止めても首まわりがゆったりするサイズだったからです。
僕は首が太いので、メンズだとMサイズ以上にしないと首にゆとりがつくれません。でも身長162cmだと、メンズのMは着丈が長くなりすぎてしまう。
でもレディースならサイズUPしても着丈をコンパクトなままに抑えることができます。

写真だと第1ボタンを開けてますが、止めても窮屈さは出ませんでした。
首まわりにゆとりがあれば、野暮ったさを減らせる。
ネックレスやネクタイを足すなどアレンジも楽しみやすくなります。

袖先もかなり幅があるので、手首まわりにゆとりを持たせることができます。
ボタンを止めれば上品にできるし、開ければリラックスした雰囲気をつくることができる。
自分の体型にコンプレックスがある人ほど活かせるサイジング。
そういう意味でもこのレディースシャツは使いやすいといえるでしょう。
生地の薄さはメリット?デメリット?

デザイン・シルエットは文句なしですが、1つ気になるのは生地の薄さ。
メンズと比べると少し薄手なので、シワが目立ちやすいというデメリットがあります。
洗濯後にシワを伸ばしてから干すと軽減できますが、気になる人は気になるかもしれません。

羽織り(アウター)としても使えるというウリですが、あくまでボタンを閉じて着るのがベターだと思います。
生地が薄いとアウターっぽさが出にくく、少しチープな印象が残る可能性があるからです。
そもそもチェックシャツの羽織り使いはオジさんぽい・オタクっぽいと思われやすい。
なのであくまでシャツとして使うほうが安定だと思います。

ジャケットのインナー使いについて書きましたが、生地が薄いので重ね着で袖まわりがパツパツになる心配はありません。
そう考えると、薄手なのはメリットと捉えることもできます。
なにかと不遇なチェックシャツですが、インナーとして使うときは意外と便利なアイテムなんですね。

洗濯前後の伸び縮みを比べました。脱水は短めにしてます。
長さはほとんど変わりません。ほぼ誤差の範囲でした。
ただ脱水時間が長いと首まわりがキツくなる可能性もあります。なので首が太い方は脱水短めをオススメします。
✔︎野暮ったさの少ないチェック柄
✔︎サイズUPで流行りのシルエットに変化
✔︎生地は薄いけどインナー使いに最適
ぜひ購入を検討してみてください。ユニクロ フランネルチェックシャツ
