小柄の小松です。今回は雨の日に重宝するパーカー型アウターについて。
梅雨などの時期はなるべく服を濡れさせたくないですが、せっかくのオシャレな服装の上からペラペラのレインコートを羽織るというのも気が引けます。
そこで雨をしのぎつつ、オシャレな着こなしもできるようなアウター。それがユニクロのブロックテックパーカーです。
ユニクロブロックテックパーカーの特徴をレビュー【サイズ選び・洗濯の注意点】
こちらが今回紹介するユニクロのブロックテックパーカー
身長162cmの小松はブラックのMサイズを購入しました。
軽くて水をはじく撥水加工
ブロックテックパーカー最大の特徴はなんといっても素材。
表面に水を弾く撥水加工がされているので、軽い雨であれば内側の服が濡れる心配がありません。
画像はパッと水をかけてすぐに撮影した状態ですが、すでに乾き始めてるのがわかるかと思います。まさに”速乾”といった感じ。
“ブロックテック”という名前の服はロングコートなどでも見かけますが、このパーカーはコートと比べるとかなり生地が薄手。
生地が薄いと聞くと頼りない印象があるかもしれませんが、サラッと羽織れるので春や秋などの時期には最適です。
春秋は昼と夜の気温差があり、着ていく服に迷うことが結構多め。
コートだと暑いけど、カーディガンだと逆に寒いなんてときがありますが、薄手で風を通さないブロックテックパーカーならその中間の役割を果たしてくれます。
内側は蒸れにくい仕様になっているので、電車やバスなど冷房・暖房で外との気温差が激しくなる場所でもちょうどいい着心地になります。
デメリットを上げるとしたら内側にポケットが無いことと、ジップを開いた状態ではフードが寝てしまうという点。
ジップを上まで閉じればフードにボリュームが出ますが…
開くとこのように横に広がってフードが寝てしまう。生地の厚さの関係でどうしてもこうなってしまうんですね。
少し工夫すれば目立たなくさせることができるのですが、それについては別記事で紹介したいと思います。
袖先・ボディのデザインが違う
ユニクロのブロックテックパーカーは毎年展開されている定番商品ですが、リリースされるたびに細かくデザインが変更されています。
主に違うのは袖先やボディのデザインですが、まず毎回微妙に変えているのが袖先の絞り。
マジックテープで先端を細くできる仕様(ベルクロ)になっているんですが、2020年春夏モデルはこのベルクロの位置が少し上に変更されています。
https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/420666?utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP&color=57
前回の2019年モデルはベルクロが袖先ギリギリの位置にありました。
今回変更した理由はおそらく「先端にあると邪魔になるから」だと思われます。
数年前に買ったときはベルクロはいまよりもっと上に付いていたんですが、袖の絞りやすさと動きやすさを考えると、2020年モデルが一番バランスの取れた位置といえるでしょう。
また中央には横向きのラインが伸びているんですが、前回モデルより位置が少し上に調整されています。
これも年度によって毎回位置が違うのですが、こういったデザインは高い位置にあるほうが視線が上がって身長が高く見えやすい。
ユニクロがそこを意図したかはわからないですが、スタイルを良くみせるという点でも効果的なデザイン。
定番商品を毎回アップデートするユニクロですが、こういったぱっと見ではわからない細かい工夫の積み重ねが多くの人に支持される理由なのだと感じさせてくれます。
洗濯機使用はネットに入れて脱水短めに
軽くて撥水性のある便利なアウターですが、お手入れに関しては注意点があります。
インターネットで検索すると「基本は手洗い推奨」というふうに出てきますが、洗濯ネットに入れて脱水時間を短くすれば家庭用洗濯機で洗っても問題ありません。
ただし、他の洋服と一緒に洗うとパーカーの樹脂加工が取れたときに悪影響が出る可能性があるので、基本的に単体で洗うのを推奨します。
ネットに入れるのは、パーカーのダメージを減らして加工が落ちにくくするためです。
使う洗剤は漂白剤・蛍光剤が入っていないものがいいようです。
手頃なものだとアタックZEROという洗剤がそれに当てはまります。こちらはフタを開けずにワンプッシュで使えるので便利です。
それと干すときですが、洗濯直後のブロックテックパーカーはかなり水が垂れてきます。
普通の服と同じように取り出すと床がビショビショになってしまうので、カゴか何かに移し変えるのは必須です。
そのためこのパーカーに関しては部屋干しではなくベランダなどで干すことになりますが、日陰で干すのが推奨のようです。
化学繊維は日光に当たりすぎると変色しやすいという話をアパレル店員さんから聞いたこともあるので、ここは押さえておいたほうがいいでしょう。
サイズ選びのポイントですが、ジャケットやブルゾンなどを羽織った状態で”ジップを閉じられるサイズ”を選ぶのがオススメです。
身長162cmの小松だと、ジップを開かなけばSサイズでしたが、Sで閉じようとするとキツくなったのでMサイズを選びました。
そのぶん袖丈が長くなりますが、ベルクロを絞ったり袖先を少し折り返せば調整できるので、そこはあまり気にしていません。
洗濯・手入れに少し面倒な点がありますが、雨の日にも使える軽いアウターというのはかなり便利。
スーツの上に着るという方も多く、春や秋では普段着でオシャレな着こなしを楽しむこともできる1着です。ユニクロ ブロックテックパーカー