小柄の小松です。今回は断捨離した黒いバッグについて。
黒いバッグはオシャレな服装と合わせやすいシンプルなものが多いですが、形によっては工夫をしなければ上手く合わせられないものもあります。
今回は縦長のショルダーバッグについて。当時は気に入って買いましたが、想像以上に使いどころが難しかったのでその理由を書きます。
アニアリのショルダーバッグを断捨離しました【小ぶりな縦長バッグは着こなしが難しい?】
ということでアニアリのレザーショルダーバッグを手放しました。
軽くて上品な印象もあり、内側は明るいブルーになっていたので中身も見えやすい。
さらにゴールドとシルバーの装飾がうまく合わさった良いバッグでしたが、着こなしを考えるうえでは結構苦戦していたからです。
縦長ショルダーの使い方は2パターン
縦長のショルダーバッグを服装に取りいれるときは、大きく分けて2パターンあることがわかりました。
まず1つめはロングコートの中に挟むこと。
これはアニアリとは違うバッグですが、こんなふうにセーターやコートの間に挟んで変化をつけるパターンです。
トップスの色の面積を減らすこともできるので、発色の強い服を着たときに全体の印象を少し変えてくれる効果があります。
とはいえバッグを間に挟むというのはなかなかメンドクサイ。どうせ使うなら服装の上からそのまま肩にかけるのがラクです。
ただしその場合は別の対策が必要になってきます。
縦長のショルダーバッグを肩がけすると腰回りにボリュームが出てしまうので、帽子などをかぶって顔まわりにもボリュームを足してあげる必要が出てきました。
身長が高ければそこまで違和感は出ないかもしれませんが、僕は身長162cmなのでかなり目立ちました。
もっと小ぶりなバッグを選べば解決できそうでしたが、アニアリのバッグは500mlのペットボトルが入るサイズ。日常使いするうえではちょうどいい大きさでした。
バッグのサイズを下げるとペットボトルが入らなくなって実用性に欠ける。けれどバッグが大きいと上記のような工夫が必要になってくる。
買った当初はそれでも気に入っていましたが、想像以上に面倒だったので結局手放すことにしてしまったという流れです。
バッグinバッグとして使ってました
うまい着こなしがあまり考えられなかったのですが、バッグ自体は日常生活で結構使ってました。
普通に肩掛けして使うときもありましたが、どちらかというとバッグのなかに入れてポーチ感覚で使う”バッグinバッグ”が中心。
主に無印良品のリュックのなかに忍ばせていました。
無印リュックは形がシンプルですが、内部は収納ポケットが少なめ。外側のポケットを使えばいいのですが、外ポケットに荷物を入れると中身が乱雑になるのであまり好きではなかった。
そこで内部にアニアリバッグを入れてポーチ感覚で使っていました。
ショルダーが取り外せないのがネックでしたが、明るいブルーで中身が見えやすく、ポケットも付いてる。
バッグinバッグは面倒そうでしたが、意外とこの使い方に抵抗がなく気に入ってました。
ただ、無印より使いやすいFADEN TOKYOのリュックを買ってしまったのでアニアリバッグの出番は無くなってしまいました。
このリュックは内側にもポケットが豊富なので、わざわざポーチ等を入れる必要がありません。
着こなしが限られるうえにポーチ感覚で使う用途も失った。もったいないとは思いましたが、使わないくらいなら早々に手放したほうがいいと考えて断捨離しました。
ブランドの特徴がわかったので結果的にプラス
購入してから約7ヶ月で手放してしまったのですが、アニアリというブランドの良さを知ることができたので結果的にプラスになったと思っています。
レザーバッグ=重いと決めつけていましたが、アニアリのバッグは特殊な加工がされてるので持ってみると想像以上に軽い。
日常で使いやすい工夫も盛り込んであるというバランスの良さがある。公式サイトの説明文がくだけた口調になっていておもしろいのですが、モノ作りの姿勢にはかなりストイックさを感じます。
ブランドの日用品としての使いやすさを知ることができたので、買い物用のエコバッグを探すときもまずアニアリにないか調べてみました。
これが結果的に大当たり。軽いし大きさもちょうどよく、普通のエコバッグではできない持ち方もできるので既に結構な頻度で使っています。
2020年7月からレジ袋有料化の流れが強くなるので、エコバッグを使う頻度はさらに増えます。
明るい色のバッグを持つのは1年半ぶりなので勇気が入りましたが、日常で使う場面がハッキリ決まってるので、しばらく新しい着こなしが思いつかなくても手放すことはおそらくない。
話が脱線しましたが、ショルダーバッグを通してアニアリの良さを知ったので、個人的にはプラスな買い物でした。
レザーバッグなので値段は高いですが、アニアリは他のレザーブランドと比べると価格はおさえめで使いやすさは抜群。
シンプルで使いやすいという点はユニクロや無印良品に通じるものがあります。オシャレな日用品が欲しいという方は一度手に取ってみるのがオススメです。