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2021春夏ユニクロ+Jのスタンドカラーシャツをレビュー【ストライプが傑作】

小柄の小松です。今回はユニクロ+Jの隠れた名作について。

ユニクロUやJWアンダーソンより注目度が高くなってる+Jですが、早い段階で完売・サイズ欠けしてるものばかり。買えなくてガッカリしてる人も多いはず。

けれど人気がある=使いやすいとは限りません。実は今回の2021年春夏コレクションにはとびっきりの名作が隠れています。それを手に入れたくはありませんか?

その洋服が”買い”な理由をしっかりとレビューしたいと思います。

2021春夏ユニクロ+Jのスタンドカラーシャツをレビュー【ストライプが傑作】

こちらが今回紹介するユニクロ+Jのオーバーサイズスタンドカラーシャツ(ストライプ)

身長162cmの小松は68ブルーのXSサイズを購入しました。

今回のコレクションは全商品を扱ってる店舗が少なく、住んでる地域によっては実物を見れない方も多いはず。

さらに発売当日は行列ができてるところが多かった。なので店舗が近くにあっても、ご時世的に人が密集する場所には行きたくないという人もいたでしょう。

頼みの綱であるオンラインストアも、1アイテムにつき1点しか買えないという制限つき。複数サイズをまとめ買いできないので、身長が低いor高いと困るところです。

どうやら再販が決定したみたいですが、失敗しやすいシビアな状況なのは変わりません。だからこそ、買って損のないアイテムをご紹介したいなと僕は考えています。

2021年の鍵はストライプとボーダー柄

ところでアイテムを紹介する前に、どんな服を買えばいいかのカギになる話を書きたいと思います。

結論からいうと、今回の狙い目は”ストライプ”。

それは最近の洋服がストライプ・ボーダー柄などがトレンドになってるからです。

ストライプに関しては去年でもチラホラ見かけたんですが、ボーダーは今年になってから一気に広がりを見せているイメージ。

これはもともとのトレンドだけでなく”新型コロナウィルス”の影響もあると考えられます。

世の中が暗いムードになってると、人はその反動で明るくなれる洋服を欲しくなったりします。

そして服をつくる側もファッションで希望を見出だそうとする。

✴︎参考 ユニクロ+JのプリントT①

✴︎参考 ユニクロ+JのプリントT②

実際今回の+Jでは個性的なプリントの入ったTシャツがあります。

好みや使いやすさは別として、こういったユーモアのある洋服を提案することで、暗いムードを吹き飛ばそうという考えがあるのだと思います。

単純に明るい色の服をつくるというアプローチもありますが、他にも”柄”を取り入れるという方法もあります。

柄というと派手なプリントなどがわかりやすいですが、ストライプやボーダーを使うのもその1つ。

暗い色の洋服でも、ラインが入っていれば華やかな印象をつくることができます。しかも派手なプリントより子どもっぽくなりにくい。

ボーダーと比べて大人っぽく見えるのがストライプの魅力。もともと今回のコレクションにボーダー柄はないですし。

細かくいうとこれらがトレンドになった理由は他にもありますが、地味すぎず派手すぎないストライプ柄は、いま持っておきたいアイテムの1つといえるんですね。

“別のコンセプト”が隠されたクレリックシャツ

そこでおすすめしたいのが、このストライプシャツ。

シャツはスーツ要素のある洋服ですが、この服はビジネスシャツのような襟が付いていない”スタンドカラー”です。

さらに緩いサイズ×ストライプ柄にして適度にラフな雰囲気をプラス。

そうやって普段着として使いやすいよう工夫しているんですね。

近くで見ると細すぎず太すぎないラインが刻まれています。

しかも均一ではなく、太さ・色使いが交互に変わるストライプ。

グレー寄りのブルーを基盤にしつつ、見えるか見えないかのレベルで明るいブルーを散りばめています。

こうすることで適度に大人っぽさを残しつつ、着こなしにアクセントを足せる1着に仕上げているのです。

着丈は長めですが、袖丈は比較的コンパクト。

僕は腕が短めですが、袖先のボタンを閉じれば親指の付け根あたりでキレイに固定されます。

https://fabric-tokyo.com/answer/shirt/cleric-shirt

また、この洋服はいわゆる”クレリックシャツ”をベースにつくられています。

クレリックシャツとは襟・袖が違う色に切り替わったデザインのこと。

もともとは作業着として着られていて、汚れても襟・袖だけを交換できるように白を使うのがメジャーだったようです。

けれど一般的なクレリックシャツは色の切り替えが目立つもの。つまり子どもっぽくなりやすい傾向がある。

実際ネットで検索すると「クレリックシャツ ダサい」というキーワードも出てきたりします。切替の洋服=ハードルが高い、というのは直感的にもイメージできるかと思います。

