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FADEN TOKYOの018_Nicoは雨に強いリュック【無印良品との違いもレビュー】

小柄の小松です。今回は雨の日でも安心して使える多機能リュックについて。

男性のファッションにはいろんなバッグがありますが、そのなかでもリュックは特に機能的なアイテム。

書類や小物入れはもちろん、仕事後にジムに寄ったり買い物用のエコバッグとしても使える実用的なバッグ。

そんな便利さをキープしつつ、雨の日でも安心して使えてファッション性のあるリュックがあれば理想的。

その理想に限りなく近いといえるのがFADEN TOKYO(ファーデントウキョウ)のリュックです。

FADEN TOKYOの018_Nicoは雨に強いリュック【無印良品との違いもレビュー】

こちらが今回紹介するFADEN TOKYOの018_Nico

このブランドからは020_Reedという大型リュックも出ていますが、身長162cmの小松はコンパクトモデルの018_Nicoを購入しました。

公式サイトによると、機能は18個説明されています。

1.ポケットストッパー
2.熱伝導、バイブレーションポケット
3.防水生地
4.止水ファスナー
5.折り畳み傘、ペットボトル収納エリア
6.シューズ格納エリア
7.ふかふか持ち手
8.12個のインナーポケット
9.180度開くメインエリア
10.大型アウトポケット
11.隠しポケット
12.スーツケース固定ベルト
13.インナーポート機能
14.ヘッドフォンホルダー
15.三脚、スケボー固定ベルト
16.開くサイドポケット
17.チェストストラップ
18.PC専用エリア

