小柄の小松です。今回はユニクロ×JWアンダーソンの選び方について。
2022年3月18日(金)に発売予定のユニクロとJWアンダーソンのコラボアイテム。
毎回コアなファンがいるので、一部のアイテムはすぐにサイズ欠けということも少なくありません。
そこで今回はアンダーソンコラボで失敗しないための考え方について書きます。狙い目のアイテムについても提案します。
アンダーソンコラボは”好み”だけで買うと失敗する

https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/collaboration/jwanderson/22ss/lookbook/detail/?index=9
まずアンダーソンコラボを買うときの注意点は「なんとなく好きだから買う」では危ないということです。
ユニクロUと比べると派手な柄・デザインなどが多いですが、そのぶん合わせ方に工夫が必要なアイテムが多め。
勢いで買ってしまうと「あれ、思ったより使いにくいかも?」ということが起きやすいです。
そんな失敗を防ぐ方法を大きく分けて3つ紹介します。
派手な柄・色を避ける
まず1番簡単なのは派手な柄・色を避けること。
単純に子どもっぽく見えやすいのもありますが、もう1つワケがあります。
派手な服ほど、アンダーソンコラボを買い足す必要が出てくるからです。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E446994-000/00?colorDisplayCode=06&sizeDisplayCode=004
アンダーソンコラボの着用画像を見ると、かなり計算された組合せになっています。
色味を合わせたり、同じ色を散りばめて統一感を出したり。子どもっぽくなりそうなギリギリの組合せも多いです。
コラボの洋服は同じコラボ同士で合わせやすいように作られてますが、アンダーソンコラボはその傾向が強い。
特に派手な柄・色だと、難しいパズルを完成させるような感じになってしまう。
実際コラボ相手のジョナサン・アンダーソンは、色合わせのこだわりを過去のインタビューでも語っています。
そうすると買う予定のなかったアンダーソンコラボを買い足す、なんてことが起こりやすいのです。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E444640-000/00?colorDisplayCode=69&sizeDisplayCode=004
だからこそ、なるべくシンプルな洋服を選ぶのがベター。
柄だけじゃなく色選びも重要です。いつものユニクロで見かけるような色を選んだほうが失敗を減らせます。たとえば白黒・グレー・ネイビーなどです。
「せっかくのコラボなのにそれじゃもったいない」と感じる方も多いかもしれません。
ただシンプルな洋服でも、いつものユニクロと全く違うつくりになっていたりします。
デザインだけじゃなく、実際に着てみたら「高いブランドと同じシルエット」ということも多い。
着こなしに自信がある、どうしても欲しいという人は問題ないですが、失敗の確率を減らすならシンプルな洋服を選ぶのが安定です。
やりたい着こなしを決めておく
もう1つのポイントは「やりたい着こなしを決めておく」ということです。
アイテム単体の好みだけじゃなく、手持ちの洋服と合うかどうかシミュレーションしておく。
そのうえで「この服とは絶対に合うはずだ!」と思えるものを着て行って、店舗で実際に合わせてみる。
そこでピタリとハマれば全く問題ありません。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E447099-000/00?colorDisplayCode=30&sizeDisplayCode=004
たとえばルックと似てるパンツ・革靴を持っていたら、そのためにシャツを買いに行くなど。
アンダーソンコラボは色合わせが1番のポイントになってくるので、それを考えるだけでもハマる確率はかなり上がります。
ただ色に関してはかなりシビアです。「白ではなくオフホワイトに合う服」などもあるので、色合わせは慎重になったほうが安全です。

完全に同じ色じゃなくても、同じ色が少しでも入っていればハマる可能性はあります。
たとえばベージュの革靴を持っていなくても、同じ色が入ってるサンダル・スニーカーなら合わせやすいこともある。
どちらにしても、どんな着こなしをしたいか固めておけば失敗は防ぎやすいでしょう。
どうしても欲しい→セットアップ推奨
それでも欲しい服がある場合は「セットアップで買う」を考えてみてください。
上下セットで着れるような服なら、その組合せを真似るだけで成立することが多いからです。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E447467-000/00?colorDisplayCode=32&sizeDisplayCode=004
「セットアップ可能」と書いてなくても、上下で色と素材が近ければそれで問題ありません。
これはジャケット・スラックスを上下買うのと同じ感覚です。とりあえず上下セットで服が揃ってれば、Tシャツや靴を手持ちのアイテムでいろいろ試しやすい。
公式の着用画像を1つひとつ見ていけば、セットアップ感覚で着れるアイテムが見つかるはずです。
ソックスは全色買いでもOK