ですがこのシャツの襟は暗いカラーの無地。白い襟と比べて主張が弱くてそこまで悪目立ちしません。

袖に関しても切替が目立たない位置だけになってるので、さりげないアクセントにおさまってくれる。

なので1枚で着ても比較的バランスが取りやすいシャツとして活躍してくれます。

✴︎参考 ユニクロ+Jのクレリックシャツ

ところで今回はもう1つクレリックシャツ型が出ています。襟が白いタイプですね。

なぜこの2つのバリエーションで展開してるのか?それを考えていたら、似てるアイテムが浮かび上がってきました。

実は今回のストライプシャツは”ボーダーT”も意識したデザインにしてあるのです。

https://www.beams.co.jp

昔ながらのシンプルな形。ボーダーTといえばこの2パターンを思い浮かべる人も多いはず。

無地襟×同じ色を使ったライン。この作りはクレリックシャツに近いデザインですよね?

つまりカテゴリ自体はストライプシャツですが、そこにはボーダーTの面影が感じられる(海外では縦縞も横縞も”ストライプ”と呼ばれるようです)。

いまストライプとボーダー柄が流行っていると書きましたが、ほとんどのブランドはそれらを別々で作ります。

けれど+Jは2つの柄を1つにまとめた。公式ではユニクロ+Jを”ミニマルなコレクション”と表現してますが、これぞまさに”ミニマル”といえるのではないでしょうか?

今回ストライプ柄の洋服はたくさんありましたが、色使いが対になってるのはこのシリーズだけです。

服そのものが使いやすいのはもちろんですが、ジルサンダー氏の画期的な発想に驚かされる1着。

そう表現しても決してオーバーにならないと思います。

アイロン掛けしてわかったハイクオリティさ

「+Jのシャツは”シワの付きやすさ”が気になる」という人も多いかと思います。

結論からいうと、このシャツも残念ながらシワが付きやすい素材。なのでアイロン掛けは必須です。

ただストライプ柄になっていることで、他の無地シャツよりは目立ちにくいといえるでしょう。

それとアイロン掛けしていてわかったのが、このシャツがとりわけ”立体的なつくり”になってることです。

まずはポケットですが、下の部分がめくれる仕様。

2020秋冬にも同じタイプがありましたが、これがあることでポケットが浮き出て目立つようになっています。

ボタンはさりげなく高級感があります。

グレー味のある色ですが、光の当たり方によっては虹色に見える。いわゆる”玉虫色”というやつです。

上品なストライプ柄と合わさることでハイクオリティな印象が出ている気がしますね。

裾には三角形の別布が付いてます。

右は同じストライプ、左は白地に+Jのロゴが刻まれたアシンメトリーなつくり。

ロゴ自体は去年と同じですが、ストライプと白の対比というのがちょっと面白い。

背中のプリーツ(絞り)は左右2ヶ所。

手持ちの他の+Jシャツは中央にプリーツが入ってますが、2ヶ所あるこのシャツのほうがより複雑な形といえます。

もう1つは袖の絞りですね。

実はアイロン掛けするときに1番苦戦するのがこの部分。

写真だと分かりにくいですが、絞りの数が多いので綺麗にアイロン掛けするのがなかなか難しい。

洋服は形が複雑なモノほど着たときに立体的に見えたりしますが、このシャツは袖まわりにかなり”こだわり”が感じられます。

シワ自体は目立ちにくいですが、ストライプが入ってることで、逆にアイロン掛けの折り目を付けるハードルが高くなっている。

+Jのシャツはこれで3枚目ですが、意外とコレが1番手のかかるシャツ。けれどそのぶん綺麗にできたときのシルエットは格別です。

僕もまだ苦戦中ですが、このシャツのアイロン掛けに慣れると、他のシャツがかなり簡単に思えてきます。

なので変な話、自分の洋服ケアのスキルUPも兼ねてます。ノンアイロンシャツの風合いでは満足できない”服好き”の人に向けた1着といえそう。

洗濯前後の伸び縮みを比べました。脱水時間は短めにしてます。

変化があったのは身幅が縮んだことくらい。

もともとゆとりのあるオーバーサイズな作りなので、多少縮んでも大きな問題はありません。

僕は首が太めですが、首まわりはXSサイズでも比較的ゆとりがあります。

ユニクロの通常ライン、+JのレギュラーフィットシャツでいうとMサイズくらいの幅。

第1ボタンをとめられますが、切替デザインなので首まわりは目立ちやすいです。

なのでボタンは1,2個あけて着るのがいいでしょう。シャツは首が詰まってるほど顔が大きく見えやすいので、ダラシなく見えない範囲で隙間をつくってあげるのがミソです。

・2021春夏の狙い目はストライプ
・別のコンセプトが隠されたクレリックシャツ
・手間を惜しまない服好きに向けた1着

ミニマル=シンプルなデザインと思いがちですが、しっかりしたコンセプトがあるからこそ、それがカッコよく見える。

それを実感できる唯一無二のシャツといえるでしょう。ユニクロ+J スタンドカラーシャツ(ストライプ)

 

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