小柄の小松です。今回はハイネックTシャツの重ね着で注意してほしいポイントについて。
襟が少し高いハイネックは着るだけで秋冬らしさをプラスしてくれる便利な洋服。
ただ合わせる服によってはちょっとした工夫が必要なときがあります。
秋冬のハイネックTの重ね着で気をつけること【襟の高さ・小物の大きさ】
ということでハイネックTシャツを使った着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロ:ソフトタッチハイネックT L
ユニクロ:エアリズムUVカットカーディガンM
ユニクロ:カラーステイスリムフィットジーンズ28
CONVERSE:ジャックパーセル25.5cm
KAIKO:レザーネックバッグS
Daniel Wellington:ダッパーシェフィールド38mm
JINS:ファインフィットシートチタン
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
襟の高さはアウターの厚みに合わせる
まずこの着こなしで意識しているのは首まわり。
厚みのないカーディガンに合わせて、ハイネック Tシャツの襟を小さく折りたたむことで、重ね着の繋ぎの違和感を減らすようにしています。
単純に1回折ったただけですが、それでもクルーネックよりは高さがあるので、ほどよく秋冬の季節感を出すことができます。
襟の高さで印象が変わるかどうかを比べてみます。
ハイネックTをそのまま着ていると、妙に襟だけが浮いてる気がしませんか?
首・手首・足首などの”先端”は僕らが思ってる以上に目立ちやすい部分。首だけが目立つと顔の大きさが強調されてしまうので、スタイルが悪く見える可能性があるんです。
逆に分厚いアウターと合わせるときは襟のボリュームが必要になってくるので、どんなときでも折りたたんだほうがいいとは限りません。
少なくともハイネックTを生地の薄い服と合わせるときは、1番バランス良く見える襟の高さを探ってみるのがオススメです。
ハイネックにはボリュームのある小物を
今回首から下げているのはレザー素材のカードケースですが、これもハイネックに合わせて選んでいます。
ハイネックは襟に高さが出るので、それに合わせて小物も大きいものにして上下でバランスを取りました。
以前クルーネックTシャツの上からカードケースをぶら下げたことがありましたが、これは失敗例。
こうするとカードケースだけが目立ってバランスが悪くなり、むしろ付けないほうが良かったなんてことが起こりやすいんです。
また黒のカードケースを合わせることで、オレンジの面積を少し減らしています。
このハイネックTは起毛素材なので少し落ち着いた色味になっていますが、それでも色のインパクトが強くなってしまうのは事実。
小物を挟めばノッペリした印象を抑えることができて、単調な着こなしを立体的に見せることもできるんです。
小物はあったほうがいいときもあれば、ないほうがスッキリして見えるときもあります。
襟の高さや色の面積など、アイテムの特徴を見て最適な小物を選ぶようにしてみるのがいいでしょう。
白い腕時計で発色の強さを散らす
カードケース以外に腕時計を付けていますが、これはハイネックTの色とバランスを考えています。
少し目立つ色を1色使ったときは、どこかに白い部分があったほうがバランスが取れることがあるからです。
たとえばこの着こなし。ブラウンシャツに白Tシャツを重ね着しています。
ブラウンは比較的落ち着いた色ですが、白を適度に散りばめることでシャツだけが目立たないようにしていました。
また今回ぶら下げているカードケースにはシルバーの金属が付いています。
シルバーは白と黒が混ざったモノトーンとして扱うこともできる色です。なので白い時計を合わせることで全体の統一感を狙いました。
試しに加工アプリで時計の白を塗りつぶしてみました。
派手すぎず地味すぎない着こなしをしたいときはモノトーン+1色という方法が効果的ですが、白の有り無しで印象は変わってきます。
黒時計のほうが先端をシュッと引き締めてくれるので、好みが分かれるかもしれません。
ただコーディネートが少し重いと感じるときは、白時計で違いを確認してみるのも選択肢としてアリだと思います。
ほどよい高さを出してくれるハイネックですが、重ね着するときは組合せによって形をアレンジするのがおすすめ。
襟の形を変える・小物で調整するなど方法はいろいろあります。ぜひ試してみてください。