小柄の小松です。今回は断捨離で起きる後悔とその予防策について。
持ち物を減らしてスッキリした生活をしたいという方は断捨離をすることになりますが、やりすぎると大切なものまで失ってしまうこともあります。
以前、こんなツイートをしました。
断捨離は使ってないものを捨てるだけで進むけど、途中から時間・体力を使う作業になってきます。思い入れのある物は、使わなくなってたとしても大切なものが詰まっているから手放すと後悔することもある。
断捨離したことで、大事な思い出・自分の生きがいまで捨ててしまわないように気をつけたい。
— 小柄の小松 (@komatsu162) July 4, 2019
断捨離は使ってないものを捨てるだけで進むけど、途中から時間・体力を使う作業になってきます。思い入れのある物は、使わなくなってたとしても大切なものが詰まっているから手放すと後悔することもある。
断捨離したことで、大事な思い出・自分の生きがいまで捨ててしまわないように気をつけたい。
ある程度モノが減ってきてからさらに断捨離したいと思ったときにつけたほうがいいこと。
これについて深掘りしていきます。
断捨離で大切なものまで失って後悔した話
繰り返しになりますが、断捨離は一定の量を超えると大切なものまで失って後悔するパターンがあります。
断捨離は1度勢いがつくと捨てることに快感を覚え、歯止めが効かなくなりやすいからです。
たとえば僕の場合、このトートバッグがそうでした。
あまり着てない洋服を断捨離していくなかで、終盤まで手放さずに残っていたんですが、最終的にこちらも断捨離してしまいました。
いまは買い直したんですが、袋から取り出して触った瞬間、1度捨ててしまったことを悔やんで思わず泣いてしまったほどです。
僕の場合は買い直せたから良かったですが、モノによっては2度と取り戻せない場合もあるでしょう。
それを予防するために、3つの問いかけをしてあげるのがいいと考えています。
①勢いに任せてないか?
②使わなければ不要なのか?
③自分に”できること”を潰してないか?
これらについて詳しく書いていきます。
①勢いに任せてないか?
先ほども書きましたが、断捨離は勢いがつくとそれが快感になって歯止めが効かなくなります。
この快感が抑えられなくて”断捨離依存症”という状態になってる方もいるようです。
またSNSなどで「今日は〇〇を断捨離しました!」というと「おぉ!やりましたね!!」なんて反応をもらえたりします。
実際僕もクラッチバッグを断捨離したときにSNSで反応がありました。
自分の考えはやっぱり正しいという思いが強くなり、他に捨てられるものはないかと必要以上にこだわるようになりました。
もちろん本当に不要なものを持っていても仕方ないですが、勢いやSNSでの反応欲しさに断捨離を進めるのは本当に危険。
きちんと理由があるか?ただの勢いになってないか?どちらなのかを自分で把握したうえで断捨離を決めたほうがいいです。
②使わなければ不要なのか?
一見矛盾する話ですが、使わないければ不要なのかと自分に問いかけるのもオススメです。
自分が本気で欲しいと思って買ったモノなら、いまほとんど使ってなくても持っている必要があるかもしれないからです。
僕の場合だとこのDVD。
買った当時は毎日のように観ていましたが、いまは半年とか1年に1回観るくらい。
パソコンに取り込んでしまえば映像は観ることができますが、どうしても現物を取っておきたいので、DVDプレーヤーとセットで残してあります。
使う頻度は少なめですが、何かのキッカケでもう1度観たいと思うことがよくあるので、僕にとっては必需品。
もちろん何から何までこの考え方で保存しておくと断捨離が進みませんが、強烈な思い出が残っているものなら無理して手放す必要はないはず。
使わければ不要なのか?これも自分に問いかけてみてほしい言葉です。
③自分にできることを潰してないか?
断捨離したことで、自分にできることまで手放してないか?これも1度問いかけてみてほしいです。
特に仕事や趣味で使っていたものを断捨離してしまうと、これまでできていたことがやりづらくなってしまうからです。
僕の場合は最初に載せたトートバッグがこれにあたります。
このブログはもともと低身長男子のファッションの記事が中心でしたが、トートバッグを手放したことで紹介できる着こなしが大幅に削られました。
ミニマリストに関する記事をメインにしようと思って捨てたんですが、結局自分は低身長ファッションのほうが記事が書けるので書い直すことに。
モノを手放したことで、自分にできることまで捨ててしまっていたんです。
たとえばノートPCなんかもそうです。
実際なくてもスマホだけで作業はできる。けれどないと困る場面は絶対にあります。
13インチが大きいから12インチに変えたいと思ったこともありますが、できることが限られてくるので、今後作業の幅が増えたときに困るかもしれない。
できる選択肢が多すぎると、かえって何も始められないという場合もありますが、便利な道具を必要以上に手放すのは後悔につながりやすい。
自分のできることを潰してないか?これも問いかけてみてほしいです。
勢いに任せて断捨離を進めていくと、大事なものまで失ってしまうことがあります。
本当に捨てたいものなのか。モノとじっくり向き合う時間をつくってみることは必要です。