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E449520-000/00?colorDisplayCode=54&sizeDisplayCode=027
最後に使いやすいと思うアイテムを提案していきます。
まず1つめはソックスです。これについては全色買いでもいいと考えてます。
アンダーソンコラボは色合わせが難しいと書きましたが、その色合わせを簡単にしてくれるのがソックス。
洋服と同じ色をソックスで使ってあげると、それだけで着こなしが綺麗にまとまりやすいからです。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E449519-000/00?colorDisplayCode=15&sizeDisplayCode=027
アンダーソンコラボの靴下は派手なものも多いですが、半年後・1年後のトレンドを見越したカラー展開。
以前の僕は気に入った色だけ買っていたんですが、あとから買わなかったソックスの使いやすさに気付くことが多かったです。

特に足首を見せるアンクルパンツを穿くときに絶大な効果を発揮します。
シンプルな服装を味付けしてくれるだけじゃなく、パンツと靴の色を”繋ぐ”ときにも活躍してくれるカラーが毎回揃ってます。
サンダルと合わせるときにも便利です。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E447611-000/00?colorDisplayCode=38&sizeDisplayCode=027
全色買いに抵抗がある人はこの”パッチワーク”だけでも揃えてみてください。
複数の色が混じっているほど洋服との色合わせがしやすいからです。
洋服は最小限に抑えたいという人も、ソックスだけは多めに揃えたほうがあとで便利だと思います。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E447099-000/00?colorDisplayCode=69&sizeDisplayCode=004
2つめはオーバーサイズストライプシャツ
襟はV字に開いたオープンカラー型。毎年どこのブランドでも見かけるので飽きたという人も多そうですが、このシャツは良品だと思います。
ボディとストライプ柄が左右で切り替わったデザイン。同系色でまとまってるので派手すぎず地味すぎないバランスです。
シルエットが「着丈は短く、横幅が広め」ならユニクロの通常ラインよりもトレンド寄りな形になります。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E447099-000/00?colorDisplayCode=69&sizeDisplayCode=004
公式画像を見る限り、首元のVラインは少し詰まった形だと思われます。
普通のオープンカラーシャツだと「クルーネックTを首元からチラ見せ」が定番。けれどこのシャツはクルーネックTを見せる隙間があまりなさそうです。
ただ襟元が詰まってるオープンカラーシャツには1つメリットがあります。
テーラードジャケットの襟に重ねやすいということです。

こんな感じです。
首元からクルーネックTが見えなければ、襟を重ねたときに首まわりをスッキリ見せられる。
襟を重ねると目立ちますが、ジャケットとシャツが同色なら悪目立ちを防ぐことができます。
なので襟を重ねる着こなしを考えると、ネイビーを選んで近い色のジャケットと合わせるのが簡単です。
シャツの素材だけは触ってみないとわかりませんが、ツルッとした光沢のある素材なら間違いないです。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E447361-000/00?colorDisplayCode=33&sizeDisplayCode=004
3つめはロールアップショーツ
腰まわりにはスラックスのように”タック”が入ってるので、普通の短パンより大人っぽく見えるデザイン。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E447361-000/00?colorDisplayCode=33&sizeDisplayCode=004
裾をまくっても固定できるようにしたショートパンツ。おそらく裾を2回まくれば固定できる形です。
ただ、丈が短すぎると肌の露出が増えてやりすぎな雰囲気が出てしまう。
なので2wayですが実際はどちらか1パターンで使うのがメインになると思います。腰位置を上げ下げするゆとりがあれば別ですが。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E447361-000/00?colorDisplayCode=33&sizeDisplayCode=004
色は黒が安定ですが、すでに黒短パンを持ってる人はカーキを試してみるのが良さそうです。
明るすぎず暗すぎない色だと思うので、春夏の短パンとしてちょうどいい。上半身に白・黒・ネイビーなどのシャツを合わせれば、適度に大人っぽく見せられます。
同じ色のシャツも売ってますが、上下ともこの色だとおじさんぽい組合せになりかねないので難しい。
もしセットで買うならシャツのボタンを開けて、中の洋服でバランスを取る必要があるかと思います。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E449456-000/00?colorDisplayCode=09&sizeDisplayCode=004
4つめ。シンプルな服だとこのスウェットも考えられます。
白いデザインが入ってるので、下半身に白パンツを合わせると色が繋がってバランスが取りやすい。公式画像でも白パンツと合わせています。
ただ今回のスウェット、腰まわりがタイトなつくりになってる可能性があります。

スウェットは2021年秋冬でも出てました。
このときのスウェットは「脇は広いけど、腰まわりはタイト」というつくり。なので前回と同じシルエットになる可能性があります。
腰まわりがタイトだと、シャツを重ね着したときに「裾のチラ見せ」がやりにくくなります。なのでシャツを重ね着するなら、チラ見せは首元だけになるでしょう。
生地にも寄りますが、夏にタイトなスウェットを着るのは暑いので、春夏コレクションとしては着れる期間が短いほうだと思います。
・アンダーソンコラボは”色合わせ”に注意
・ソックスは全色買いでもOK
・オープンカラー、短パン、スウェットが狙い目
ぜひ参考にしてみてください。
