小柄の小松です。今回はユニクロの部屋着を外出コーデにする方法について。
ユニクロのルームウェアは着心地がとてもいい良品揃い。
ただあくまで部屋着なので、外着として使うには工夫が必要になってきます。
上下どちらかを単体で使うなら意外と簡単なんですが、上下ともルームウェアになると一気に難しくなります。
そこで今回は、小物を使って外出コーデに変えるコツを提案したいと思います。
【ユニクロ秋冬】上下ルームウェアを外出コーデに変える活用法【メンズ】
ということで上下ルームウェアを外出コーデに変える提案です。
使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
ユニクロ:ファーリーフリースセット チェック(M)
ユニクロ+J:レザーロープベルト
ユニクロ×JWA:ヒートテックデオドラントソックス(25〜27cm)
THE ONITSUKA:ビットローファー(25cm)
TEMBEA:PAPER TOTE
soe:Key Ring With Leather Strap
KAIKO:ABSTRACT EAR CUFF
amp japan:オーバーラップリング(17号)
CULLNI:レザーパッチハット
この着こなしで気をつけたポイントを話していきます。
小物で一気に大人っぽくする
まずルームウェアをそのまま着るだけでは部屋着でしかありません。
色は黒とブラウンなので落ち着いた雰囲気がありますが、どちらもフリース素材。
そしてデザインは上がチェック柄で、下はジョガーパンツ。
スーツに近い要素はダークトーンで細身という程度。さすがにこれじゃ大人っぽさを出すのは難しいです。
トップス単体で使うなら割と簡単。
色数を最小限に抑えてスラックス・革靴を合わせる。これだけでOKです。
ただ今回はフリースのジョガーパンツも使うので、スラックス以外の方法を考える必要があります。
けれどここまでラフならやることは1つ。「他のアイテムを徹底的に大人っぽくする」という作戦でいくしかありません。
そこでまずはバケットハット。
こういったハットをかぶれば一気に大人っぽさをプラスできます。
素材はデニムやコットンより滑らかなものに。色もブラックにすることで、ウールハットのような大人っぽさが出やすいようにしました。
もう1つは革靴を使うこと。
スーツの大人っぽさを出すときには、革靴を履くのがやっぱり簡単。
トップス単体で使うときよりもさらに重要なアイテムになってきます。
ハットと革靴を合わせるとこんな感じ。
普通はこの2つを同時に使うとキメすぎになりやすい。
けれど上下ルームウェアというラフすぎる服装に合わせれば、むしろちょうどいいバランスを作ることができます。
革靴をローファーにしたのは、明るい靴下を見せやすくするため。
いくら大人っぽくてもダークトーンばかりでは地味なので、ソックスを活用するのはとても効果的です。
わざとラフな服装を組んで、大人っぽいアイテムで一気に引き締める。
セーターやスラックスではできない、ルームウェアならではの方法だと思います。
素材のメリハリを出す
ハット・革靴が最重要ポイントですが、もう1つ「素材のメリハリ」も意識しました。
ルームウェアは上下ともフリース素材。
簡単にいうとモコモコした洋服ですが、逆に小物をツルッとした素材にしてメリハリを出しました。
ハットは滑らかなモノにしたと話しましたが、バッグはPVC素材。
プールバッグに使われるビニールっぽい素材です。これを合わせて着こなしに軽さをプラスしています。
ナイロンバッグでも似たような効果は出せますが、分かりやすくメリハリを出すならPVCのほうが効果的。
とても地味な考え方ですが、こういう細かいところまで意識すると、ルームウェアっぽさを減らすことに繋がります。
レザー・キャンバスなどでもOKですが、PVCバッグを持ってるとさらに着こなしの幅が広がってくれるでしょう。
ジョガーパンツの紐をアレンジ
これはオマケ的な話ですが、今回のジョガーパンツは紐を別のものに変えています。
もともとは普通のポリエステル素材ですが、レザーのロールベルトに入れ換えて高級感をプラス。
わざと腰まわりからチラ見せして、大人っぽさとアクセントの両方が出るようにしました。
パンツ単体で比べるとこんな感じ。
こんなふうにパーツを変えるだけで、全く違う雰囲気に変わってくれます。
ただ、洗濯するときだけ毎回外すというデメリットはあります。
このまま洗濯すると内側の乾きが悪くなるからです。レザーは水に弱いと言われてるので、劣化を防ぐために外してます。
メチャクチャ面倒ですが、太いコードなら意外と通しやすいです。
それでも毎日使うなら面倒な話ですが、部屋着を何パターンか持ってるなら試してみる価値はあります。
今回はユニクロ+Jのロープベルトを使いましたが、たとえばスウェットパーカーのドローコードを外して使うのもあり。
パーカーのコードならそのまま洗濯してもOKなので、むしろ使いやすいかもしれません。
①小物で一気に大人っぽくする
②素材のメリハリを出す
③ジョガーパンツの紐をアレンジ
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。