ファッション

なぜ洋服を試着しないで買うと失敗するのか?【苦手・面倒でも着る】

小柄の小松です。今回は洋服を試着するメリットについて。

ZOZOTOWNなど通販サイトが充実してるとはいえ、洋服は店舗で買う人のほうがまだまだ多いはず。

そのとき特に重要なのは”試着”。

面倒ですがこれは必ずやってほしい作業の1つです。

なぜ洋服を試着しないで買うと失敗するのか?【苦手でも着る】

タイトル通りですが、洋服は試着しないで買うと失敗する確率がグンと上がります。

なかには試着せず直感で購入する人もいるようですが、着こなしのテクニックに自信がない人はそういった買い方を避けたほうがベター。

・ジャストサイズの思い込み
・合わせたい服を着て試着する
・時間をかけて選ぶメリット

これらについて順番に書いていきます。

「ジャストサイズは〇〇」というのは誤解

洋服や靴を何点か買ったことがある人は、どのサイズが自分に合うか何となくイメージがあると思います。

・身長が低いからSサイズ
・お腹が太っているからLサイズ
・靴はいつも25cm

けれどこれらがいつも正しいとは限りません。

たとえば洋服はユニクロでしか買わないという人でも、服によってはMが合ったりXLがピッタリだったりするのです。

そもそも洋服のサイズをS,M,Lで分類するのにはムリがあります。

同じ身長170cmでも、細身の人もいれば太ってる人もいますよね?

しかも太ってるのがお腹なのか脚なのかもみんな違う。ほぼ同じ体型でも、顔や首が太いというパターンもあります。

つまり厳密にいうと人の数だけサイズは違うし、もっというと着こなし方によっても違う。それをS,M,Lなどですべてカバーするのは本来不可能な話なんですね。

だからジャケットとスラックスをセットで買うときも、同じサイズを選べばいいとは限らない。

たとえば僕は身長162cmで小柄なほうですが、このTシャツはSではなくMサイズ。

このTシャツは着丈が短め。サイズが小さすぎると腰回りの体型がバレやすいので、少し大きいMサイズにしてスタイルの悪さを誤魔化しています。

「自分はチビだからSが合ってるはず」

もしこのように決めつけていたら、僕はこのTシャツのサイズ選びに失敗していたでしょう。

今度はシャツですが、こちらは逆にXSサイズを選んでます。

シャツの着丈は十分な長さがあるので、上のTシャツと違って腰回りの体型がバレにくい。

サイズを下げると身幅が狭くなりますが、もともと身幅が広いシャツなのでXSサイズにしてもパツパツな印象は出ません。

ユニクロの通販サイトをみるとお客さんのレビューが載っていたりしますが、これも参考にならないことが多いです。

身長と体重が載っていない場合はもちろん、それらが載っていても体型は皆ちがうもの。

やたらと否定的なコメントを見かけることもありますが、別の人にとってはちょうどいいサイズに収まってる場合もあり得ます。

Amazonでガジェットの特徴を知りたいときはレビューが参考になったりしますが、洋服は着るものなので個々人によって差が出てしまう。

✴︎参考 ユニクロのサイズ表

通販サイトにはサイズ表が載ってることが多いので”予想”をすることはできます。

ただ生地の厚さやデザインによって微妙に違うので、同じ数字だったとしても実際に着ないとわかりません。

なのであくまで”予想”なんですね。

もっというと同じTシャツ・同じサイズでも”個体差”があったりします。

洋服は同じ型を大量生産したりしますが、すべてが通販サイトの数字通りに作られているとは限りません。

片方が着丈65cmでも、もう片方は着丈67cmということはザラ。同じサイズなのに片方は身幅が狭くてパツパツになるということもあります。

なので1週間前の試着でSでいいと分かっても、いま店頭に残ってる服は微妙にサイズが変わってる可能性がある。

ゲームでも同じキャラで能力値が違ったりしますよね?あれと同じことが洋服でも起こるんです。

細かいことばかり書いてますが、これらは買う直前に試着すればすべて解決できることです。

「何度も試着するのはお店に申し訳ない」という人もいるかもしれません。その気持ちは大事にしてほしいですが、店員さんはそこまで気にしていないので特に問題ありません。

洋服を着るのはあなた自身です。買った洋服が大きすぎたり小さすぎたりすると、あとで後悔することが結構多い。

ユニクロだとタグとレシートが残っていれば購入後でもサイズ交換・返品ができますが、むしろそれをお願いするほうが気まずくないですか?

なので洋服は試着して買うというのを基本にしてみてほしいです。

合わせたい服を着て試着する

そして試着するときは合わせたい服を着てくるのがオススメです。

頭の中でイメージしていても、実際に合わせてみると意外とハマらないこともある。

なので合わせたい洋服や靴を持っていき、イメージ通りの組合せになるかを照らし合わせてほしいのです。

これはどの店にいくときも基本にしてほしい考え方です。

モノ単体で見たらSサイズが適していても、手持ちの服とのバランスを考えたらMサイズのほうが場合もあったりします。

もちろん思いつきで店に寄ったときは事前に用意できないですが、その服の情報をあらかじめネットで調べてある場合は用意しておくのがベター。

イメージ通りにならなかった場合、お店の他の服と合わせたらうまくいくこともあります。

最初は興味がなかった服でも、実際に着てみたらその魅力がわかり、むしろそっちのほうが自分にピッタリということもあるんですね。

通販サイトで複数のサイズをまとめて買うという方法もありますが、ネットだと洋服の特徴を”平面的”にしか捉えられない。

けれど店舗では試着もできるし、他の服も視界に入る。つまり洋服を”立体的”に選ぶことができます。

合わせたい服を着て実際に試着する。アナログな方法ですが、洋服ではこういったやり方が1番効率がいいのです。

時間をかけて選ぶと愛着が出る

これは感覚的な話ですが、時間をかけて選んだ洋服はそのぶんだけ愛着が湧いてきたりします。

・サイズを比較する
・ボタンを閉じるor開ける
・重ね着や小物合わせを試す

その場で試したことが多ければ多いほど、その服を何度も着たいと思えることが増えていきます。

上で”個体差”の話をしましたが、サイズ選びをしてると自分の体型にハマるものが出てきたりします。

デザインが気に入っていてストレスも感じない着心地の服。それが見つかったときはなんとも言えない嬉しさがあります。

どれだけインターネットが発達していても、こういったアナログな作業を踏まえて選んだ服は最高の1着になってくれる。

大げさな表現ですが、それは1000円のTシャツでも万単位のアウターでも同じです。

もちろん失敗することもありますが、着こなしを工夫すればカバーできることも多いです。

いまは解決策が思いつかなくても、新しい洋服を揃えていくと途中でピンとくる瞬間が出てきたりする。

クローゼットの収納力には限界があるので、増えすぎたらどれかを手放す必要もありますが、結局残る服って時間をかけて選んだものが多い。

洋服は突き詰めると趣味の世界ですが、毎日の生活を支えてくれる日用品でもあります。

試着が面倒なのは間違いないですが、ジックリと時間をかけて選んでみるのを強くオススメしたいと思います。

ということで今回のポイントは…

・ジャストサイズは服単位で違う
・合わせたい服を着て試着する
・時間をかけて選ぶと愛着が出る

あくまで提案ですので悪しからず。

この考え方を頭の片隅に入れてもらえれば嬉しいです。

 

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