小柄の小松です。今回は地味になりがちな夏の着こなしについて。
暗い色の服が好きな場合、気付いたら夏場も上下黒にしてしまうことがありがち。僕自身も落ち着いた色の服ばかり持ってるのでついついモノトーン系を使ってしまいます。
そんな上下黒い服装を少しでも明るく見せたいときはバッグで色を足すのが効果的です。
夏のオールブラックコーデが地味な服装になる→グレーのトートバッグで解決
ということで上下黒い服装にグレーバッグを合わせた着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
supply-the-right:プリントTシャツ(M)
ユニクロ:EZYアンクルパンツウルトラストレッチ(S)
Amb:レザーグラディエーターサンダル(38)アニアリー:レザートートバッグ
デンハム:レザーベルト
Paul Smith:オーバーチェックキーリング
テンデンス:ラウンドガリバー
Paul Smith:スクエアサングラス
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
グレーと黒の相性の良さを活かす
まず今回の服装は上下黒。Tシャツも白いプリントなのでかなり暗い白黒の組合せ。
そこでバッグなどで明るさをプラスするという方針を取りますが、こういった服装と相性がいいのが”グレー”です。
グレーは白と黒を混ぜ合わせて作られることが多く、白と黒の中間色といえる色。
なので上下白黒の服装に合わせてもバッグだけが浮くことが少なくなります。
明るいバッグといってもオレンジやイエローなどいろんなものが考えられますが、あまりに発色が強いと服装によっては相性が悪くなることもあり得ます。
けれどほどよく明るいグレーを使ってあげれば組合せの選択肢は拡がります。白と黒はいろんな着こなしに合わせやすい色なので、その2色の要素が詰まったグレーも同じ。
バッグが明るいと視線が下がって身長が低く見えやすいですが、今回のようにプリントTや眼鏡などを付けて上半身に目線がいくようにすればバランスを取ることができます。
レザーバッグで大人びた印象をプラス
今回使ってるバッグはレザー素材のもの。
グレーは黒より明るい色なので少しラフな印象が出ますが、革製のバッグを選ぶことでなるべくスーツのような大人っぽさが残るようにしました。
ちょっと変わった持ち方をしてるのでところどころシワが出ていますが、これもレザーであることでバランスが取れている状態。
仕事用のYシャツ・スラックスにシワがあるとダラしない印象が出ますが、普段着でのシワはくだけた印象を出す要素にもなります。
シワがあることで悪目立ちする服もありますが、適度なシワであればそれが着こなしに変化をプラスしてくれることもある。
変化を付けつつ大人びた印象をプラスしたいときは、明るいレザー素材を選ぶのがいいでしょう。
キーリングを腰から下げるメリット
最後に着こなしそのものの工夫ですが、今回はスラックスに付けたベルトからキーリングを下げています。
Tシャツのプリント位置が少し上にあるので、腰回りに装飾を足すことでアクセントが均等に散るようにしました。
胸元のプリント、腰まわりのキーリングやバッグ、さらに白が入った足元のレザーサンダル。
ほぼ等間隔でデザインや小物を入れることで、どこか1ヶ所だけが悪目立ちしないよう工夫しています。
この均等に小物を配置するという発想は他の服装でも応用が効く考え方なので、着こなしのバランスを取るときに意識してみるのがおすすめです。
ちなみに今回のキーリング、かなり無理矢理見えるようにしています。
Tシャツの着丈が長めなので、そのままだとキーリングが見えない。そこで小物を引っ掛けられるリング付きのベルトを使い、さらにキーリングも長く見せるようにしました。
かなり面倒ですが、こういった工夫ができるアイテムが揃っているといろんな着こなしに活かすことができます。
上下モノトーンの服装にはグレーバッグが合う。さらに大人っぽさを残したいときはレザー素材を選んでみる。
夏場の地味な服装を調整するときはぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。