これらすべての機能を活用してるわけではないので一部深掘りできない点がありますが、使っていて感じた点をできる限り紹介します。

多機能ゆえ写真が少し多くなるので、説明がコンパクトな部分はご理解ください。

中身が濡れない防水性ナイロン

まず素材について確認していきます。

このリュックは水を弾く撥水性のあるナイロン素材が使われています。

ナイロンといってもさまざまな風合いのものがありますが、この素材はどちらかというと”コーデュラナイロン”に近いタイプ。

コーデュラナイロンは光の反射で”テカり”のようなものが出やすいですが、FADEN TOKYOのナイロンは自然な光沢がある風合いといったところ。

ちなみに愛用者の多い無印良品のポリエステルリュックも撥水加工がされていますが、強い雨にあたると内側の荷物が濡れてしまう場合が多め。

一方FADEN TOKYOのナイロンリュックは強い雨に当たっても内側の荷物が濡れることはありません。

それは素材だけでなく、ジップを止水テープにしていることも大きな理由。

正面のダブルポケットも同じ仕様になっているので、雨の日にリュックが傘からはみ出ていても、中身まで浸水する心配はありません。

止水テープはジップが開けにくいイメージを持つ方もいると思いますが、長めのストラップが付いてることもあり、1ヶ月使っていて引っかかることはありませんでした。

ショルダーの長さを調節するストラップは、より光沢の強いナイロンが使われています。

よく見るとかなり細かく縫製してあり、強度を高めるだけでなく立体的でキレイな模様のようになっています。

ちなみに無印良品と比べると横幅とマチが広めです。

無印良品は縦横マチが43×32×14cm。FADEN TOKYOは42×33×18cm。

具体的な収納力に関してはあとで書きますが、コンパクトな無印良品と比べると、大きすぎないギリギリのサイズといった印象です。

ファッションという観点で見ると、ロングコートなど着丈の長いアウターと合わせたときにしっくりくる大きさといえるでしょう。

耐久性や肩の負担を減らす工夫アリ

ここからは各パーツの特徴をさらに深掘りしていきます。

まず上部の持ち手は厚みがあってとても丈夫なつくり。

ここがペラペラだと手持ちしたときに引きちぎれそうで不安になりますが、荷物が少なめであればフックに引っ掛けたとしても引きちぎれる心配はありません。

次にショルダー部分ですが、こちらもかなり厚みのある素材。

厚みがあることで肩への負担は最小限に抑えられ、裏がメッシュ状になっているので滑りにくいよう工夫されています。

また、背面にはスーツケースに取り付けられるベルトあり。中央はマジックテープなのでしっかり固定できます。

下部には簡易ポケットが付いています。

夏は保冷剤、冬はカイロを入れるなどすればリュックで暑さ・寒さ対策が可能。裏面はツルっとしているので”貼るカイロ”にも対応しています。

裏全体がメッシュだと摩擦が増えて洋服を痛めやすいですが、部分メッシュになってるので服への負担は軽減されています。

これは個人的な意見ですが、電車やバス内でリュックを”床置き”するときはショルダーをしまうのがオススメです。

まずストラップがダラっと伸びてると通路の邪魔になりやすい。コンパクトにしておけば人が通るたびにリュックをどかす回数が減ります。ストラップを踏まれるのもイヤですし。

そして雨の日の満員電車など、床が汚れているけどどうしても置く必要があるときも有効。

いくらナイロン素材とはいっても、ストラップが汚れるとあとで背負うときに背中も汚れるので、しまっておけばそれを最小限に抑えられます(ちょっと考えすぎですが)。

サイドポケットは左右非対称。

正面から向かって右側はマジックテープとマグネットで開く仕組み。カードケースなど小ぶりなものが入る大きさです。

反対側はマジックテープのみ。

500mlのペットボトルが収納可能です。

背面には独立したポケットあり。

こちらは左右からアクセスできる仕様です。

下部にもスニーカーなどが収納できる独立したポケットがあります。

靴の大きさによっては縦横どちらの向きにも収納可能。トレーニングジム用のスニーカーを別で持っていく方向けです。

最下部にはカメラマン向けの三脚を挟めるストラップ付き。

実際に固定するときは、画像のようにストラップを絞って挟む形になります。

ところでショルダーには両脇を固定できるチェストストラップが付いています。

マグネット式なので着脱はラクですが、これはファッション的には少しデメリットがあります。

固定できるのは便利ですが、どうしても見栄えが悪くなってしまうからです。

公式の説明だと取り外し可能となってますが、実際は取り外せませんでした。

ショルダー裏に隠してしまえばそこまで目立たないですが、いちいち隠すのは面倒。

マジックテープorボタンで取り外しできるようリメイクを検討中です。

ノートPCだけでなく傘専用ポケットまでアリ

次は内部の収納力です。画像は13インチのMacBookです。

ノートPCの収納は底面にクッション性がある背中側ポケットが適しています。

もう1つのポケットはこのような感じ。

細かいポケットとカギを掛けられるフックストラップ。さらに横には折りたたみ傘専用ポケットが付いています。

傘ポケットは取り外し可能。傘は長さ27cmのユニクロのコンパクトアンブレラです。

メインエリアと反対側にもポケットあり。

ちょっとわかりにくいですが、赤丸部分はマジックテープ式。こうすることでリュックを開けたときに荷物が引っかからないよう工夫しています。

それにしてもここまでポケットが仕込んであるとちょっとした要塞のようです…。

以上かなり細かい作りになっている018_Nicoですが、すべての機能を使う必要はないと思ってます。

これだけの機能を詰め込んでいるにも関わらず、パッと見はシンプルなリュック。「使う人を選ぶリュック」ではなく「買った人が使い方を選ぶリュック」といえます。

必要最小限という意味でのミニマリズムとは逆の発想ですが、機能的なリュックというジャンルではズバ抜けていると感じます。

・世の中の多機能バッグは個性的なシェイプしかない
・”ファッションに使える多機能バッグ”
をつくりたい

FADEN TOKYOは上記のコンセプトを掲げてますが、まさにそれにふさわしいリュック。2020年3月現在、公式サイト以外だと渋谷PARCOのアダムエロペにて取り扱いがあるようです。

FADEN TOKYOはユーザーの声を反映させてアップデートを繰り返しているので、今後さらに使いやすくなる可能性もあります。気になる方はぜひチェックしてみてください。FADEN TOKYO 018_Nico

 

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