小柄の小松です。今回は無印良品のポリエステルリュックの良さについて。
アパレル関係者も愛用する人が多いと言われる無印良品のPCポケット付きリュック。
僕は途中で新しいモデルに買い替えしつつ約3年半お世話になりましたが、別ブランドのリュックをメインで使うことにしたので断捨離します。
…という記事を書こうと思ったのですが、あまりにも思い入れがありすぎてなかなか捨てられない。
そこでこの機会に、あらためて無印リュックの良さを振り返ってみたいと思います。
無印良品のPCポケット付きリュックを断捨離したいけど、なかなか捨てられない
繰り返しになりますが、無印良品のデイバッグを手放す決意がなかなかできません。
無印リュックは雨の日に中身が濡れやすいというデメリットがありました。
それを解決できるFADEN TOKYOのナイロンリュックを購入し、現在は完全にそちらに切り替えました。
にも関わらず、無印リュックは見れば見るほど完成度が高すぎて、どうしても手放す気になれないのです。
“自立する”はリュック選びに欠かせない要素
僕が日常使うリュック選びで重視してるのは「安心して使えるリュックらしいリュック」であることです。
そのなかでも最近特に重要だと気付いたのは、置いたときに”自立”すること。
無印リュックは荷物を入れていなくても、このようにキレイに自立してくれます。
当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、たとえばビジネス想定の縦長リュックだとこんなふうに自立してくれないものが意外と多いです。
カフェなどに寄ってイスや床にリュックをパッと置く。自立しないリュックだとダラっと倒れてしまい、ちょっとしたストレスを感じてしまうもの。
軽量でありながらキレイに自立する無印リュック。当たり前のようですが、使いやすいリュックとしては外せない要素だったのです。
リュックはファッション・日常の主役ではない
これは無印良品の特徴でもありますが、このリュックにはブランドのロゴが存在しません。
ロゴというのはブランドを象徴する要素の1つですが、強調されているとアイテム自体の主張が強くなってしまうもの。
これは先日購入したFADEN TOKYOのディレクターさんも書いていたことですが、ファッションでも日常生活でもバッグは主役ではありません。
ファッションではシルエットを調整する補佐として、日常では必要なものを持ち運ぶという機能性重視。バッグだけが目立ってしまうのは個人的にも好きではありません。
肩の負担を減らすショルダー、ペットボトルや小物が入るサイドポケット、開きやすいジッパーなど。
無印リュックを実際に使ってみると、日常生活でストレスを感じさせないよう工夫が詰まっていることがわかります。
「雨の日に荷物が濡れやすい」という点を除いたら、これほど実用的でシンプルなデザインに削ぎ落とされたリュックというのは貴重な存在といえるんです。
リュック選びの入門・基準として最適
無印リュックは「これからオシャレになりたい」という人にとって入門アイテムともいえるバッグです。
僕が最初に購入したのは2016年の秋頃。洋服に興味を持ちはじめた初期に買ったバッグの1つでした。
子どもっぽくなりがちなリュックをスッキリ見せてくれるデザインや形。これはとても安心感があるものでした。
この記事を書いてる時期は雨の日が多いこともあり、現在はFADEN TOKYOのリュックだけを使っていますが、あまりに思い出深くてパッと手放す気になれないのです。
この記事を書く少し前に無印リュックについて調べていたのですが、コムデギャルソンのリュックは無印良品ととても似た形をしているそうです。
実物を何度か見た記憶はあるんですが、当時はきちんと見ていなかった。
似てるようでシルエットには違いがあるらしいので、実感としてどれくらい違いがあるのかを確認してみたいという気持ちもあります。
なので少なくともギャルソンとの比較をするまでは無印リュックは手元に残しておこうかと考えています。
手頃な価格で買えるのはもちろん、最小限必要な機能をスッキリまとめた無印良品のリュック。
手放すにはあまりにも惜しい、完成されたリュックであることをあらためて実感します。